今日は川前町の山の上にある、鬼ヶ城という施設の桜まつりに4人で出かけてきた。
いわきの里鬼ヶ城は、研修施設やコテージ、バンガロー、キャンプ場などがある施設である。
震災前はたまに出かけていたのだが、震災後はとんと足が遠のいていたので、6年以上ぶりだ。
標高が800mを越えていることもあって、ちょうど桜が見頃に。
複数の種類の桜が植えられていたけれど、濃いピンク色の種類はこれからだった。
山桜と一緒に見頃になっていたのが、紅豊という品種。
ピンク色の八重咲きで、白の山桜とのコントラストがとっても綺麗。
ミズバショウやコブシも咲いていた。
これから、赤みの強い桜が咲き出したら、もっと美しい光景になるだろう。
露店は結構出ていたけれど、全体的に金額が高め。
いつも思うのだが、焼きそばが500円って暴利だと思う。
家で作ったら、500円あれば3人前作れるものね。
他、地元の婦人会なども店を出していたけれど、やっぱり量に対して高い感じ。
この手のイベントだと、地元民の出店は、そこそこ安価なところも多いんだけどね。
こんなウインドブレーカーを着た人もいた。
どこかの市役所でやってた、何でもやる課みたいなのか?
帰宅してから調べてみたら、元は農業従事者が始めたものらしい。
その後、役所内に「魅せる課」が発足して、今に至るようだ。
福島県産の農産物などの、原発事故による風評被害払拭の活動でもあるのだろう。
そうそう、鬼ヶ城だけど、近くにある鬼ヶ城山が由来になっている。
昔、大多鬼丸という鬼が隠れ住んでいたと言い伝えられていることが由来の山。
山頂付近には、鬼の住処とされる小さな洞窟と巨大な岩があるそうな。
それにしても、今日は絶好の行楽日和であった。
ちょっと風はあったけれど、気温も20度を越えて半袖でも過ごせるくらい。
バイクも随分と往来していた。
警察も多く、捕まっている人も見かけたなあ。
この先、GWが終わるまで、私も気をつけないと。
暖かくなって、最中も外で過ごす時間が多くなってきた。
お気に入りの場所の一つが、隠居前のプラスチックの箱の中。
茶色がいないのを確認して...。
箱の中にちんまりと収まるのである。
「おばさんが見ていると、茶色に気づかれるので、向こうに行って下さい」
写真を撮っていたら睨まれちゃった。
箱の前には物が色々と置かれているので、死角になるといえばそうかな?
でも、猫同士なら、匂いで感づかれそうな気がしなくもないのだが。