二尊院を後に、次に常寂光寺に来ました。
こちらの紅葉は二尊院に比べ、かなり色づきが遅れているようです。
常寂光寺は「百人一首」の編纂で知られる藤原定家の山荘「時雨亭」跡の候補地のひとつです。
16世紀末に日禛(にっしん)が隠棲した事から寺の歴史が始まっています、
また、入口にある黒い門は本圀寺から移築された仁王門で南北朝時代のものと言われています。
長い石段を登ると"展望台"があり遠くの比叡山や双ヶ丘が遠望出来ます。
本堂は伏見城客殿を移築した建物と言われています。
先ずは本堂にお祀りをし、更に高台にある多宝塔へと登ります。
いつもの年なら、多宝塔を覆うような紅葉風景を見せてくれますが、今年の夏の猛暑や少雨の影響からでしょうか?色づきが遅れています。
鐘楼付近の紅葉や山門付近の石蕗の花が境内に彩りを与えています。
月末から12月の第1週あたりまで紅葉が楽しめそうです。
「書置き」ですが、お題目の御朱印を授与して頂き、またまた藤原定家山荘跡のひとつとされる厭離庵へて向かいます。
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