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「アメリカの台湾への武器輸送が遅れている」とWSJ紙が報道 アメリカの支援が滞れば、台湾有事に間に合わないおそれも 2024.01.20

2024年01月21日 05時47分28秒 | 日記

「アメリカの台湾への武器輸送が遅れている」とWSJ紙が報道 アメリカの支援が滞れば、台湾有事に間に合わないおそれも

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画像:JENG BO YUAN / Shutterstock.com

《ニュース》

台湾がアメリカに発注している190億ドル(約2兆8000億円)もの兵器の輸送が遅れていると、17日付米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)が報じました。

 

《詳細》

兵器産業が小規模とされる台湾は、中国の脅威から自国を守るために多くの兵器の調達をアメリカに依存しています。

 

しかしWSJによれば、トランプ・バイデン両政権下で契約された防衛装備品の大半が、官僚的な手続きの遅れや軍需メーカーの生産能力の限界(迅速に生産量を増やすことができない)などによって滞っているといいます。その結果、アメリカ製のミサイルやロケットランチャーなど約190億ドル(2兆8000億円)相当の兵器を発注してきましたが、それらの多くが納品されるのは数年先になるというのです。

 

こうした遅延は中国の侵略や海上・上空封鎖に対する脆弱性を高めると、軍事アナリストや台湾の元国防当局者は述べているといいます。

 

また今月13日、反中・親米の民進党の頼清徳氏が台湾総統選で勝利したことで、「中国が軍事力を行使せずに台湾を支配する」という短期的な選択肢が失われつつあると、WSJは指摘しています。

 

米軍事専門シンクタンクのランド研究所は昨年公表した報告書で、もし中国が台湾に侵攻した場合、アメリカの大規模な軍事介入がなければ台湾は90日以内に敗北しかねないと予測しています。


アラブ側が「ガザ停戦案」を作成中 11月には中国がアラブ代表団を歓待、「ウイグル虐殺には沈黙」に疑問の声も 2024.01.20

2024年01月21日 05時46分28秒 | 日記

アラブ側が「ガザ停戦案」を作成中 11月には中国がアラブ代表団を歓待、「ウイグル虐殺には沈黙」に疑問の声も

<picture>アラブ側が「ガザ停戦案」を作成中 11月には中国がアラブ代表団を歓待、「ウイグル虐殺には沈黙」に疑問の声も</picture>

 
画像:lev radin / Shutterstock.com

《ニュース》

イスラム武装組織・ハマスの奇襲攻撃に端を発するガザでの戦闘が勃発して、既に3カ月以上が経ちます。

 

武力衝突による民間人の犠牲が問題視される中、英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が、アラブ諸国が共同で、停戦協定に向けた新たな構想案を詰めていることを報じました(18日付)。アラブ諸国がガザをめぐって中国との連携を強める中、その内容に注目が集まっています。

 

《詳細》

昨年10月7日、ユダヤ教の祭日にあたる日、ハマスはイスラエルに向けて短時間で数千発以上のロケット弾を撃ち込むと共に、戦闘員を侵入させました。

 

これによってイスラエル側で約1200人が亡くなり、その際の残虐行為も明らかになっています。英BBCも昨年12月、遺体の状況などを受け、ハマス戦闘員による女性への強姦や体の切断などを報じました。奇襲時にはハマスによって約240人の人質が拘束され、昨年11月の停戦で約半数が解放されたものの、今なお多数の人質が拘束されています。ハマスは今月14日にも、イスラエル人の人質3人の動画を公開し、ガザへの攻撃停止を要求しました。

 

奇襲を受け、イスラエル側はガザ地区の各地で軍事作戦を展開。市街地で守勢に入る戦闘員を攻撃する中で、市民の犠牲者が拡大し、ハマスが運営するガザ地区保健省の発表によれば、2万数千人を超える死者が出ているとのことです。

 

停戦を求める世論が強まる中、FT紙がアラブ諸国の政府高官の話として、アラブ諸国が停戦協定に向けた構想案を詰めていることが報じられた形です。

 

記事によると、停戦確保と人質解放を進め、イスラエルがサウジアラビアなどとの国交正常化を進める条件として、イスラエルがパレスチナ国家の樹立に向けた「不可逆な」工程に同意することが挙げられているといいます。


