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金融庁、邦銀の対中融資を緊急調査 弊誌が警鐘を鳴らした直後

2020年02月25日 06時17分08秒 | 日記

金融庁、邦銀の対中融資を緊急調査 弊誌が警鐘を鳴らした直後

金融庁、邦銀の対中融資を緊急調査 弊誌が警鐘を鳴らした直後

 
写真:StreetVJ / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  • 金融庁が邦銀に対し、中国向けビジネスの現状を報告するよう求めた
  • 金融庁が動く前に、弊誌は対中融資の警鐘を鳴らし、対策を促していた
  • 中国経済の減速が著しく、日本企業の対中依存度を押し下げることが急務

 

金融庁は、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、日本の銀行の対中投資を緊急調査することを決めた。中国経済の減速により、貸倒引当金などの与信費用が増えないようにするため、金融庁は各銀行に対し、中国向けビジネスの現状を報告するよう求める。ロイター通信がこのほど報じた。

 

邦銀が中国に融資している額は、7兆円以上に上る。だが、ニューヨークなどの国際金融市場を通じた間接融資を含めれば、それを超える融資を実行している。

 

中国ではコロナ問題により、中小企業を中心に倒産する事例が出始めている。日本経済へのダメージを抑制すべく、日本の関係省庁は7日に、中小企業の資金繰りに配慮するよう、政府系金融機関に対応を求めていた。今回の対応は、それに続く形となる。

 

 

弊誌は対中融資に警鐘を鳴らしていた

1月30日発刊の弊誌2020年3月号の特集「地銀9割消滅!?」では、中国の不動産バブルが崩壊すれば、邦銀の対中融資に焦げ付きが生じ、日本経済に悪影響が及ぶと指摘。日本政府などが対応に乗り出さなければ、地方銀行が9割消滅する可能性があるとした上で、減税など5つの対策を講じるべきとする記事を掲載した。

 

弊誌の発刊直後、先述のように、金融庁は政府系金融機関に対応を要請。そして今回、邦銀の対中融資の実態を調査することになった。このタイミングは、偶然ではないのではないか。

 

 

中国経済の減速が著しい

コロナ問題で中国の景気が冷え込んだ結果、中国不動産大手の「恒大集団」は、全額返金や最低価格保証といった破格の販促キャンペーンを打ち出し、物件の"投げ売り"を開始。中国航空大手の海南航空を傘下に持つ「海航集団」も、海南航空を他の中国企業に売却する案の検討に入った。

 

中国経済の減速が鮮明になってきており、バブル崩壊が加速していると言える。

 

日本の各企業が中国のリスクを分散するには、中国の依存度を下げることが有効な手段の一つとなる。政府や邦銀は、中国に進出した日本企業の国内回帰をサポートし、日本の国益を守ることが急務となっている。

(山本慧)

 

【関連書籍】

『新しき繁栄の時代へ』

『新しき繁栄の時代へ』

大川隆法著 幸福の科学出版

 

【関連記事】

2020年3月号 2020年代の「中国離脱」戦略Part01 202X年、中国バブル崩壊で地銀9割消滅? 日本の銀行を救う5つの方法

https://the-liberty.com/article.php?item_id=16729


【英語で読む名文】 ピール博士『積極的考え方の力(The Power of Positive Thinking)』を読む

2020年02月25日 06時13分36秒 | 日記

【英語で読む名文】 ピール博士『積極的考え方の力(The Power of Positive Thinking)』を読む

【英語で読む名文】 ピール博士『積極的考え方の力(The Power of Positive Thinking)』を読む

 
写真:kenny1 / Shutterstock.com

 

「いつかは国際人として活躍したい! だけど、英語はそんな得意じゃなくて……」

 

そんな思いを持つ方は多いのではないでしょうか。編集部にも、「どうすれば英語ができるようになるのか教えてほしい」というお問い合わせが届きます。

 

そこで本欄では、英語マインドを身に付けるために、英語で書かれた「心に響く名文」を取り上げます。原文の「言魂(ことだま)」を肌身で感じることは、皆様の人生を成功へ導く力になるでしょう。

 

今回は、「ポジティブ・シンキングの使徒」と呼ばれたアメリカの牧師、ノーマン・ビンセント・ピールの代表作『積極的考え方の力(The Power of Positive Thinking)』です。

 

ピールは、アメリカのレーガン大統領やトランプ大統領にも影響を与えた人気説教師。その代表作を日本語で読んだ方は多いかもしれませんが、ここでは、原文からピールの考え方を学びたいと思います。