サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

情熱の所在(野外ロックコンサート後遺症度90点)

2007年08月19日 | それでも世界は回る

大阪で自転車盗の大学生、300キロ離れた静岡で逮捕

2007年8月18日(土)11:07
  • 読売新聞

 静岡県警牧之原署は18日、北海道北見市内の大学3年の男子学生(20)を盗みの疑いで緊急逮捕した。


 調べによると、男子学生は13日午前10時半ごろ、大阪市北区茶屋町の路上にあった同区内の女子高校生(16)の自転車(7000円相当)1台を盗んだ疑い。


 男子学生は、大阪市内で開かれた野外ロックフェスティバルに行った帰りで、17日深夜に、約300キロ離れた同県牧之原市内のコインランドリーで1人でいたところを、警戒中の同署員に職務質問された。自転車の防犯登録シールが削られていたが、車体番号などから盗難車と判明し、容疑を認めた。


 調べに対し、「北海道の自宅に帰るために、取りあえず東京に戻ろうと思った。お金がもったいなかった」などと供述しているという。男子学生には約1万2000円の所持金があったという。

情熱の所在がわかりましぇん。大阪から300kmを7000円程度のママチャリで走る、というのは大変なことですよ。しかも、この猛暑のさなかでしょ。北海道まで本当に帰ろうとしたのかどうか、でも、通常なら、ハチマキ巻いて、「地球温暖化への警鐘をこめて」なんかのスローガンをタスキにしたら、ローカル放送局あたりが、美談として放送してくれそうなお話じゃないですか。
それが、情けないことに、検問にひっかかったりなんかしちゃって・・・。

たぶん、この「野外ロックフェスティバル」に秘密があるんでしょうね。異常に、勘違いのエネルギーが仕込まれたのかもしれないし、ひとりウッドストック状態になっていたのかもしれません。
ロックの音響に、「俺も青春するぞ!」と思い立ち、自転車に目をつけたのかもしれませんね。
ご愁傷様。



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