和歌山県の大規模山火事、メガソーラーにより「困難な消火活動」に 「2030年に太陽光発電が15%」の目標は非現実的 2024.01.19

2024年01月20日 05時19分26秒 | 日記

和歌山県の大規模山火事、メガソーラーにより「困難な消火活動」に 「2030年に太陽光発電が15%」の目標は非現実的

<picture>和歌山県の大規模山火事、メガソーラーにより「困難な消火活動」に 「2030年に太陽光発電が15%」の目標は非現実的</picture>

 

《ニュース》

和歌山県すさみ町で起きた大規模な森林火災において、メガソーラーが消火活動に影響を及ぼしていたことを18日付産経新聞電子版が伝えました。

 

《詳細》

すさみ町では13日に大規模な山火事が発生。消防団などが消火活動にあたるも、風にあおられて燃え広がったため、同日夕方に町が災害対策本部を設置し、白浜町消防本部が近隣の消防本部に応援を要請、町が県に自衛隊の応援を要請しました。

 

14日朝からは、和歌山県の消防防災ヘリと自衛隊の大型ヘリによる消火活動が行われ、15日朝にはほぼ消し止められ、発生から90時間近く経った17日に鎮火しました。この火事で消失した山林約13ヘクタールの中には「旭メガソーラーすさみ発電所」の敷地が含まれており、太陽光パネルの下に敷かれる防草シートが焼けるなどしています。

 

18日付産経新聞は、すさみ町消防本部の話として「当初は山林火災として通常の放水をしたが、太陽光パネルは感電の危険があり、消防士は耐電手袋・長靴を着用して放水にあたった。困難な消火活動となった」との話を伝えています。


2024年は各国で重要選挙が目白押しの「選挙イヤー」 各選挙の注目点はどこか? 2024.01.19

2024年01月20日 05時18分35秒 | 日記

2024年は各国で重要選挙が目白押しの「選挙イヤー」 各選挙の注目点はどこか?

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《ニュース》

2024年は、台湾や欧州連合(EU)、アメリカなどで相次いで選挙が実施され、累計の有権者が20億人を超える「選挙イヤー」となります。

 

《詳細》

すでに投開票を終えた台湾総統選を皮切りとして、2月には東南アジア最大の経済大国であるインドネシアで大統領選が、3月にはロシア大統領が行われます。ロシアでは、現職のプーチン大統領の再選が確実視されており、当選すれば「2030年までの任期」を務めることになります。

 

そして4月には、隣国の韓国で総選挙が行われます。6月になるとEUの欧州議会選挙が行われ、移民問題やウクライナ支援をどうするかなどに焦点が当たると見られます。そして11月に、最も世界が注目している米大統領選が行われる予定です。


南シナ海での中国とフィリピンの衝突【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.01.18

2024年01月19日 05時30分00秒 | 日記

南シナ海での中国とフィリピンの衝突【澁谷司──中国包囲網の現在地】

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アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

 

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

昨年3月22日、フィリピンのマルコス・ジュニア大統領は2014年に米国と締結した「防衛協力強化協定」(EDCA)に基づき、同国に新たな4つの米軍基地建設を承認したと明言している(*1)。

 

同大統領は、基地の一部は北部、一部はパラワン島付近、一部は台湾付近に設置されると述べた。

 

「米比防衛協力強化協定」は、共同訓練、装備品の準備、滑走路、燃料貯蔵所、軍用住宅等施設建設のために、米国がフィリピンの基地にアクセスすることを認めている。地元のフィリピン人の中には、米中が台湾をめぐって衝突すれば、基地周辺の地域が紛争に巻き込まれることを恐れて、マルコス氏の決定に反対する者もいた。けれどもマルコス氏は、米国との協力関係を拡大する重要性と、なぜこの協定が彼らの地域にとって有益なのかについて地元の人々と話し合った、と語っている。

(*1)2023年3月21日付『地球大観』

 

 

「南シナ海を中国の湖にしようとする試み」

さて、前述の基地建設の合意が発表された後、約9カ月経った昨年12月、マニラは中国海警が南シナ海のセカンド・トーマス礁への補給のため、フィリピン海警隊の船舶2隻と巡視艇に高圧水ジェットを発射したと非難した(*2)。更に、フィリピンの補給船に深刻な損害を与え、別の補給船も中国海警の船舶に衝突されたと説明している。


