ここ2週間ほど花粉症がピークを迎え、外に出るのがおっくうだった。しかし、4月に入り1週間。そろそろ鳥たちにも春の訪れが来てるだろう。と言う事で、まずは思い切ってマイフィールドに出てみることにした。マスクをして、ローション入りティッシューを山ほど持っていざ出発・・・したのは8時半ごろだった。まずは、上北山地区のため池。車を降りると、あちこちからウグイスの声が聞こえる。今春初耳だ。あ~春だな~。でも、鳥は出ないので、次に移動。次は、日本一公園(楯山公園)をのぞいてから寒河江のいこいの森に行く。管理センター裏の紅梅が咲き始めていた。まだ3分~5分咲きといったところか。車を止め、あまり行ったことのない高速道路上の山道を歩いてみた。 山の方からエナガ・シジュウカ
ラ・カワラヒワの声が聞こえ、にぎやかだった。シジュウカラは、木の上でたっぷりさえずりを聞かせてくれた。アカゲラ♀も出てくれた。それから、木の幹をチョコチョコ動くホンドリスを見つけることができた。しばらくじっとしていると、下の方から小鳥が飛んできた。腹が黄色く、わきに縦斑がある。アオジだ。続けて、フィ・フィ・フィーと、2,3羽飛んできた小鳥。双眼鏡を向けると、ベニマシコだった。まだ北に帰らず、体力をつけているところかな?赤味が少し強くなり、夏羽に近くなっている。一度夏羽をじっくり見たいと思っていたが、やはり北海道に行かないと無理かな?ノスリが近くを飛んでいた。3羽いる。親子だろうか。そろそろお昼かと思い時計を見たが、まだ10時半すぎだった。もう1ヶ所ぐらい大丈夫だ。どこに行こうか迷ったが、もう1回自然の家近くに行くことにした。もしかしたらサシバにでも・・・と思ったのだ。上り坂を上がって行くと、道路わきの電柱の上に猛禽を発見。ノスリかと思ったが、体が小さく、胸も白くない。
やや離れたところに車を止め、木の陰になっているところに移動し双眼鏡を向けた。すると、・・・黄色い嘴、黄色い虹彩。おぉ~、サシバだぁ~。今季初観察だ。眉斑が白くはっきりしているので、♀のようだ。飛んでいる姿を見ると、だいぶ羽が抜けていて、満身創痍といった感じで痛々しい。ここまで来るのにいろいろな困難があったのだろう。何だかとてもいとおしく思えてくる。いつしかもう1羽が上空を旋回し始め、2羽そろって飛び始めた。つがいなのだろう。無事繁殖してほしいと願うばかりだ。
【出会った鳥たち】ウグイス(初音)・カシラダカ・ホオジロ・アオジ・アカゲラ♀・エナガ・シジュウカラ・カワラヒワ・ベニマシコ・キセキレイ・ミソサザイ(さえずり)・サシバ2羽・ノスリ・*ホンドリス
里山では一番乗りでしょうか。
今年からは大江町にも足を伸ばしたいと思っているので、更新楽しみにしています。どうぞよろしくお願い致します。