サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

97歳の晴れ着(着飾れるうちは大丈夫だ度80点)

2009年12月08日 | それでも世界は回る

国際写真コンテスト2009:人部門

December 8, 2009

世界大会最優秀賞 人部門
デブラ・ジャンセン(Debra Jansen)/アメリカ

 アメリカ、ジョージア州の都市チャンブリーで、“晴れ着”を身にまとってバスの到着を待つ97歳の老婦人。写真家デブラ・ジャンセン氏の作品が、ナショナル ジオグラフィック国際写真コンテスト2009の人部門で最優秀賞に選ばれた。

 審査員を務めたフォトジャーナリストのマリア・ステンゼル氏は、「威厳に満ちた老婦人とバス停という場所が醸し出すインバランスな対比」に感銘を受けたという。

 本誌デザイン担当のダレン・スミス氏はこう語る。「私たちは毎日この写真のような場面に出会いながらも、ありふれた日常として気に留めることなく過ごしている。その中で興味深い被写体と見事な構図を見出したのがジャンセン氏だ」。

Photograph by Debra Jansen

97歳の老婦人であるが、なかなかおしゃれないでたちである。
一枚の写真から、見る人なりに、いろんな物語をつむぎだすことができるのが、こうしたドキュメントフォトの魅力である。
日本でも、高齢の方々で、とても素敵に着飾っておられる方が時々いるが、惚れ惚れしてしまう。
こうした「正装」ができるうちは、まだまだ大丈夫だと思わせられるところがある。
この写真の老婦人が、リムジンかなんかからこのいでたちで下りてきたら、別にたいした構図にはならない。
審査員がいうように、バス停との組みあわせの構図が、僕たちに新鮮な想像をかきたてているのだろう

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