天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

長かったね赤星くん

2024-09-17 05:40:19 | スポーツ

1勝して優勝投手みたいな赤星。もはやマンガである


きのう東京ドームの中日―巨人戦をつけたら、なんと赤星優志が投げていて目をみはった。
優勝を争っているこの時期によもや赤星が先発するなど考えもしなかった。なにせ0勝7敗。先発した試合は1試合勝ち負けがつかなかっただけでことごとく黒星。黒星の赤星くんでは洒落にもならない。
なんと巨人が3―1でリードして6回まで来ていた。赤星が6回投げて1失点でマウンドを降りた。勝てるんじゃないかと思ったら巨人に次々点が入って7―1で勝利した。ウォー、赤星くん、初勝利。奇跡かと思った。
赤星はなにせ「優男」。顔つきからして頼りない。このブログで取り上げるのも初めてではない。気になるのである。
きのう最速151キロを投げたようにあるていど一軍で通じるものがある。2021年ドラフト3位で巨人入りした。
けれど投げているうちにつかまって点を取られる。この繰り返しであった。対戦チームも赤星の顔を見ればそのうち打てるという気になるのではないか。見ているほうも何か打たれそうでそうなる。甘いボールが多いのである。
きのうは3回でつぶれてもいいという気持ちで投げたそうだ。ということは今までは5回までもたせようと力を配分する考えがあったのか。そんなのダメだぜ。毎回つぶれてもいい気で投げなきゃ。力の配分など、もっと力のある投手の考えること。君は初めから死ぬ気で飛ばせ!
さて、次の先発はあるのか。 
阿部監督は「いいところで1勝してくれた。ホームラン打たれた後を乗り越えたので、大きな1勝になったと思います」とコメントしているが、先発で使いにくいことは確か。まだ信用できない。
赤星が人気球団にいるから騒がれるが似たような境遇の選手はごろごろいる。「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹も長いこと二軍生活をした選手である。
一軍と二軍を行ったり来たりする選手には哀愁がある。特に一人マウンドに立つ投手というポジションには哀愁がただよう。
先発でなく中継ぎで登場してアウトを一つも取れずに降板する投手などこの世の哀れを一身に背負っている感じさえする。
辞める選手のニュースも出て秋が深まっていく。


コメント
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