かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

命名“瀬戸あらし”?

2011-03-04 09:38:07 | 風景
“肱川あらし(おろし)”の佐田岬ヴァージョンとでもいうのだろうか。
緩んだ気温の冬のある朝、
ゴミ収集所にゴミを持って行ってふと遠くを見てみると、
ん?!
これは、“肱川あらし”と同じ現象ではなかろうか。
と思い、家に帰ってカメラを持ち出して撮ったのがこれ。



野焼きの煙ではない。
瀬戸内海側の二名津地区は、小さな湾があり半島のくびれた箇所にあたり、瀬戸内海と南の宇和海が近い。
かつ、三方を山で囲まれた細長い盆地状の地形をしている。
そのような地形から、放射冷却にあった大気が霧となって、狭い谷筋を通って、
より温かな宇和海側に流れ上っての現象だと思われる。
このような現象は、半島内ではここだけでなく、やはり似たような地形の他の箇所でも同時に起こっている。



この霧、午前8時過ぎには次第に消えていった。
とはいえ、霧が谷筋を上っていく現象は、特段珍しいものではないだろう。
(ちと はしゃぎすぎか・・  )

川を下っていく“肱川あらし”はまだ見たことがないものの、
半島の微妙な地形を利用した、瀬戸内海側から宇和海側への朝の霧の大移動
これをなんと呼ぼうか?
“二名津あらし”?
瀬戸内海側から吹き上げるので“瀬戸あらし”?




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