天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

わくわくしないリオ五輪

2016-08-05 05:57:11 | スポーツ

讀賣新聞に出したサバス(左)とANA(右)の全面広告

リオデジャネイロオリンピックは今日始まるのか明日だったか。
テレビ、新聞等は盛り上げる報道を盛んに行っている。有力選手にマイクを向け「金メダルを取ります」という発言を引き出す場面をみるとざらざらした気分になる。
当地がテロなどの治安問題をクリアできていないのと、オリンピックの準備が十全になされているのか疑問なことも心からこの大会を楽しめない理由かもしれない。

いまスポーツ関連でわくわくしているのはDeNAの筒香が本塁打を何本打つか、本塁打王を取れるか、ということ。
できればヤクルト山田をおさえて本塁打王を取ってほしいと肩入れしている。山田は魅力的な万能型選手だが、筒香は正真正銘の4番打者である。

その野球は2010年東京オリンピックでやることになったとか。
サバスなるプロテイン製造会社が派手な一面広告を出してこれを祝福しているが、ぼくは野球をオリンピックでやらなくていいと思う。

似たようなソフトボールは見る機会が少ないのでやって欲しい。
メジャーのトップ選手はまずオリンピックに出場しないだろう。そういう意味ではテニスも一緒。
錦織に金メダルの期待がかかっているがトッププロ10人のうち5人が欠場するなど彼らもオリンピックを重視していない。そこで取った金メダルが何なのか。
鬼の居ぬ間の洗濯である。それでも金メダル獲得はむつかしいとは思うが。
サッカーもオリンピックでしなくてもいい競技。
ワールドカップというオリンピックに匹敵する、あるいは凌駕する花の大会があればそちらに任せておけばいい。

なにがなんでもオリンピックを競技の最上部に置こうとするグローバリズムはいいことなのか。
政治経済でいまグローバリズムは曲り角にある。EUからのイギリスの離脱、TPPに異を唱えるトランプ氏の登場。
オリンピックはグローバリズムを達成しやすい分野ではあるが、世界がこぞってオリンピックでなくてもよかろう。

2020年にぼくが生きていたら東京オリンピックでまず見たいのは陸上競技である。100m、200m、400m、1万m、リレー……トップアスリートの走る姿を見たい。
次に車椅子バスケットボール。クラッシュしてどんな音が出るか興味深い。
新たに競技に加わる空手、スケートボード、サーフィン、スポーツクライミングもおもしろそう。
ただし、サーフィンは公平性をどう確保するのか。
波の状態は刻々違う。自然条件が違う中で優劣をつけられるのか、そのへんの疑問も含めて見てみたい競技である。

リオデジャネイロオリンピックは日本人選手がメダル取ったとか逃がしたとかあまり熱狂しないで見ることになりそう。
そりゃあわが同胞たちがメダルを取るのはうれしいが負けても文句はいわない。
コメント
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