トランプ氏が共和党候補選びでアイオワ初戦圧勝 対話集会生放送430万人の視聴者は、何に心を掴まれたのか 2024.01.17

2024年01月18日 05時34分51秒 | 日記

トランプ氏が共和党候補選びでアイオワ初戦圧勝 対話集会生放送430万人の視聴者は、何に心を掴まれたのか

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タウンホールで質問に答えるトランプ氏(画像はBannons War RoomのRumbleよりキャプチャー)。

《ニュース》

11月に米大統領選を控える中、共和党の候補指名争いで初戦となるアイオワ州党員集会で15日、ドナルド・トランプ前米大統領が2位以下の候補者に大差をつけて勝利しました。

 

米内外のメディアが大きく取り上げています。

 

《詳細》

集会当日のアイオワ州は零下20度を下回る記録的な冷え込みとなり、全体の投票率は前回より大きく低下しました。

 

そうした中でもトランプ氏の得票率は50%を超過し、アイオワ州99郡のうち98郡で勝つという盤石ぶり。前評判で予想されていた通り、2位以下のロン・デサンティス氏(21%)、ニッキー・ヘイリー氏(19%)と約30%という大差をつけ、米CNNも「前例のない」勝利の水準だと報じています。

 

投票に先立つ14日にも、トランプ氏が投票を呼び掛ける集会に参加するため、数多くの支持者が各地から集い、寒空の下で開場前から列をなす様子が注目を集めていました。

 

アイオワ州での圧勝をめぐり、各メディアがその理由を分析しています。例えば2016年に同州の党員集会で敗北した経験を教訓に、トランプ陣営が「地上戦」に力を入れたことが指摘されています。

 

同陣営は初めての試みとして、各地区の責任者である「コーカス(党員集会)・キャプテン」を導入。有力な支援者から2000人余りがコーカス・キャプテンに指名され、彼らが有権者一人ひとりに向けて、党員集会に参加しトランプ氏を支持するよう呼びかけました。トランプ氏自ら、白い帽子に金糸で「Trump Caucus Captain」と書かれた帽子を被り、キャプテンたちと個別に面会もしたとのことです。

 

また、アイオワ州は福音派のキリスト教プロテスタント(Evangelicals)が多い地域であり、トランプ氏による4年間の政権運営を経て福音派の多くがトランプ支持に回ったことが指摘されています(党員集会に先立つ出口調査によると、アイオワ州の共和党員のうち3分の2が2020年の大統領選を「合法ではなかった」とみている)。

 

これらの分析に加えて、トランプ氏自身の言葉を白紙の目で振り返ると、「何が有権者の心を掴んだのか」が見えてくるでしょう。アイオワ州での初戦に先立ち、トランプ氏が10日に出席したFOXニュースによるタウンホール(対話型集会)は、生放送視聴者数が約430万人を記録するという注目ぶりを示しました。

 

以下、同タウンホールで上がった司会者と参加者による質問に、トランプ氏がどう答えたかを一部取り上げます。


プーチン氏が北朝鮮外相と会談し、訪朝も調整か 金正恩氏は「韓国は第1の敵対国」演説 極超音速ミサイル試射も 2024.01.17

2024年01月18日 05時33分46秒 | 日記

プーチン氏が北朝鮮外相と会談し、訪朝も調整か 金正恩氏は「韓国は第1の敵対国」演説 極超音速ミサイル試射も

<picture>プーチン氏が北朝鮮外相と会談し、訪朝も調整か 金正恩氏は「韓国は第1の敵対国」演説 極超音速ミサイル試射も</picture>

 

《ニュース》

ロシアのプーチン大統領は16日、ラブロフ外相らの同席のもと、モスクワを訪問中の北朝鮮のチェ・ソニ外相と大統領府で会談しました。プーチン氏はロシアを訪問する外相とは会わないことが多く、チェ氏を厚遇した形です。

 

《詳細》

これに先立ち、ラブロフ氏とチェ氏は同日に会談し、軍事や経済、文化などさまざまな分野で協力を深めるための具体策を協議したと見られています。

 

