25日は雨でした。降ったり止んだりですけど。
この日は肘折温泉から国道13号線へ出て、山形を北から南へ向かいます。
肘折温泉の朝市。↓
雨でも朝市です。
「元々、自炊のお客さんのための朝市だったんですけどね。」
「自炊の湯治客をもうやめてしまったから少しにぎわいもなくなって。」
と、お宿のおばちゃんが言っておりました。
再び山道を通り抜けて13号線へ出て、途中脇道へ入り込んで、
レトロな景観で知られている銀山温泉を見学です。
代表的な旅館の能登屋。贅沢なレトロぶりです。↓
こちらもレトロ。↓
温泉街を行き着いた奥に滝が流れていました。↓
13号線に戻ると、大石田、村山辺りは「そば街道」です。
通りがかった山道では三分咲きぐらいのそば畑がひろがっておりましたが、
せっかくですから、食しないわけにはいきません。
道路沿いの蕎麦屋さんに入って昼食です。 ↓
天童から再び脇道に入り込んで、「山寺」観光です。
展望のお堂(五大堂)までは1015段の石段があるとか。↓
なべ嫁さんを茶店に待たせて、登ってみましたよ。
茶店の玉こんにゃくね。↓
崖のあちこちにお堂がこしらえてあります。↓
少し紅葉もありますね。↓
五大堂からの展望。↓ 雨は上がっています。
往復1時間ぐらいでしたでしょうか。あとは蔵王までもう少し。
また雨が降り出してきて、蔵王の高いところへ上がっても景色が見えません。
この日はここまででしたね。
空港から、バスに乗って行くのですが、まず、目に入ってくるのが津波で一階部分が流されて、高床式の家のようになっている建物。ぽつんと建っています。
名取市にかけては、塩害の田畑の土壌の入れ替えと排水設備の復旧が行われています。でも、人を見かけないんですよね。家もぽつんぽつんとあるだけなんですよね。初めて、自分の目で見てかなりの衝撃です。
蔵王温泉と、スキー場は、思っていた以上によかったです。今年は、雪が少なくて、有名な樹氷のモンスター現象は、エビのしっぽ状態です。でも、落葉樹の樹氷は白い林がずっーと続いて、それはきれいでした。
雪質もよく、初級 中級者向きのロングコースが多く、なんとなくうまくなったような気分にさせてくれるスキー場です。
この時期、スキー場には、中高年ならぬ高年者が多く、どうみても、80くらいだよね、と思われるご夫婦も見かけます。この先、いくつまでスキーができるかと思っていましたが、あと、10年はいける!と、意を強くした次第です。
蔵王温泉もよかったです。通常は、温泉に来ても、何回も温泉につかることはしないのですが、今回は、二人とも早起きして、朝湯をたっぷり楽しんできました。
蔵王は、そばの産地でもありまして、生まれて初めて、ごほうそばというものを食しました。ごぼうの天ぷらがのっているのかと思いきや、でできたおそばを見て、ビックリポンです。きんぴらゴボウと、白髪ネギが、たっぷりのっているではありませんか。予想に反して、美味しかったです。
こうして、すっかり、蔵王ファンになって帰ってきた次第です。そうそう、安比高原以来のカモシカさんにも会えてラッキーでした。
蔵王温泉のお湯はきつくなかったでしょうか。もっともいろいろ泉質はあるのでしょうが、全般にはきつめで、日焼けなんかしてるとひりひりしてしまいますが。おそばも美味しいですが、芋煮もいいですね。
スキーはもう何年も遠ざかっております。板もずいぶん以前に粗大ゴミで処分致しました。いつまでも元気に楽しめて何よりであります。