高校公民Blog

高校の公民科(現代社会・政治経済・倫理)教育に関連したBlogです

映画「休暇」予告編――死刑制度を考える

2016-06-23 09:17:22 | 政治分野の授業

映画「休暇」予告編

死刑制度は極めて難解な教材です。その難解さは、私たちが死刑の現場から遠いところにいるところにあります。
死刑を廃止する、という課題がむずかしいのは、ここにあります。
廃止の必要がなければ何も考える必要はありません。
今回は、映画「休暇」を教材として紹介し、あわせてそのほか、授業を考える上での題材を提示してみました。

 映画「休暇」は2007年に公開された映画です。以下、引用。

「文豪、吉村昭の同名短編小説を原作に、死刑に立ち会うことになった刑務官たちの苦悩を描いた人間ドラマ。海外でも高く評価された『棚の隅』の門井肇が監督を務め、新婚旅行の休暇を取るため死刑執行補佐を買って出た刑務官の姿を通し、命の尊さ、本当の幸福を問いかける。生と死の間で揺れ動く刑務官に『歓喜の歌』の小林薫。死刑囚役に『パッチギ! LOVE&PEACE』の西島秀俊がふんするほか、大塚寧々、大杉漣、柏原収史ら実力派キャストが脇を固める。 」(シネマトゥデイ)

「あらすじ

結婚を目前に控えた刑務官の平井(小林薫)は有給休暇を使い果たし、新婚旅行に出掛けられずにいた。披露宴を週末に控えたある日、収監中の死刑囚、金田(西島秀俊)の執行命令が下る。執行の際、下に落ちてきた体を支える“支え役”を務めれば1週間の休暇が出ることを知った平井は、誰もが嫌がる支え役に自ら名乗り出る。」(シネマトゥデイ)


[hd]東京拘置所内部公開 刑場

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