(ホタルブクロね。)
連日、昼近くまで寝て、だらだらしているのも、
どこかの誰かに(?!)申し訳ないような気が致しまして、
今日は少し早起きして、金剛山へ。
水越峠からのダイヤモンドトレイルのコースです。
連日の雨の名残があって、蒸し暑い中の登りでありました。
でも山頂に上がるとさすがに22度。涼しいです。
(中腹から御所方面の眺望。 ↓)
出会いたい鳥さんはキビタキ、カケス、ミソサザイなどですが、
この日はまったくさっぱりでありました。
いつもだとゴジュウカラなどが飛んでくるブナ林もウグイスの鳴き声だけで
どの鳥さんも姿を見せてくれません。
カケスやミソサザイらしい鳴き声は遠くで聞こえた気がしますが。
神社裏参道のブナ林のところでは大きな木が根っこから倒れておりました。
この間の大雨のせいでありましょうか。
登る途中キャッチできた鳥さんは
高い梢のメジロくんね。↓
それから、派手な色目のソウシチョウ。↓
あとはヒガラにコゲラさん。これは鳥影程度でありました。
葛木神社の裏道を通っていると、道脇に何かを見つけたかのように
かがみ込んでいるおじいさんがいました。何ですかと聞くと、
「これ、ホトトギスという花です。珍しいですよ。写真とったらいいよ。」
「斑点の色模様がホトトギスに似ているからそういう名前ね。」
ほう、なるほどね、と思って見るとなかなかきれいです。お言葉に従ってパチリです。
花は全くわかりませんので、どの程度珍しいのか、わかりませんが、
まあ、ひとつ花の名前を覚えさせていただきましたよ。
そうすると、それからあとの下山口で、覚えたばかりの
ホトトギスを一輪見つけましてございます。 これね。↓
というわけで、この日の山歩きの収穫は
ホトトギスの花だったということになりますね。
平地に下りるとやっぱり暑いですぅ~。
カタクリだとかオオヤマレンゲだとか水芭蕉だとかは、丁度そのとき山にいなければ、出会えない花ですね。
ホトトギスもそうで、山ホトトギスとヤマジノホトトギスの二種類があるらしいのですが、いずれも、見たことがなかったので、今回、写真で見せていただき、ちょっと、感激です。
たぶん、おしべの下に紫色の斑点がないので、ヤマジノホトトギスでしょうか。
梅雨も明け、これから半月あまりは、山の天気も安定するので、多くの方が、高山植物や雷鳥を目当てに山に出かけますね。
南アルプスの北岳や荒川三山のお花畑はとてもスケールが大きくて、見飽きません。つらい登りも、吹っ飛んでしまいます。山登りの楽しみの一つです。
南アルプスは山がどか~んとしてて、なかなかしんどいですね。アプローチも長いですし。北岳も荒川三山も若いときの昔に登りましたが懐かしいです。でももうちょっと無理ですかね。
夏山シーズン、もっと安直・安全なところへ出かけようと思っています。