■春期休業中に予定していました「倫理」の補習を中止します。理由は木村の個人的な事情による、としておきます。もしも、期待されていたかたがいらっしゃったら、お詫びします。■この春、フロイトを読みなおそうと思っていました。というか、2月の末から今日にいたるまで成績処理やら入試事務やら、くわえてこの1週間ほど風邪をこじらせて、やや中断の気味がありますが、晩年のフロイトの思想を『文化の中の不安』を中心に読んできました。■暴力と性という問題を根源において追及したフロイトの後期の著作は必読です。多分に思弁の色彩を深めていく後期フロイトの思想は、しかし、きわめて現代に大きな示唆を示します。■私たちは、高校生を対象にしています。その彼らをみるうえで性の意味は不可避です。性をめぐる意識無意識の流動をどうとらえるのか、フロイトはきわめて示唆に富みます。■今回は見送りとなりますが、いつか、公開の授業を開きますので、ぜひ、ふるってご参加ください。■それにしても、木村の倫理における性の記述は、はたして、芸術なのでしょうか?たんなるセクハラなのでしょうか?
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そうではありません。あなたとお約束した授業がそれだったのです。実は。