胆管に結石があるのは前からわかっておりました。
4年前、胃を3分の2切除する手術をやりましたが、
その後の術後検診で結石が見つかりました。
主治医はそのとき残念がって、苦い顔をしておりましたね。
胃の手術のときにわかっておれば一緒に切除できたからであります。
なべさんも胃を切ったばかりでまたまた開腹するのは
随分とためらうところがありましたので、
「痛むわわけでないので、様子見ましょうか。」
と申し出、とりあえずお互いの結論としたのでした。
今回、詰まった胆汁を抜き出す応急処置の後
そのまま入院が続いて、11日後の15日、
今度は胆管の出口に詰まった結石を切除する手術であります。
一般には内視鏡の方法があるようでありますが、
私めは胃を切除する手術をやっているため、
開腹の方法しかないようでありました。
手術の予想時間は3時間。ところが、
予想を超えて5時間かかったということです。
胆管に詰まった結石だけでなく、 肝臓内の胆管にも結石が見つかり、手間取ったようであります。
詰まった結石はコレストロール系の黄色い石。
肝内のものは小さい黒い石がぱらぱらと何個もありました。
「まるで、エントツ掃除みたいだったよ。」
と、言いながら主治医がその石を見せてくれました。
それにしても3時間のはずが5時間にも伸びて、
待機していたなべ嫁さんは「何事か?」と
気が気でなかったでしょう。
「寿命が縮んだわ!」と申しておりました。
こちらは麻酔で全く意識がない最中の出来事で、
何ともまあ申し訳ないことでありました。
というわけで、私めの胆石は、しつこくも
肝内結石という事態にもなって、何ともはや
石には一生付きまとわれてしまいそうであります。
今度石が出来るときには
私め自身の寿命が尽きていることを
願うばかりでありますね。
(ところで、「肝内結石」をネットで調べると、
「難病指定」なんですって。wwっ。)
お散歩では、カワセミにはなかなか出会えません。
どこか引っ越してしまったのでしょうか?
おなじみのコゲラさんのドラミングが
森の中では静かに響いておりました。 ↓