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移民希望殺到で、米バイデン政権がトランプの始めたメキシコとの国境の壁を建設再開へ 「不法移民にも寛容」には無理がある

2023年10月07日 05時26分12秒 | 日記

移民希望殺到で、米バイデン政権がトランプの始めたメキシコとの国境の壁を建設再開へ 「不法移民にも寛容」には無理がある

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《ニュース》

米政府は5日、メキシコとの国境の壁建設を許可するために、テキサス州南部で、水や大気の保全、絶滅危惧種の保護などを定めた26の連邦法の適用を免除すると発表しました。

 

《詳細》

バイデン大統領は、以前からトランプ前大統領政権下で推進された国境の壁建設プロジェクトを批判しており、就任直後には「巨大な壁の建設は、真剣な政策としての解決策にならない」と中止を宣言しました。今回の決定は、初めて全面的な行政権を行使して壁建設のための道を開くことになるため、大きな方針転換と言えます。

 

米国土安全保障省の5日の公示によると、バイデン政権は2019会計年度で議会が壁建設に割り当てた予算を使い、テキサス州スター郡に最大20マイル(約32キロメートル)の国境の壁を建設することになります。同省のマヨルカス長官は「不法な入国を防ぐため、米国国境付近に物理的な障壁と道路を建設する緊急かつ即時の必要性がある」と説明しています。

 

政府のデータによると、テキサス州スター郡では昨年10月から今年8月初めごろまでに、約24万5千件の不法入国が記録されています。

 

移民に寛容であることをアピールしてきたバイデン氏は、「国境の壁に効果がないという考えに変わりはないが、建設の予算がすでに計上されているため、国土安全保障省はその予算を建設再開に使うほかなかった」と釈明しています。

 

またトランプ氏は、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「バイデンは(国境の壁建設に)これほど時間がかかったことを、私とアメリカに謝罪するのだろうか」「彼(バイデン氏)の謝罪を待っている!」などと投稿しました。


ベルギー当局が中国アリババの物流拠点を「スパイ活動懸念」で監視と英紙FTが報道 物流システム構築で入り込み、情報を抜き取る中国への警戒高まる

2023年10月07日 05時25分10秒 | 日記

ベルギー当局が中国アリババの物流拠点を「スパイ活動懸念」で監視と英紙FTが報道 物流システム構築で入り込み、情報を抜き取る中国への警戒高まる

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画像: Robert Way / Shutterstock.com

《ニュース》

ベルギーの情報機関である国家安全保障局(VSSE)が、中国のアリババグループ傘下の物流会社がベルギーで運営する拠点にスパイ活動の疑いがあるとして、監視を行っていたことが明らかになりました。

 

《詳細》

対象となっているのは、アリババ傘下の物流会社「菜鳥網落」(ツァイニャオ)が、ベルギー北西部リエージュの貨物ハブ空港に設置している拠点です。VSSEは、アリババなど中国企業による「スパイまたは妨害活動」を示す動きを監視しているといいます。

 

6日付英フィナンシャル・タイムズ紙が報じたところによると、VSSEは「中国企業は法律で中国当局や情報機関とのデータ共有が義務付けられている」として、アリババが注意すべき企業であると指摘したといいます。

 

「菜鳥網落」は、世界で約230カ所に物流拠点を持ち、「中国全土24時間、全世界72時間」を掲げて貨物を取り扱っています。物流のデジタル化を目指し、ショップオーナー、物流会社、配達会社、倉庫会社、消費者をつなぐシステムを構築しているため、荷物はいつでも確認可能であることを売りにしています。

 

同紙の取材に、ブリュッセル自由大学のジョナサン・ホルスラグ教授は、「菜鳥網落」の物流ソフトウェアがスパイ行為に関係していると指摘し、「主な懸念が、このプラットフォームを通じて、サプライチェーンについて深く知ることができ、今後生じうる脆弱性についてもよく分かるようになること」と答えています。

 

「菜鳥網落」は2020年、東京、横浜、大阪、神戸などに拠点を開設して日本市場に参入。日本通運などの物流企業と連携しています。