そしてプーチン氏とチェ氏の会談では、北朝鮮の金正恩労働党総書記の招待のもと、プーチン氏が北朝鮮を訪問することについて協議、調整した可能性が高いと、各種メディアは報じています。

 

昨年9月に金氏がロシア極東を訪問し、露朝関係を幅広い分野で発展させることで合意して以来、両国の関係は強化されています。

 

一方、北朝鮮は、今月14日午後に極超音速弾頭を搭載した固体燃料型の中距離弾道ミサイルの試験発射を実施したと発表しています。固定燃料式は、衛星などによる発射前の探知が困難であり、極超音速ミサイルも弾頭部分が変則軌道をとるため、探知や迎撃が難しいとされています。

 

15日には最高人民会議(国会に相当)が開催され、金氏は施政演説で、韓国との統一はもはや不可能であると指摘。憲法を改正し、韓国は「第1の敵対国、不変の主敵」であると、国民を教育するべきだと主張しました。また朝鮮半島で戦争が勃発した場合、南(韓国)を占領、奪還し、北(北朝鮮)の領土に編入することを、憲法に反映させるべきだと述べました。


米コロナ対策を導いたファウチ博士が「ソーシャルディスタンスに科学的根拠はなく、『ただ思い浮かんだだけ』」と証言 2024.01.16

2024年01月17日 05時40分05秒 | 日記

ソーシャルディスタンスとマスクは感染対策にはならない、マスクは酸欠になり雑菌を増殖している、少しでも免疫力を上げる工夫が大切(カナタニ)

 

米コロナ対策を導いたファウチ博士が「ソーシャルディスタンスに科学的根拠はなく、『ただ思い浮かんだだけ』」と証言

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画像:Adam McCullough / Shutterstock.com

《ニュース》

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の元所長アンソニー・ファウチ博士がこのほど、「ソーシャルディスタンスを6フィート(1.8メートル)とする科学的根拠はなかった」と証言し、波紋を呼んでいます。

 

《詳細》

ファウチ氏は、トランプ・バイデン両政権下でコロナ対策の指揮を執り、マスク着用やワクチン接種の義務化を推進した人物で、2022年12月にNIAID所長を退任しています。氏はまた、中国・武漢ウィルス研究所に資金提供を行い、ウィルスの毒性や感染力を高める「機能獲得研究」に関わっていたという疑惑もあります。

 

そしてこのほど、米下院の新型コロナ・パンデミックに関する特別小委員会で非公開での証言が行われ、ファウチ氏は自身が提唱した「ソーシャルディスタンスは6フィート」とした根拠について、「ある種、ただ浮かび上がってきただけ("sort of just appeared")」とし、科学的データに基づくものではなかったと認めました。

 

またファウチ氏は、コロナが武漢研究所から流出したという説は「陰謀論ではなかった」とも証言しています。そのほか、自らが推し進めたワクチン接種の義務化が、「かえって将来、『ワクチン接種の躊躇』をもたらすだろう」とも述べました。

 

同委員会のチェアマンである共和党のウェンストラップ氏は、ファウチ氏の証言は「我が国の公衆衛生システムの体系的な欠陥と、公衆衛生当局との手続き上の重大な懸念を明らかにした」と指摘しました。


カリフォルニア州が全不法移民に無償の健康保険 巨額の財政赤字に人口流出……、州議会は「富裕税」提案の混沌 2024.01.16

2024年01月17日 05時39分00秒 | 日記

カリフォルニア州が全不法移民に無償の健康保険 巨額の財政赤字に人口流出……、州議会は「富裕税」提案の混沌

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2023年5月、バージニア州リッチモンドでクリーンエネルギー推進による未来ビジョンを語るカリフォルニア州のニューサム知事(画像: Sheila Fitzgerald / Shutterstock.com)。

 

《ニュース》

米カリフォルニア州が巨額の財政赤字を抱えながら、州内に住む全不法移民に健康保険を無償で提供し始めたことが議論を呼んでいます。

 

《詳細》

ギャビン・ニューサム知事(民主党)が指揮を執る同州では今年1月1日、滞在許可証を持たない全ての不法移民(undocumented immigrants)に向けた健康保険の提供が始まりました。全不法移民への提供は、全米でも初めてのことです。

