父ちゃん、えらい!（リンゴ農家の大偉業度90点）

津軽弁の辞典完成　青森のリンゴ農家が９年がかりで

(朝日新聞) 2007年8月29日（水）19:45

　ンニャニャニャ、ヤテマタデバナ、ドシヅヨ（いやはやもう、しでかしてしまったね、どうするんだ）　青森県・津軽のリンゴ農家、久米田亥佐雄（くめた・いさお）さん（６０）が９年かけ「津軽の標準語」の辞典を完成させた。>>続きを読む

ひさびさに、嬉しくなるような、えらいなあと感嘆するような、ニュースでした。
このリンゴ農家のお父さんは、農閑期の冬の夜、ひたすら単語や例文を書き出したそうです。
で、生活をうたった短文や川柳を自分でつくって、用例に並べたといいます。
ウイスキーをちびりちびり飲みながら、一語一語を書き出して・・・。
「お酒が昔の記憶を引き出してくれた。執筆が毎晩の楽しみだった」
いいですねェ。
普通だったら、教育委員会とかが主導して、郷土史の専門家たちを動員して、やるような作業かもしれないのに、たったひとりで、こつこつ9年。
しかも、千部を自費出版。
本当に、頭が下がります。