かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

海の幸に感謝(その7)

2008-08-14 15:45:23 | 
今年もお盆がやって来ました。そして、帰省した親戚の方たちに少しでも海の幸を味わっていただこうと、午前10時半浜へ出かけました。今日の干潮時間は正午過ぎです。
やや波があったので、少し泳ぎにくかったのですが、干潮時間帯に何とか少しのサザエとトコブシを獲ることが出来ました。
そして、今日の特筆すべき獲物は、カメノテのコロニー(群生地)を見つけたことです。海面から3~4m出ている岩のあちこちに30~100個程群生していました。しかも、一個一個が今まで見てきたものよりかなり大きいです。浜にはカメラを持って行っていないので、その光景をお見せすることは出来ませんが、獲って帰ったものを石に載せて再現してみました。


本当は、岩の割れ目に密集しているので、こんな風に平らな部分に固着しているわけではありません。ですから、獲るのが結構厄介です。

 カメノテは味付けしなくても、中に十分塩分が含まれていますので、鍋に水を入れて沸騰させるだけでOKです。ただ、形がややグロなので、それだけで引いてしまう人がいるかもしれません。でも、そのような方はお気の毒だと思います。


爪のような部分の中の身は、硬いので食べても美味しくありませんが、柄の部分(写真で黒っぽい部分)にプリッとした身が詰まっていて、とても美味しいです。
 ビールのつまみに最高です。私は、カニに負けないくらい美味しいと思っています。
ちなみに、カメノテは我が地方で“シイ”と呼んでいますが、同じような呼び方をしているところは各地にあるようです。

 ★カメノテの話は、ここにもありまーす。大碆と庄司太郎碆」(2007年11月10日)


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