 

「州民皆保険」を目指す同州は、これまでも、低所得者向けの公的健康保険「Medi-Cal(メディカル)」の不法移民への適用範囲を広げてきました。未成年から始まり、25歳以下の成人、50歳以上、そしてこの度、26歳から49歳まで適用範囲を拡大。滞在許可証を持たない全ての不法移民が対象となりました。

 

これによって、新たに70万人以上の不法移民が健康保険の提供を受けることになるとされ、全不法移民にMedi-Calを提供するには、毎年65億ドル(9000億円超)が必要になると指摘されています。2023年だけで、30万人を超える不法移民がメキシコとの国境からカリフォルニアに入ってきていることを踏まえると、支出はさらに増えることが確実視されます。

 

一方でカリフォルニア州は巨額の財政赤字に直面しており、大幅に支出を増やす前述の判断に対し、州内外から強い反発の声が上がっています。

 

同州の立法分析局(Legislative Analysts office)は昨年12月、来年度に、州として680億ドル(9兆円超)の財政赤字に陥ると予測。過去最大額だとして全米で注目が集まっています。

 

そもそもの前提として、カリフォルニア州はホームレスの数が全米で最多、高校卒業率や識字率も最低であるなど、貧困をめぐる深刻な課題を抱えています。滞在許可証を持たない不法移民への保障を厚くする前に、米国籍や永住権を持つ州民の生活を優先させるべきだと、批判の声が上がっているのです。


新・過去世物語 アナザーストーリー メソポタミアで善悪二元論を説き、宇宙の邪神を撃退 中国の「次の革命」の準備を進める魂の転生に迫る 2024.01.15

2024年01月16日 05時33分51秒 | 日記

新・過去世物語 アナザーストーリー メソポタミアで善悪二元論を説き、宇宙の邪神を撃退 中国の「次の革命」の準備を進める魂の転生に迫る

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イラスト:菊池としを

中国の覇権拡大の野望は、この地上世界の未来を大きく左右する。このたび、台湾総統選に世界の注目が集まったのも、そのためだ。

 

今回紹介するのは、約2700年前、メソポタミア地域(現在のイラン・イラク周辺)を統治したササン朝ペルシャの国教となるゾロアスター教を広めた「ゾロアスター」と、その魂が19世紀の中国に転生し、宗教指導者として「太平天国の乱」で清帝国を揺るがした「洪秀全(こう・しゅうぜん)」のアナザーストーリーである(関連記事:中国でゾロアスター・洪秀全が立ち上がる! 新・過去世物語 人は生まれ変わる 独裁政権を倒す「宗教革命」の魂)。

 

そしてその魂は現在、中国の「次の革命」に向けて、人々を救うための準備を始めているという。

 

 

ゾロアスターは、光と闇、善と悪の違いを教え、現代の世界宗教に影響を与えた

日本人にはなじみが薄いが、ゾロアスター教は、キリスト教やイスラム教といった、天からの啓示に基づいた宗教(天啓宗教)の先駆けにあたる。

 

ゾロアスターは、今から約2700年の昔に、「光と闇、善と悪、天国と地獄を明快に説いた先駆者の一人」として、ペルシャの人々に生きるべき道を説いた。

 

その善悪二元論や死後の審判、最後の審判などの教義は後世に大きな影響を与えており、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教にも、よく似た教えが見られる。

 

伝説によれば、ゾロアスターは東北イランから南ロシアに至る地域の遊牧部族の祭司階級の家に生まれ、30歳で光の神オーラ・マズダ(アフラ・マズダ)からの啓示を受けた。故郷では受け入れられず、40歳で伝道の旅に出て、42歳頃に小国の王を改宗させ、その領民を信者にし、77歳まで教えを説いたといわれる。

 

その教えの核心は、この世界を「光と闇の戦い」の場と見て、光の神を信じ、「善思」「善語」「善行」を選び取ることにあった。一人ひとりが善き思いを抱き、それを言葉と行いに具体化することで、闇を追い払い、この世を光に満ちた世界に変えてゆける──その教えは、厳しい掟と未来への希望を兼ね備えていた。

