サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

八度の結婚/エリザベス・テイラー(女優)/79歳

2011年03月23日 | 毎日がメメント・モリ

女優のエリザベス・テイラーさん死去…79歳


読売新聞 3月23日(水)22時9分配信

 

 【ニューオーリンズ(米ルイジアナ州)=西島太郎】「バージニア・ウルフなんかこわくない」(1966年)などで2度のアカデミー賞主演女優賞を獲得し、ハリウッド黄金時代の銀幕を彩った女優エリザベス・テイラーさんが23日、ロサンゼルス市内の病院でうっ血性心不全のため死去した。79歳だった。

 米主要メディアが一斉に報じた。

 ロンドンで生まれ、39年にロサンゼルスへ移住。10歳で子役として映画デビューし、「若草物語」(49年)、「花嫁の父」(50年)などでスターの座を獲得した。

 「バターフィールド8」(60年)でアカデミー賞主演女優賞を初受賞。その後も「クレオパトラ」(63年)、「いそしぎ」(65年)などでファンを魅了して、「ハリウッドで最も美しい女優」などと称賛された。

 私生活では8度の結婚歴で有名。近年は闘病生活が続き、米メディアによると心臓の不調を訴えて6週間前から入院していた。

 息子のマイケル・ワイルディングさん(58)はABCテレビに対し、「母は特別な存在です。大いなる情熱、ユーモア、そして愛情とともに生を全うしました」などとするコメントを発表した。

バイレットの独特の虹彩のせいかもしれないが、もっともハリウッド女優らしい輝きを持っていた。
人気子役から登場して、大人になって大女優になった人はそうそういない。
僕の中ではたうさん好きな主演作品はあるが、一番思い出深いのはと聞かれれば、『クレオパトラ』(63年)かもしれない。
これは小学校六年生か中学校1年生に観た記憶がある。
まあローマの筋肉マンたちが何百人登場しようが、エリザベス・テイラー扮するクレオパトラの威厳や迫力には、まるでかないっこないのだ。
シーザーはいざ知らず、どうもこのあたりから、子供心に僕は肉体鍛錬を放棄したみたいなところがあった(笑)。
共演したリチャード・バートンの2回の結婚をはじめとして生涯に八度の結婚と七度の離婚を繰り返している。
そのなかでは、最後の結婚になるのだろうか、お相手が工事現場作業員というのが一番気にかかる。
男女のことだからどうでもいいが、初めての百万?の出演料で話題になった大女優が、である。
あちらの世界では、親友であったマイケル・ジャクソンとおしゃべりを楽しむのかもしれない・・・合掌!

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2 コメント

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kimon20002000さまへ (樹衣子)
2011-03-28 16:14:55
最近は、有名人が亡くなると、ついこちらのブログで訃報記事を訪問しています。
著名な方の死に、ひとつの時代の終焉を探す習慣なのかもしれません。
樹衣子さん (kimion20002000)
2011-03-28 18:34:37
お久しぶりです。
もちろん、今度の震災のように無名の人々の無念の死のほうが大きいのですけどね。
著名人の死というのは、やはり少しでも同時代に生きたわけだから、「時代の死」のような感じがするんですね。

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