サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

第八十五話

2011年10月18日 | 夢脳

高級ホテルに一人でいる。
壁の一方が開かれていて、通路に接続している。
その通路の先に何があるのかわからない。
私は空中庭園のようなその通路を進む。
数分進むと、黒服の支配人のような男が立っており、こちらに頭を下げる。
ゲートを越えると、大きな出窓のようになっており、そこがレストランになっている。
煌々とした明かりが眩しい。
私は来た通路をまた戻るが、通路の脇が川べりのようになっており、そこにバーベキューデスクのようなものが設置されている。
緑も濃く光が差し込んでいる。
今は深夜のはずで、しかも自分がいた階は50階以上だった筈なのに。
私は狐につままれた気分で、通路を歩き続ける。

図版:筬火(おさび)


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