今日はわが身

いつかこんな日が来るのだろうか？
いやいや、我が家は大丈夫だ。
などと、不安と楽観が交錯していたのですが、
我が家の横にある菜園が、とうとうやられてしまいました。　
父が亡くなった日、家の門を出てふと菜園を見てみると、前日までとはちと風情が違う。
「あれっ？」　一瞬何がどうなったのか、事態が把握できませんでした。
眼が点になりました。


前日の夕方見たときは、フサフサと順調に育っていると思っていたジャガイモたち。
ジャガイモを植えたエリアだけが見事に掘り起こされています。　
種芋までむき出しになり、茎が倒れています。
全滅です。

すぐ横のニンジン、そして夏野菜たちは全く無事です。
すぐ下の畑のタマネギも無事です。
状況が把握できてからは、ひたすら憎しみがわいてきます。　
イノシシめ！

やつらは、ジャガイモ畑を掘り起こすのですが、どうもジャガイモを食べたいわけではないようです。
地元の方々に聞くところによると、ジャガイモを食べずに、土の中のミミズを探して食べるのだとか・・・。
ほんとうに？
ミミズを食べたいのなら、他の野菜のエリアも掘り起こしてもよさそうなもんだが・・・。
それとも、ジャガイモが生えている箇所には良質のミミズが生息しているのだろうか？
まだまだ小玉で、これからどんどん生長しようとしていた　いたいけなジャガイモが、無惨な姿になっております。　


この風景を見ると、ジャガイモを食べないというのは本当のようです。
こちらは“ベニアカリ”という品種です。
本当に皮が赤いです。
どうせ掘り起こすなら、もっと深く掘り起こしてくれれば、鍬を入れて耕す手間が省けるというもんだが・・・。
むかついております。　
はやいとこシシ肉を食わないと私の気持ちがおさまりません。
ジャガイモたちも成仏できないことでしょう。

打倒　イノシシ！　
　ブヒ　ブヒ