布袋葵（ほていあおい）

ホームセンターなどの園芸コーナーでよく見かける水草。
近所の家の前に置かれた甕にたくさん浮かんでいた。　



葉の基部がふくれて浮き袋になっている。
これをおなじみ“布袋さん”の丸いおなかに例えたネーミングのようだ。
そんなある日、通りがかりにふと見ると、花が咲いていた。　



ふーむ、なかなか見事な花。初めて見るような気がするなぁ。

上の花びらだけにきれいな色がついている様は、あたかも仏像などの光背（こうはい）のようである。
きっとこれは、ツツジなどにもみられる蜜標（ガイドマーク）なのだろう。
色合い・グラデーションがおしゃれである。
残念ながら、翌日ここを通った際にはもう花はなかった。
どうやらこやつも一日花のようだ。　


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