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経営コンサルに聞く情報をお金に変える技術──ニュースから「世の中が求めるもの」を探る

2021年10月11日 05時51分03秒 | 日記

経営コンサルに聞く情報をお金に変える技術──ニュースから「世の中が求めるもの」を探る

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メディアの形は進化し続け、情報の量は増え続けている。便利な反面、その情報をどう消化すればいいのか。著名コンサルタントに話を聞いた(2016年2月号記事より再掲。内容や肩書きなどは当時のもの)。

 

◆ ◆ ◆

 

経営コンサルタント

小宮 一慶

(こみや・かずよし)1957年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業後、東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。在職中の2年間、米ダートマス大学タック経営大学院に留学、MBA取得。96年に小宮コンサルタンツを設立。著書に『小宮一慶の1分で読む! 「日経新聞」最大活用術 2016年版』(日本経済新聞出版社)など多数。

 

私はいつも、経営者や企業リーダーを目指す人たちに、「経済新聞の1面は必ず読むように」と言っています。経営のセミナーでも、3分の1は時事問題や、経済情勢の解説をします。

 

世の中の流れが正しく見えれば、経営はたいていうまくいきます。ニュースの見方を教えることは、経営コンサルタントの仕事そのものです。

 

 

「外部環境」の分析は必須

通常の管理職までは、与えられた仕事や事業の進行管理が仕事の中心となります。

 

しかし、経営者の仕事の肝は、方向付けです。「どんな事業をやって、どんな事業をやらないか」を決めることです。

 

その判断で必要となってくるのは、「どんな商品やサービスを、世の中は求めているのか」。つまり、外部環境の分析です。その一環として、メディアチェックは必須なのです。

 

私のお客様で、ある印刷会社の社長は10年前、普通の印刷業から「ネット通販」に切り替えました。チラシデータをネットで受注して、印刷する形態です。それ以降、毎年20%もの勢いで成長しています。

 

各企業でチラシが作れるほどパソコンが高性能化し、インターネットもますます普及する、と早い段階で見抜いたからです。

 

一方、世の中の変化に気付かない、あるいは他人事だと思っていた印刷会社は今、「印刷不況」に苦しんでいるはずです。

 

 

情報を読み解く4つの指針

では、リーダーを目指している人は、どのように新聞などのニュースやメディアを読むべきでしょうか。

 

(1)まず大事なのは、常日頃からの問題意識です。「自分はいかに会社や、社会に貢献するか」。それを考えずに、自分の収入や評価ばかりを考えていると、新聞や雑誌にいい記事があっても目に入りません。

 

(2)新聞を読む方でも、自分が見出しに反応した記事しか読まない方が多いです。

 

しかし、一面記事は、ベテラン記者が「これは大事だ」と思って選択したもの。世の中の関心に自分の関心を合わせる訓練として、幅広く読むようにするべきです。

 

(3)ニュースを見たときに、「自分はどう思うか」を考えるようにしてください。ニュース番組で、コメンテーターが意見を言っているような感じです。深く思考することで、単なる情報が知恵になるのです。

 

(4)ライバルの動向をしっかり観察してください。ライバルよりもいい仕事をすれば、成功するようになっています。

 

ライバルと自社を、quality(質)、price(価格)、service(サービス)と分解して比較し、どこがどう違うのか謙虚に考えてみてください。

 

例えば、日本の大手自動車メーカーは2020年までに自動運転の実用化を目指すと発表しています。あなたがタクシー会社の経営者だったらどうしますか? タクシードライバーを雇って養成するという、今までのビジネスモデルが、10年後には通用しないかもしれません。

 

 

東芝の経営者は勉強不足

また勉強という意味でいえば、昔から読み継がれている古典や、宗教書を読まなければいけません。人としての正しい生き方を学ぶためです。

 

最近、東芝の粉飾決算や、マンションの杭打ちデータの偽装が、世の中を騒がせました(当時)。

 

私に言わせれば、あれは経営陣の勉強不足です。技術的なことばかり勉強して、「企業が存在する意義は、社会や人に貢献すること」ということを勉強していない。だから、あれだけ根本的な判断ミスを犯すんです。

 

 

「足は大地に、目は星に」

ステップアップを目指している方ほど、目の前の仕事で忙しいはずです。「ニュースを勉強したり、古典を読む時間なんてない」と言うかもしれません。

 

しかし、「足は大地に、目は星に」という言葉があります。

 

サッカー選手と監督の仕事が違うように、経営者の仕事は、今やっている仕事の単なる延長にはありません。目の前の仕事の腕を上げることでスピードを上げ、将来のための勉強時間を捻出してください。

 

短期の努力と、長期の努力の両方が必要なのです。(談)

 

【関連書籍】

富の創造法

 

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幸福の科学出版 大川隆法著

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【関連記事】

2016年2月号 情報をお金に変える技術 - 各界のプロフェッショナルに聞く

https://the-liberty.com/article/10659


高知県佐川町議選で幸福実現党の宮崎知恵子氏が2期目の当選

2021年10月11日 05時48分14秒 | 日記

高知県佐川町議選で幸福実現党の宮崎知恵子氏が2期目の当選

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ご主人と共に当選を喜ぶ宮崎町議。

任期満了に伴う高知県佐川町議選(定数14)が10日投開票され、幸福実現党公認候補で、現職議員である宮崎知恵子氏が2期目の当選を果たした。

 

佐川町出身の宮崎氏は、「一人ひとりがワクワクする町」「安心・安全な佐川町」を目指し、町政に取り組んできた。

 

災害時に迅速に被害状況を把握するためのドローンの導入を議会で提案し、運用開始に向けて動き始めている。また災害時に、女性へのきめ細やかなサポートを行えるよう、女性消防士比率を上げるよう提言し、実現した。さらに高知県の偉人である坂本龍馬を歴史教科書から消す提言がなされたことに対し、町全体で反対の声を上げるべきだと提言。県とも協力して取り組んだ。

 

また幸福実現党の地方議員有志として2019年、台湾も訪問。台北市議会を訪問し、現地地方議員とも意見を交換した。

 

宮崎氏は、「何が正しいか」を考えることを心掛け、町民の細かな生活向上から、国家・世界レベルの問題までも視野に入れ、精力的に町政に取り組んできた。これからも、税金の無駄づかいゼロや創造性をはぐくむ教育、生涯現役社会の実現などを目指し、活動を続ける。

 

【関連記事】

2019年10月号 幸福実現党地方議員の「お仕事」 - 地方から日本を変える

https://the-liberty.com/article/16166/

 

2020年1月号 「台湾としては日米との同盟を実現したい」 - 幸福実現党 地方議員団 訪台レポート

https://the-liberty.com/article/16501/