●海野さんは静岡中央高校のCコース、つまり、夜間のコースに在籍されています。中学時代は大変な不良(?)だったようで、そのお話は私のような健全なエリート(?)中学生だった人間には想像さえできないような世界です。現在は運送業にお勤めで、お仕事を終えられたあと、学校へと通われています。
●今回は、海野さんが課題研究のレポートをお書きになられる一助になればと、私がこのBlogで対話のお相手を勤めさせていただくことになりました。
●さて、基本的にはこのコーナーは本校の公民科の課題研究をされている方と私が対話をするという形式で進めます。しかし、この対話はできるかぎり多くの方の参加をも同時に呼びかけるものでもあります。そうして、対話がアンサンブルとなり、思わぬ展開となるなどということが起きれば成功と考えています。そういう意味で、私がそうした方向へと話題を展開できるかという私の技量が試されるものとなると考えてもおります。
●今回は、海野さんが課題研究のレポートをお書きになられる一助になればと、私がこのBlogで対話のお相手を勤めさせていただくことになりました。
●さて、基本的にはこのコーナーは本校の公民科の課題研究をされている方と私が対話をするという形式で進めます。しかし、この対話はできるかぎり多くの方の参加をも同時に呼びかけるものでもあります。そうして、対話がアンサンブルとなり、思わぬ展開となるなどということが起きれば成功と考えています。そういう意味で、私がそうした方向へと話題を展開できるかという私の技量が試されるものとなると考えてもおります。
さて、去年は海野さんが、随分と学校に対して、消費者運動をされた一年だったと思いますね。学校はまちがいなく「まじめな消費者」に戸惑っているといっていい。
「おめえたちはそんなもんを売りにだしててええだか?だれんカネはらってるだあ?ちーっと考えてみ」(似てるでしょ!!!)
学校にはこの言語を発する主体がいなかったのです。これは画期的だったのだと思いますね。
実はこれがビジネスにならないのか、と木村は前から悩んでいるのです。ニッチ(隙間)産業です。まちがいなく。弁護士を使い、生徒のよろず相談を、受け、消費者運動をしていく、ここに何かがないか、と僕も考えているのです。
なぜニッチかといえば、繰り返しますが、学校には消費者がいないからです。
去年、海野さんが、まあ、学校相手に苦情処理をしたんです。もちろん、これは、海野てるみという希なる才能の持ち主がやったんで、ま、ああいう絵が得られたのです。
今年ね、何件か苦情処理を受けたんです。そしてね、アドバイスしたらけっこう、アホ教師に逆ねじをくらわしているんです。
で、今年僕のゼミで、また、授業評価をやるんです。生徒による授業評価を。これも、生徒の苦情処理としてはツボだと僕は思っているのです。
僕は、オンブズマンという、いってみれば、水戸黄門みたいな機関を考えています。弁護士といま、接触を持とうとしていますが、弁護士をまきこんで、学校という学校の苦情処理をする。アホな学校と、教員をチェックする。これを、仕事とするということはできないか、と思っているのです。
いじめ問題もあります。これは、ホント、仕事人とか、大岡越前とか、遠山の金さんとかの世界ですよ。
私立は腐っています。中学も腐っています。だから、苦情で満載です。当座はわれわれ無償労働かもしれません。しかし、絶対、離陸するはずです。