サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

第百三十四話

2013年08月18日 | 夢脳

大手広告代理店の広い会議室のようなところに紛れ込んだ。
たくさんのハガキを手分けして、ホワイトボードになにやら書き込み「正」の字を書き込んでいる。
いまどきずいぶんアナログなやりかただと呆れる。
どうやら、なにか新製品のネーミングの応募を整理しているらしい。
知り合いがふたり、私を見つけて手を振る。
「審査委員長が遅れてどうするんですか」と詰問される。
状況がつかめないが、「さっきから作業の様子を後ろで見ていたんですよ」と誤魔化す。
応募ハガキの束を見ると、まだほんの少ししか手がつけられていない。
いったいいつまでここにいなくてはならないのか、 私は腹立たしさを覚える。

図版:からかさ小僧 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