「うるさいテレビCMの音」米国で規制開始へ
画像は1949年8月号の『Radio Electronics』Wikimedia
米議会ではネットの中立性や米国民に対するスパイ活動、国民皆保険制度を巡って激しい議論が展開されているが、民主党の議員も共和党の議員も同意できることが少なくとも1つある。それは「テレビで流れるコマーシャルの音があまりにうるさすぎる」ということだ。
『Commercial Advertisement Loudness Mitigation (CALM) Act』(商業広告音量軽減法案)は米下院で承認され、後はオバマ米大統領の署名を待つだけとなった。同法案はすでに米上院を通過している。
Anna Eshoo下院議員(カリフォルニア州選出、民主党)が提出したCALM法は、テレビ番組の途中で流れるコマーシャルの音量を、番組そのものと同じレベルにすることを義務づけるものだ。広告主には1年の猶予が与えられ、その間にコマーシャルの音量をチェックする技術の導入を進めなければならない。
Eshoo議員の説明によると、米連邦通信委員会(FCC)にはコマーシャルがうるさすぎるという苦情が1960年代から寄せられている。FCCの四半期報告書は過去25回出されており、テレビに関する消費者からの苦情内容も順位付きで報告されているが、この問題は、25回の報告の中で21回、第1位になっているという。
大賛成だな。
CMの好感度がどうの、質がどうの、話題性がどうの、ということ以前の問題として、CMタイムになると、いきなり音量がかわるのだけは、なんとかしてくれと小さい頃からずっと思ってきた。
こういうのに、公共広告機構にしても、業界自主規制にしても、どういう常識なり規定があるのか知らないが、
本当に腹が立つ。
寝転んでテレビを眺めていると、ほとんどテレビを見ない相方などは、「うるさいわねぇ、もっと小さく出来ないの!」と怒るのだが、それは決まってCMタイムなのである。
年をとって耳が遠くなったこともあるのかどうかはしらないが、普段はそんなに大きな音量にしているわけではない、と思う。
いちいち「CMタイムだから」と言い訳するのもうっとうしいので、ハイハイと言って、ボリュームを下げて、本編が再開されると、そっとボリュームを上げるのだ。
本当に腹立たしい。まあ、本編中のアイドルやお笑い芸人の甲高い高笑いも、なんとかして欲しいわけなのだが・・・。
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