カキドオシ(垣通し/籬通し)である。
4月になると、道端や畦道、空き地などで見かけるようになる植物。
子供の夜泣きやひきつけなどに利用された薬草で、別名「疳取草(カントリソウ)」。
うーん、息子が1歳の頃に夜泣きがひどかったのだが、これを利用すればよかったのか?
同じ時期に咲き出す、薄紫色が共通のこちらはムラサキサギゴケ(紫鷺苔)。
カキドオシはシソ科だが、こちらはゴマノハグサ科。
花の形が違うのに、毎年、名前で混乱する私。
覚えているようで覚えていない証拠だわ(笑)
そして、こちらは花壇に植えている、シンバラリア・ホワイト。
白花のサギゴケに比べると小ぶりだけど、姿形はソックリ。
地面に這って育つというのと、サギゴケに似ていることから購入したもの。
シバザクラのように、どんどん広がってくれると嬉しいなあ。
朝のうちはとてもいい天気だったので、洗濯物は外に出せるなと思っていた。
が、真っ黒な雲が流れてきたりで、とてもそんな気分になれない空模様に。
その後も晴れたり曇ったりの繰り返し。
気温も上がったし、雨にはならなかったので、外干しすればよかったな。
息子は今朝もうだうだしていたが、平熱だったので登校させた。
具合が悪ければ保健室、回復できねば迎えに行くと。
結局、電話はこなかったので、どうにかなったんだろうな。
さて、どん兵衛である。
5時に起き出した時には家にはおらず、心配しながらもお弁当作り。
戻ってきたのは7時近くで、尻尾を見たらゆらゆら揺れている。
昨日の脱力した感じの、ぐったり尻尾ではなくなっていた。
だんなも触ってみたり確認していたが、病院に行かなくても大丈夫じゃない?と。
勿論、昨日のぐったり尻尾は見間違いじゃないので、しばらくは注意が必要だろう。
まあ、食欲はあるし、外に出た私の後を付いて回って、構えとまとわりついていた。
神経質にならなくてもいい感じで、本当に良かった。
午前中は花壇と畑周辺の雑草むしりと枝切り。
ハルジオンがあちらこちらで伸び出したので、片っ端から抜いた。
それと、大繁殖中のノゲシも抜いた。
株がかなり大きくなるので、あっさり抜けず、根元から残ったものが多かったなあ。
ブルーベリー、年数がかなり経過して、枝の一部が枯れたものも目立ってきた。
花が咲いているけれど、もう今年は実を期待せず切り詰めた。
実の収穫後にやりたかったんだけど、蚊がひどくて先送りにしているうちに忘れたという。
すぐ隣に、スダチだかカボスだか植えられたが、それの棘が剪定中にチクチクと刺さる。
そちらも邪魔な枝をかなり切り落とした。
柚子など植えるのは構わないのだが、この棘だけはどうにかならんものかと思う。
15時過ぎ、帰ってきた娘と一緒にケーキを引き取りに。
今日は娘の11歳の誕生日だ。
色々とやらかしてくれているが、大病も大怪我もせずにここまで育ったなあ。
帝王切開での出産だったが、縫合を研修医にされたことを思い出す。
局所麻酔だったから、カーテン向こうの会話はしっかり聞こえている。
研修医が見学に来る話は聞いていたけど、縫合するなんて聞いてなかった。
「こらこら、そんな縫い方をしちゃダメだ」
そんな声が聞こえてきて、
「ちょっと待てー、私の腹で何やってんだ!??」
と、引きつった笑みを浮かべていたのも、懐かしい思い出だ。
勿論、縫っていたのは中で、表皮はちゃんとした担当医がやってくれたけど。
何にせよ、何事もなく1年を過ごせてよかったよかった。
来年もまた、無事に誕生日を迎えられますように。