広葉樹の青葉がトンネルのように覆っている山道です。
「チヨ、チヨ、」と細い鳴き声がかすかに聞こえてきます。
青葉の繁った薄日の中を目を凝らしてみると、小鳥のシルエット。
枝から枝へ飛び回っていますが、何となく幼鳥のような飛び方。
センダイムシクイでしょうか。よくわかりませんけど。
ムシクイの識別は相変わらず難しいです。アオムシを咥えたままです。
ここらはキビタキくんの縄張りでもあります。
鳴き声はいつでもしますが、時に姿を見せてもくれます。
9日の極楽寺山でした。この日の鳥果はこんなもの。
お山を下りて、久し振りに地御前のクリークも覗いてみましたが、
しばらく見ないうちに遊歩道の土手は草が伸び放題。
蒸し蒸しと草いきれがするほどです。
鳥さんはツバメが水面ぎりぎりを滑空するばかり。
カワセミくんも見かけずじまいでした。
もうそろそろ梅雨入り。
お散歩するにもなかなか苦労する季節になってきましたね。