これだけ知っトクNews(2月7日版) アメリカ発で株価が急落 利上げは慎重に
2018.02.07(liverty web)
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。
- (1) アメリカ発で株価が急落 利上げは慎重に
- (2) 東京23区の学生増員10年禁止 規制よりも自由競争を
2018.02.07(liverty web)
「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。
2018.02.06(liverty web)
《本記事のポイント》
いよいよ9日から平昌五輪が開催される。日本代表選手のメダル獲得も期待されている。
スポーツで勝利する上でカギを握るものといえば、「メンタルの強さ」だ。世界トップレベルの選手たちはどのようにしてメンタルを鍛えてきたのだろうか。
日本人で最も金メダルに近いとされるのが、女子スピードスケートの小平奈緒選手。昨年12月のワールドカップでは、1000メートルで世界新記録をマークし、500メートルでも15連勝した。平昌五輪では、日本人選手団の主将も務める。
小平選手のメンタルを強化したのは、 オランダでの武者修行だった。小平選手は2014年のソチ五輪の後、スケート大国・オランダに単身で渡り、プロチームで2年間練習に打ち込んだ。オランダでは言葉も分からず、乳製品の多い食事で体調を崩すなど、さまざまな苦労をしたという。
オランダでは、厳しい練習を課す日本とは異なり、本番に向けて徐々に力を入れていく練習法をとる「精神的に自分を追い詰めない」ことが、マインドの安定につながるからだ。
穏やかな性格の小平選手に対し、オランダのマリアンヌ・ティメルコーチは、背中を丸めて相手を威嚇する怒った猫のようなフォームで滑るように指示。そして小平選手に「BOZE KAT(怒った猫)」というあだ名をつけた。
小平選手はオランダで、「相手を殺すぐらいの気迫でレースに挑む」という姿勢も学んだ。その結果、ティメルコーチに「あなたはもう猫ではない。虎だ」と称されるほどに成長したという。帰国した小平選手は、この姿勢を忘れず、逆境でもぶれない強いメンタルを磨くために練習に打ち込んだ(2017年12月5日付日刊スポーツ)。
小平選手はオランダで学んだことについて、「2年間、金メダリストの視線や雰囲気、振る舞いを身近で感じてこられたことが良かった。今は精神面で土台がしっかりし、自分の中に幹があると感じている」と振り返っている(2017年3月6日ナンバー電子版)。
「異国での厳しく孤独な修行」という新しいチャレンジによって、大きく成長した小平選手。スケートの技術レベルが上がっただけでなく、メンタルを鍛えたことが、世界新記録や連勝記録につながったとみられる。
スキージャンプ男子のレジェンド・葛西紀明選手は、8回連続の五輪出場となり、開会式では旗手を務める。2月1日の記者会見では、「非常に落ち着いている。金メダルを取りたいという気持ちでいきます」と語った。
41歳のオリンピックで個人銀メダルを獲得し、20年以上も第一線の選手として活躍してきた葛西選手。だが、20~30代の頃はどんなに技術面で努力をしても、オリンピックで成果が出ず、何度も心が折れそうになったという。
そんな中、20代の終わりにコーチに教えてもらったのが、「今持っている技術を効果的に発揮する」ためのメンタルコントロール法だった。心が折れる原因はストレスにあるため、できるかぎりストレスを減らすことが重要だと葛西選手は語る。
葛西選手は、折れない心をつくる上でカギとなるものとして、3つを挙げている(『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』参照)。
1つ目は、「脳を疲れさせない」。例えば本番前の練習のジャンプを飛ばずに済ませるなど、準備の時間を減らし、競技のことを一切考えない時間をつくることだ。
2つ目は、「笑顔と言葉でプラス思考を生み出す」。意識的に笑顔やポジティブな言葉を増やし、マイナスの言葉を極力減らすことだ。
3つ目は、「ワクワク感をよみがえらせる」。初めてスキーをした頃のことなど、原点を思い出し、「新しいチャレンジ」をするということだという。
葛西選手が体得したメンタルコントロール法は、ビジネスパーソンにも通じるものがあるだろう。
スポーツ選手のみならず、人生でさまざまな荒波にもまれ、「心がポッキリと折れる」という経験した人も少なくないだろう。
しかし、そもそも人生とは、すべてがうまくいくようにできているものではない。人生の苦難・困難は「自らの魂を鍛え、育てるために与えられた試練」であり、だからこそ粘り腰で乗り越えていくことが魂の成長につながる。
大川隆法・幸福の科学総裁は著書『未来の法』の中で、「みなさんの心のなかには、自分の思っている十倍や百倍の力が、まだまだ眠っています。(中略)心のなかで強く願っていることについては、現実のほうが必ず変化してくるのです。それが本当の強い心のあり方なのです」と述べている。
まもなく開幕する平昌五輪に挑む選手たちから、勇気や気力、希望をもらいながら、私たちも「心の力」を強くして、人生の苦難や困難を乗り越えていきたいものだ。
(山本泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『天才打者イチロー4000本ヒットの秘密』 大川隆法著
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2018.02.06(liverty web)
「自由の国」アメリカで、民主主義の根幹を揺るがす出来事が明らかになっています。
トランプ陣営とロシア政府が共謀したとする、いわゆる「ロシア疑惑」を巡って、米連邦捜査局(FBI)の捜査方法の是非を問う文書が公開されました。4ページに渡るこの文書は、下院情報特別委員会委員長のデビン・ヌネス氏がまとめたことから、「ヌネス・メモ」と呼ばれています。
日本メディアは、ドナルド・トランプ米大統領が、自身の潔白を示すために、民主党やFBIの反対を押し切って機密情報を公開したという見解ばかり報じています。しかし、この文書が示しているのは、アメリカの民主主義の揺らぎです。