 

そして、この世界において、人間は常に、光の神オーラ・マズダと、邪神アーリマンのいずれの側につくかが試されている。

 

「善思」「善語」「善行」を重ねた者は、死後、「チンワトの橋」という来世への境界線を通り、光の世界に帰れるとも説かれた。

 

私の教えでは、『深い谷底のある崖の間に一本の幅広い刀が架かっていて、死者は、その上を通らねばならない』ということになっています。そして、この刀を渡ろうとするとき、『生前、善をなした者の場合は、その幅広い刀は水平になり、その横になった刃の上を歩いて向こう側に渡れ、天国へ入っていける。一方、悪人であった場合は、刀の刃の部分が上を向いて、渡ることができなくなり、体が切り裂かれて谷底に落ちていく。そして、地獄に入る』ということになっております」(『ゾロアスターとマイトレーヤーの降臨』)

 

こうした死後の審判の教えは、ペルシャと地続きのインドにおける仏教にも影響を与えている。

 

 

ゾロアスターは何によって宇宙の邪神アーリマンを退けたのか

ゾロアスター教の教典『アヴェスター』には、印象的な悪魔祓いの物語が綴られている。

 

宇宙の邪神であるアーリマンの軍勢が攻めてきた時、ゾロアスターはオーラ・マズダの名を呼び、悪魔祓いの歌を唱え、彼らを撃退したという(以下、『アヴェスター』〔伊藤義教訳〕を参考)。

 

アーリマンは「ゾロアスターを殺せ」という命令を下し、その軍勢を差し向けるが、ゾロアスターが「マズダをまつる教法」に「帰依告白」すると、その信仰に圧倒され、全く手出しができなかった。ゾロアスターは、襲来する軍勢を退けると、アーリマンに「我は魔族を打倒せん」と言い放つ。


台湾総統選 民進党・頼清徳氏が当選 中国は平和的統一を捨て去り、軍事的行動へのカウントダウンが始まる可能性も 【HSU河田成治氏寄稿】 2024.01.14

2024年01月15日 05時48分41秒 | 日記

台湾総統選 民進党・頼清徳氏が当選 中国は平和的統一を捨て去り、軍事的行動へのカウントダウンが始まる可能性も 【HSU河田成治氏寄稿】

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《本記事のポイント》

  • 台湾への異常なレベルの威嚇
  • かつてない規模の選挙介入
  • 民進党勝利を受けて高まる軍事的危機

 

元航空自衛官

河田 成治

河田 成治
プロフィール
(かわだ・せいじ)1967年、岐阜県生まれ。防衛大学校を卒業後、航空自衛隊にパイロットとして従事。現在は、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の未来創造学部で、安全保障や国際政治学を教えている。

イスラエルとハマスを中心とした戦争は、イランの支援を受けるイスラム武装組織による中東での広範囲な戦いへと拡大しており、短期的に収束する見込みは立っていません。加えてイランがバックに付くイエメンのフーシに対する米英の空爆が開始され、情勢はいっそう緊迫してきました。

 

イラン自身も昨年12月23日には、日本企業所有のタンカー「ケム・プルート」を、無人機攻撃しており、またフリゲート艦「Alborz」を紅海に派遣して、米主導の多国籍部隊に対する挑戦と見られる動きをするなど、同地域の緊張を高めています(*1)。

 

中東での混乱はイランによる代理戦争と呼んでよく、イランは今後も中東の広い地域で、正面からぶつからず、ジワジワと出血させ、疲労・消耗させる「非対称戦」を続け、かつ過激化させていくと予測します。

 

このように、今後もアメリカは中東から撤退して中国の脅威に専念するどころか、対ロシア、対イランに軍事力を割かざるを得ず、東アジア方面での「力の空白」が最も懸念される事態となってきました。

 

アメリカが対ロ、対イラン、対中国の三正面作戦を強いられる現況は、習近平氏の認識を楽観視させ、「台湾侵攻の可能性」を限りなく高めてしまっていると考えます。

(*1)Bloomberg(2024.1.2)

 

 

台湾への異常なレベルの威嚇

台湾周辺に飛来する中国軍機や艦艇の活動が、近年、極めて活発です。空母を伴った台湾侵攻を想定した軍事演習も頻繁に行わるようになりました。

 

