さて、今日7月26日に鹿ケ谷安住山安楽寺で毎年恒例のカボチャ供養が9時から15時まで行われています。
寺伝によれば江戸時代寛政年間の初め、京都の粟田に住んでいた玉屋藤四郎が青森に旅行した際にお土産にカボチャの種を持ち帰り、それを鹿ケ谷の庄米兵衛に与え、この地で栽培したところ、突然変異を起こし、瓢箪の形になったと言われています。
この頃の安楽寺の住職真空益随上人が本堂で修行中にご本尊の阿弥陀如来様から「夏の土用の頃に鹿ケ谷カボチャを振る舞えば中風にかからない」と霊告を受けたそうです。
以降、7月25日を供養日に定め、今日に至っています。
220年続く京都の夏の風物詩になっています。
受付、給仕などは檀信徒の方々が行われており配膳は小学生の女の子が行っていて、非常に手際よく参拝者をさばいていました。220年続く伝統行事を子供たちが守り、継承しているところが京都の良き文化だとつくづく感じます。
カボチャを頂いた後に本堂や書院の設えを拝見し次の真如堂へと徒歩で向かいました。
こちら真如堂では毎年この日に虫払会が行われます。約200点の寺宝の点検と虫干しを兼ねて一般に公開されます。本堂内に所狭しと寺宝が展示されています。僧侶の方々が説明をされています。
あまりの多さにひとつひとつ見ていくと3時間くらい掛かりそうです。天台宗のお寺なのに親鸞上人の像があったり、天台宗も後に密教化していくので金剛界曼荼羅、胎蔵界曼荼羅、不動明王の掛軸があったりと見どころは多いです。堂内は撮影禁止なので残念ですが行って損はない日です。
また、本堂の回廊では薬湯の琵琶湯が振る舞われ、反対側では、寺宝を納めている箱が干されていました。
13:30から京都御苑の旧閑院宮邸のレクチャールームで僕の所属する「京都の観光文化を考える会 都草」の方が講師をされている「明治維新150年記念連続講座」に参加しました。今回のテーマは「猿ヶ辻の変と八月十八日の政変」です。
寺伝によれば江戸時代寛政年間の初め、京都の粟田に住んでいた玉屋藤四郎が青森に旅行した際にお土産にカボチャの種を持ち帰り、それを鹿ケ谷の庄米兵衛に与え、この地で栽培したところ、突然変異を起こし、瓢箪の形になったと言われています。
この頃の安楽寺の住職真空益随上人が本堂で修行中にご本尊の阿弥陀如来様から「夏の土用の頃に鹿ケ谷カボチャを振る舞えば中風にかからない」と霊告を受けたそうです。
以降、7月25日を供養日に定め、今日に至っています。
220年続く京都の夏の風物詩になっています。
受付、給仕などは檀信徒の方々が行われており配膳は小学生の女の子が行っていて、非常に手際よく参拝者をさばいていました。220年続く伝統行事を子供たちが守り、継承しているところが京都の良き文化だとつくづく感じます。
カボチャを頂いた後に本堂や書院の設えを拝見し次の真如堂へと徒歩で向かいました。
こちら真如堂では毎年この日に虫払会が行われます。約200点の寺宝の点検と虫干しを兼ねて一般に公開されます。本堂内に所狭しと寺宝が展示されています。僧侶の方々が説明をされています。
あまりの多さにひとつひとつ見ていくと3時間くらい掛かりそうです。天台宗のお寺なのに親鸞上人の像があったり、天台宗も後に密教化していくので金剛界曼荼羅、胎蔵界曼荼羅、不動明王の掛軸があったりと見どころは多いです。堂内は撮影禁止なので残念ですが行って損はない日です。
また、本堂の回廊では薬湯の琵琶湯が振る舞われ、反対側では、寺宝を納めている箱が干されていました。
13:30から京都御苑の旧閑院宮邸のレクチャールームで僕の所属する「京都の観光文化を考える会 都草」の方が講師をされている「明治維新150年記念連続講座」に参加しました。今回のテーマは「猿ヶ辻の変と八月十八日の政変」です。