かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

うるしの日

2009-11-13 10:54:24 | 草花・樹木
今日は「うるしの日」だそうです。  
そんな日もあるのか、と思ってしまいます。 

ところで、私は ハゼ=ウルシ
つまり、ハゼはこの地域の呼び名で、ウルシが正式名称だろうと思っていたのですが、違うようです。
両方とも同じウルシ科ではありますが、写真で見ると葉っぱがまったく違います。
この地方には、ウルシの木はないのかもしれません。
それでも両方ともかぶれるようです。

 私も子供の頃、ハゼにかぶれ、ひどいことになった経験があります。
敏感(肌の弱い)人は、ハゼの木の下を歩くだけでも、木の汁が落ちるのか、かぶれるようです。
だから、私もハゼの木の下を通るときは、緊張して足早に通ったような記憶があります。
ところが私の従兄弟には、ハゼの枝を折って、その断面(つまり樹液)を顔に強くこすりつけても、少し赤くなるだけ、という頑丈な者がおりました。

ウルシはご存知のように、塗料として使われますが、
昔は(多分江戸時代まで)、ろうそくの原料にもなっていたそうで、東北地方では植林もされていたようです。
しかし、温かい地方でとれるハゼの実でろうそくが作られるようになり、ハゼのほうが品質がよいので、ウルシのろうそくは売れなくなり、植林も中止されたそうです。


【我が家のハゼの木】


【一部紅葉しています】


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