京都の6月の和菓子と言えば"水無月"。
旧暦の今頃は梅雨も明け夏本番を迎える頃。
宮中では氷室で保存していた氷を食し暑気払いをしていたそうです。
無論庶民には夏に氷を手に入れるのはおろか、見る事も叶わぬ贅沢品。
そこで氷の結晶に見立てた三角のお菓子に小豆をのせて魔除けの意味を込めた"水無月"が誕生しました。
豆は"魔滅"に通じるところから来たと言われています。
京都には幾多の和菓子店がありますが"仙太郎"さんのが一番!
外郎の食感と小豆の甘さ加減が絶妙です。
今回は高島屋京都店で購入。相変わらず"限定"に弱く8月末までのお菓子"玉露かん"も購入。
京都の中心四条河原町に店を構える高島屋さんだけに和菓子の多くの名店が出店され、また、有名店の商品だけを販売しているコーナーもありますが行列が出来ているのは"仙太郎"さんのみ!
地元京都の人たちにも人気の和菓子店です。
15分くらい並んで水無月の白と抹茶、限定の玉露かんを購入。
帰宅して頂くのが楽しみです。
宮中の行事が形を変えて庶民に浸透している京都。(正月に頂く"花びら餅"など、、、)
千年の都の伝統文化を思います。
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