西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

明けましておめでとうございます

2007-01-01 14:46:09 | バロック

2007年を迎えました。日本が、世界がより住みよい世界となることを願わずにはいられません。

新年最初の日に相応しい曲は何だろうと考えました。何か作曲家の生誕日とか初演された日とか思い浮かべるのですが、出ません。今のところこれしかないかなと思うのが、バッハのクリスマス・オラトリオの元日のために書かれた第4部です。先ほど聴いてきました。普通は第1部から聴くのが普通でしょうが。

バッハは、偉大ですね。ドイツ音楽史の中で屹立しています。私がバッハの音楽に傾倒するようになったのは、20代半ばでしょうか。毎日のようにバッハを聴いていました。レコードで全集が出たのです。その後CD時代になり、ほぼ完璧なバッハ全集が出て、ほとんどすべての作品に接しました。もちろんまだ十分に咀嚼はしてないですが。最高のものはなんだろう。やはり「フーガの技法」となるのだろうか。よくわかっていません。作曲者の年齢に達してないし、焦らずわかるときが来ればくらいに思います。「音楽の捧げ物」も同様に素晴らしいです。もちろん宗教曲も非常に素晴らしいですが、私は受難曲よりも「ロ短調ミサ曲」に今の時点では惹かれています。器楽曲ももちろんいいです。これからも折に触れ、バッハを聴いていきたいと思います。
「彼はバッハ(ドイツ語で小川の意)ではなく大洋だ」とベートーベンは言っています。
彼の1000曲を越す作品群を見るとその言葉が実感できます。「のだめ」ではト短調の小フーガが使われていました。

画像は、去年3月に浜離宮恩賜公園で撮影したものです。


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