サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

国会の爆弾男/楢崎弥之助(元衆院議員)/91歳

2012年02月29日 | それでも世界は回る

「国会の爆弾男」楢崎弥之助氏が死去 元衆院議員

産経新聞 2月29日(水)23時5分配信

 「国会の爆弾男」の異名をとった元衆院議員、楢崎弥之助氏が福岡市東区の自宅で亡くなっていたことが29日、親族の話で分かった。91歳だった。葬儀・告別式は未定。

 親族によると、同日午後に連絡が取れなかったため、楢崎氏の孫が自宅に向かったところ、風呂場で倒れて亡くなっている楢崎氏を発見した。福岡県警が死因を調べている。

 昭和35年11月の衆院選で旧福岡1区から出馬して初当選し、11期務めた。社会党(現社民党)中央執行委員などを歴任した後、社会民主連合(社民連)結党に参加し、書記長に就任。質問の追及の鋭さから「国会の爆弾男」との異名で知られた。社民連解散後は、無所属の立場で活動してきた。

福岡出身で「解放運動のオヤジ」と呼ばれた松本治一郎の秘書を経て国会議員になっているからだろうか、度胸や鍛えられ方は筋金入りだったろう。
眠たげな国会中継も、楢崎弥之助が出てくると、「国会の爆弾男」がなにかを持ち出すのではないかと、期待を持たせたりしたこともあった。
ありもしない自衛隊クーデター計画で大騒ぎをしたり、リクルートコスモス事件ではテレビ局と組んで隠し撮りをしたり。
弁舌やパフォ-マンスはなかなかのものであったが、決して上等な思想議論をしているわけではない。

市民派議員を自称していたが、菅直人もそうなのだが、弁舌さわやかなほどどこか薄っぺらさも感じる。現在の野田どじょう首相も似た感じだ。
本当のところは、いつもスポットライトを浴びていたいという資質のようなものがあったようにも思う。
若い時はなかなかのダンディで、ちょっとお昼のよろめきドラマに出てくる間男役のような雰囲気もあった・・・合掌! 

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