台湾の邱国防部長は、「最近の敵情は異常だ」と述べて、中国軍のミサイル部隊や台湾対岸の福建省で活動する地上部隊の動向を監視していると明らかにしています。

 

このような中国軍の動向は、2022年8月のペロシ米下院議長(当時)の訪台の頃から特に活発になっており、それ以降2023年末までに台湾周辺で活動した中国軍機は、延べ7400機以上にも上ります。

 

台湾の防空識別圏(ADIZ)への侵入は、2021年の960機であったところ、2022年は1738機で、ほぼ倍増しました。2023年は1709機でやや減少しましたが、それは12月の侵入が極端に少なかったためで、台湾総統選をにらんだ中国側の懐柔工作の可能性があります。

 

なお下図は、台湾国防部が発表している中国軍機の航路を描いたものですが、このような飛行には次のような目的で、パイロットの訓練と共に台湾への威嚇の意味合いがあると考えられます。

 

  • (1)台湾海峡の台湾正面:台湾本島への航空作戦。
  • (2)南側のバシー海峡:通過する米艦艇などへの対艦ミサイル攻撃や潜水艦探知。
  • (3)台湾東側:大陸本土からレーダーで見えないため、無人機で監視&偵察、また対艦弾道ミサイルの誘導目的もあると推察される。
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このように中国軍はリアルな実戦を想定して軍事訓練を行っていると想定でき、かつ頻繁な飛行侵入は、台湾側に訓練と奇襲の判別を困難にする問題が生じています。これまで台湾は、中国が侵攻する予兆は事前に把握できるとしてきましたが、最近の活発な中国軍の活動を受けて、把握は大変困難になっていると言われます。

 

 

かつてない規模の選挙介入

台湾統一を目指す中国にとって、今回の台湾総統選の結果が大きな影響を及ぼすため、選挙への介入がかつてない激しいレベルになりました。


米英軍がフーシ派の拠点を攻撃 アメリカもイランも今のところ本格的に戦うつもりはないが…… 2024.01.13

2024年01月14日 05時52分52秒 | 日記

米英軍がフーシ派の拠点を攻撃 アメリカもイランも今のところ本格的に戦うつもりはないが……

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画像: Below the Sky / Shutterstock.com

《ニュース》

米英軍は11日と12日、紅海で船舶への攻撃を繰り返すイエメンの親イラン民兵組織「フーシ派」の拠点を攻撃しました。

 

《詳細》

パレスチナ自治区ガザをめぐるイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘を受けて、反米・反イスラエルのフーシ派は、ハマスへの支持を表明し、紅海でイスラエルなどの船舶を攻撃。「紅海での対イスラエル戦争を担っている」とアピールしてきました。

 

ちなみに、フーシ派はイスラム教シーア派の一派で、イランやイランが支援するハマス(ガザ地区)やヒズボラ(レバノン)と信仰を同じくします。

 

今回のフーシ派への攻撃は、ミサイルや無人機の関連施設、レーダー、後方支援拠点などの標的を対象に行われました。米メディアによれば、戦闘爆撃機による空爆や、戦艦や潜水艦からの巡航ミサイル攻撃などが実施されたといいます。

 

米バイデン大統領は、「民間人の被害はなかった」ことから、攻撃は成功したと指摘。フーシ派のことはテロ組織だと考えているとし、「(フーシ派が)この暴挙を続けるなら、必ず報復する」と述べました。これに対し、フーシ派は「陸上および海上の敵を躊躇なく標的にして報復する」と表明しています。

 

フーシ派はイランから武器や資金の支援を受けており、対艦巡航ミサイル、対艦弾道ミサイルなどの高度な兵器も保有しています。


2023年の地球が観測史上最も暑かったと報告 何が何でも温室効果ガスに結びつける報道には要注意! 2024.01.13

2024年01月14日 05時51分40秒 | 日記

2023年の地球が観測史上最も暑かったと報告 何が何でも温室効果ガスに結びつける報道には要注意!

