サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

10兆円(誤発注にもほどがありそうなものだ度80点)

2010年06月01日 | それでも世界は回る
大証で10兆円誤発注 ドイツ証券のシステム不具合か(朝日新聞) - goo ニュース

大証で10兆円誤発注 ドイツ証券のシステム不具合か 2010年6月1日(火)22:52  1日の大阪証券取引所で、過去最大規模の誤発注となる約10兆円の売り注文が発生した。ドイツ証券のシステム不具合が原因とみられ、同証券は数分後に注文を取り消したが、市場では約500億円分の売買が成立したとみられている。5月にニューヨーク市場で誤発注が原因とみられる株価急落が起こった直後で、市場に一時緊張が走った。 大証などによると、誤発注されたのは大証で売買されている「日経225先物」の6月物で、事前に売買時期と額を決めておく商品。午前9時の取引開始直後から1分間、前日の日経平均終値より70円前後安い9690~9700円での売り注文が約100万枚(1枚は取引金額の1千倍)出た。>> 続きは asahi.comへ

うーん、10兆円か。とんでもない金額だが、これに似たような誤発注は結構あるようだ。いくら自己勘定取引だといっても、市場に与える気分は大きい。
こういうものの、損害賠償というのはどうなるものなのか。
コンピュータそのものは、プログラミングにチェック機能がない限り、10兆円であろうが1000兆円であろうが平気でオーダーを出してしまう。
実際に勘定が成立するかどうかは別の問題だ。
たぶんシステム社会による自動受発注のような「考えられない」誤作動から、とんでもない修復できないシステムのということは世界の崩壊は口をあけているのかもしれない。

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