天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

多くの女優は性的対象

2017-02-14 07:01:10 | 芸能


きのう仕事の用足でコンビニでコピーを取った。
横にスポーツ新聞がぎっしりありその一紙の見出しにぎょっとした。「性的……」が気になり日刊スポーツをみると、
「性的対象にされた 清水富美加」というものであった。

清水富美加なんて女優いたっけ? 新聞は彼女が2015年にNHKの朝ドラ「まれ」で主人公の同級生役を好演した、という。思い出した、親の言うことを聞かず東京へ出て行くやや不良がかった役どころであり雰囲気があった彼女である。

幸福の科学へ出家して入るので芸能界を引退する、というのが報道の骨子である。
芸能界を去る理由として清水が、
「性的対象にされるのが嫌で事前に拒否していたのに、ブルマ―やスクール水着の仕事を入れられた」という。給料もひどく安かったというらしいが、性的対象にされるのが嫌という理由はおもしろい。
だいたい芸能界へ入るそこそこルックスやスタイルに自信のある子は自分が性的アピールができることを誇りにしているのではないか。

見る方にしても新しい女優が出てきたとなると、いわゆる、美貌だとか、つまり性的な魅力を目にしたいと思って興味を持つのではないか。
その根源を拒否するとなるとたぶんこの業界にはいられなくなる。
清水さんははやく自分の進みたくない道に気づいてよかった。芸能界はヤクザと同様、まっとうな世界ではない。地道な八百屋さんや毎日満員電車に乗るサラリーマンとはまるで違う堅気の業界ではない。女優さんは脱ぐのが商売でしょう、という業界。

清水さんの書いた文章はしっかりしていて自分を強く持っている。宗教的な気持が強いならばその道へ行くのがいいだろう。

それにしてもまだキャンプで本番の野球の始まらないスポーツ新聞は記事に困っている。当然のことをさも新鮮ふうに書きたてる。
何の商売も辛いなあ。
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