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《ニュース》

世界気象機関(WMO)は12日、2023年の世界平均気温が観測史上最も高かったと発表しました。

 

《詳細》

WMOによると、23年の世界平均気温は、産業革命以前の基準とされる1850~1900年の平均から1.45度上昇しました。特に後半での上昇が目立ち、6月から12月までのすべての月で、月ごとの最高気温を更新したといいます。

 

報告では、南米ペルー沖の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」の影響が大きかったと指摘しています。このエルニーニョは発生翌年以降に世界全体の気温に大きく影響を与えるため、「24年はさらに暑くなる可能性がある」としています。

 

そのほか、気温上昇が海面水温の上昇、山火事、集中豪雨や洪水などの発生にもつながったと指摘しています。

 

WMOのセレステ・サウロ事務局長は、「温室効果ガスの排出を大幅に削減し、再生可能エネルギーへの移行を加速させなければならない」と訴えています。また国連のグテレス事務総長も声明で、「人類の行動が地球を焼き焦がしている」と警告しました。

 

なお、欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」も9日、世界平均気温が観測史上最高を記録したと、同様の発表をしています。


台湾の馬英九前総統「習近平氏を信用すべき」「習氏は台湾統一を考えていない」と爆弾発言 投開票直前の発言で国民党に打撃 2024.01.12

2024年01月13日 05時45分55秒 | 日記

台湾の馬英九前総統「習近平氏を信用すべき」「習氏は台湾統一を考えていない」と爆弾発言 投開票直前の発言で国民党に打撃

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YouTubeにも映像公開された、ドイツメディアのインタビューを受ける馬氏。

《ニュース》

台湾総統選の投開票が13日に控える中、野党・国民党の馬英九前総統が海外メディアの取材に対し、「両岸(中台)関係で言えば、習近平氏を信用しなければならない。習近平氏が台湾統一を推し進めていると考えていない」と答え、騒動を巻き起こしています。

 

《詳細》

馬氏は10日に放送されたドイツの国際公共放送ドイチェ・ベレのインタビューで、習氏を信じられるかと問われ、「両岸(台湾と中国)関係について言えば」と前置きし、「習氏を信用しなければならない」と主張しました。習氏が国営メディアを通じて新年を迎えるあいさつで「祖国(中台)統一は歴史的必然だ」と述べたことに関しては、「習氏が統一を推し進めているとは考えていない」と述べる一方で、統一は中華民国(台湾)の憲法にも書かれていると持論を正当化しました。

 

これに対し、与党・民進党は「社会の共通認識とかけ離れている」と強く非難し、同党の支持者を結束させる事態が起きています。国民党の総統候補である侯友宜(こう・ゆうぎ)氏は、馬氏の考え方は自身とは異なると釈明。「台湾の主流な民意は現状維持だ」と述べ、一国二制度にも反対する意思を強調するなど、火消しに追われています。


かなりえぐい「マイナカードを使ったイベント先行予約」 ファン心理を利用したマイナカード促進策の先にある監視社会の構築に注意を 2024.01.12

2024年01月13日 05時44分53秒 | 日記

かなりえぐい「マイナカードを使ったイベント先行予約」 ファン心理を利用したマイナカード促進策の先にある監視社会の構築に注意を

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《ニュース》

3月に開催される東京ガールズコレクション(TGC)で、「マイナンバーカード先行予約」が実施されます。デジタル庁の実証実験として行われるもので、イベントの運営会社によれば、マイナカードによる本人確認でチケットの先行販売を行うのは国内初となります。

 

《詳細》

TGCでは、20代前後の女性向けのファッションショーやライブが開催されます。今回、マイナカードによる本人確認を行った利用者は、一般のチケット発売に先駆けた先行予約の抽選に参加できます。

 

本人確認は、チケットの購入時と会場への入場時にマイナカードを活用して行われ、イベント当日もスムーズに会場に入場できる「マイナンバー専用レーン」が設置されます。公的個人認証サービス(JPKI)を利用したもので、マイナンバー自体は使用されません。

 

デジタル庁は、今回の実証実験については「エンタメ領域におけるマイナンバーカードの活用の可能性を検証するための取り組み」と説明。エンタメ分野でのマイナカードの活用については、コンサートなどでの複数アカウントによる大量購入や、高額な不正販売の防止、また未成年への酒類の販売防止、会場運営の効率化といった可能性があるとしています。