ブラックベリーである。
ヨーロッパ原産のバラ科の蔓性落葉低木。
和名はセイヨウヤブイチゴ(西洋薮苺)。
キイチゴの仲間で、蔓状に伸びるために引っかかる物が必要。
画像はご近所で栽培されているもの。
家の脇の塀に沿ってこれだけ栽培していて、他の植物がないため大きく育っている。
我が家にもあるのだけど、植え付けた場所が悪くて、今は他の植物に埋もれるように伸びている。
畑の日当たりがいい場所に移動させたいのだが、棘が厄介でそのまま。
もともとそっちに植えたかったけど、義父が元気な頃だったのでできなかった。
嫌味のように、私が植えたものを次々と抜いたりして処分してくれる人だったんで。
一般に薄桃色の花なのだが、ここのは白花もあった。
キイチゴの花は白花が多いが、ブラックベリーはピンクとインプットされてるので新鮮な感じ。
ここのお宅のように、単独で栽培してあげれば、収穫量もそれなりになるんだろうなあ。
毎年、ちまちまとなってる実を摘んで食べる程度しかならない我が家である。
花期は5〜6月。
陽射しが出る時間帯もあったけれど、概ね一日くもりであった。
気温は24度まで上がり、湿度が高かったせいもあり、蒸し暑かった。
草刈り清掃は旦那が参加だったが、勿論、布団の中からお見送りなどできない。
6時半には起きだして、出かける準備を手伝ったり。
今年度は隣組長でもあるから、参加者のチェックも必要だし。
草刈機を担いで出かけていったが、例年、担当場所が終わると別の公園に移動する旦那。
今日はそれをやっちゃダメだよと言っておいた。
8時を過ぎた頃に、お茶のペットボトルが入った箱を持って帰宅。
参加者に区からお茶が支給されるが、持って帰らない人がいたようだ。
でも、それが誰かは分からないので困った。
隣組は20名で、5名に渡っていないことになるが、一軒一軒確認するのもねえ。
旦那はそれと、公民館に届ける用紙を置いて、また出ていった。
広げてみると、草刈機を出した人数と、不参加者の名前を記載する欄が。
住んでいる所は、正当な理由なく清掃に参加できない場合、出不足として3千円の支払いが生じる。
今回は昨日のうちに一名が支払いに来ていたので、その人の名前を記入。
9時前に公民館へと届けに行った。
麦がついてきたそうだったので一緒に乗せていった。
手続きはすぐ済むので、入り口付近に止めて外に出た。
麦は後部座席の窓から外を眺めていたのだが、それに気づいたおっちゃんたちが、
「あ、猫ちゃんが乗ってる、猫ちゃ〜ん、かわいい〜❤️」と騒ぎ始めた。
私とあまり変わらない年代の、ガタイのいいおっさんたちが「猫ちゃ〜ん」である。
吹き出しそうになって、顔を背けて公民館に入ったわ。
旦那は公園を終わらせた後、海岸に抜ける道の草も刈ってから帰宅。
子供の頃から海岸沿いの道路への抜け道があって、それを利用していたそう。
震災後、雑木林だった防風林は全て木が切られて松が植えられた。
一時、その道も苗木でなくなりかけたが、歩く人がいるから踏まれたり。
幅1mくらいの小道が自然と復活したが、雑草が生い茂ると埋まってしまう。
律儀にそこの草刈りを行う人などおらず、旦那が草刈り清掃日に刈っている状況である。
腰丈くらいまで育った草に埋もれていた道は、きれいに刈られて通れるようになっていた。
私は旦那が作業中、隠居脇の枇杷の木の果実を収穫。
持ち帰っておすそ分けすると言っていたので、皮がきれいなのを選別しての作業。
我が家も御多分に洩れず、カメムシの影響が。
ものすごい量がなったのだけど、表皮に1cmくらいの黒いシミみたいのができている。
茂みをガサガサしていると、カメムシの臭いが鼻をつくので、どこかに潜んでいるんだろう。
試験が終わって娘も一息つけたみたいだけど、昼食後は2階の自室におこもり。
受験生であるので、これが当り前の姿なのかもしれないが、今までが今までだったからね。
昨日の模試も散々だったみたいなので、少しは現実に目を向け始めたのかもしれない。
さて、明日からまた平日だ。
明日は昼から晴れの予報だが、午前中は除草剤を撒こうかしら。
我が家の加工用に収穫した枇杷もあるので、ジャムやコンポートを作らないと。
今週もまた慌ただしく過ごすのかなあ...。