日本はバイデンに代理戦争をやらされる
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写真:Philip Yabut / Shutterstock.com、つのだよしお/アフロ
2024年8月号記事
日本はバイデンに代理戦争をやらされる
「バイデン再選は日本存続の危機」と知る必要がある。
本格化する米大統領選は、「バイデンか、トランプのどちらがマシか」を選択する選挙と揶揄されている。
リベラルな米メディアの影響を受ける日本でも、「同じく高齢だが、過激なトランプより、バイデンの方がいい」「バイデンの言動は想定の範囲内だから、まだ安心できる」などの見方が定着しつつある。
次の大統領選は、日本の命運を左右する重要な選挙になる。特に、切迫する台湾有事や尖閣有事がいよいよ起きた時、米軍の最高司令官はバイデン氏か、トランプ氏のいずれかが担うことになる。
「平和を守るリーダーは、どちらがふさわしいかを選ぶ」という意味では、大統領選は日本の国益に相当な影響を及ぼすに違いない。
日本がウクライナ化する
その視点で見た時、バイデン氏はトランプ氏に比べて「同盟国を重視」する印象があり、一歩リードしているようにも見える。しかしよく考えるべきは、人間は追い込まれた時に本性を現す──という点だ。
というのもバイデン氏の同盟重視の方針は、有事でも愚直に守られるとは言い切れないからだ。
世界がロシア―ウクライナ戦争で目の当たりにしたように、バイデン氏は小出しの援助で、ウクライナを代理戦争に利用している。すると台湾有事なども、そのレンズを通して見るべきではないか。
大川隆法・幸福の科学総裁は、こう懸念している。
「バイデンさんの場合、基本的に、『自分たちは安全なところにいて、ちょっとだけ援助する』『自分たちは負けないで、よそが負けても関係ない』というスタイルなので、危険です」(*1)
「『アメリカと中国の戦争は、日本を戦場とした代理戦争、ここ(日本)をどちらが取るかの代理戦争だけで勝ち負けが決まる』というようなことになる可能性もないとは言えないというふうに思います」(*2)
日本が強い絆も持っていないウクライナを突如支援しているのも、「そうしなければ、アメリカに見捨てられる」という恐怖が先立っている印象がある。
(*1)大川隆法著『真実を貫く』(幸福の科学出版)
(*2)大川隆法著『コロナ不況にどう立ち向かうか』(幸福の科学出版)
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