西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

アミルカーレ・ポンキエッリ

2007-08-31 10:56:53 | オペラ
今日は、イタリアのオペラ作曲家アミルカーレ・ポンキエッリの生誕日です(1834年)。
ポンキエッリと言えば、「時の踊り」というくらいこの曲はよく知られています。これは歌劇「ジョコンダ」に出てくる曲です。歌劇は全部で8曲書いているということですが、私は他の曲は知りませんでした。私にとっては、彼も1曲だけで知られている作曲家ということになります。
カラヤンは、そのような作曲家の音楽も大事に扱い、我々にその名演奏を残してくれています。「オペラのバレエ音楽」というのを何度か録音していて、その時により、選曲を変えることはあるのですが、この「時の踊り」は何度か録音しています。やはり、このような曲もカラヤンの指揮で聴くと素晴らしいものであることがはっきりしてくるのですね。カラヤンは、膨大な録音の数を誇っています。いつどんな曲を録音したかを知るのに良い本があり、時々これを見ています。これを著した評論家の黒田さんはとてもよい本を書いてくれたと思っています。私は今もところどころで彼の文を読みますが、彼独特の音楽に対する愛着さが伝わってくる文章を好んで読みます。この「カラヤン カタログ303」について言えば、1976年に発行された本なのでその後の録音はもちろん出ていません、それが残念です。

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