Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

集団行動のマネージメント 5

2010-01-06 01:04:32 | 体育
6 用具の準備・後片付け

 低学年の場合は,あらかじめ教師が下準備をしておくとよい。

 例えば,マットや跳び箱,カラーコーンなどは必要数だけ出しておき,準備しやすいように配慮していく。
 ボールも種類別にかごに分けておき,その時間に使うボールのかごだけを手前に出しておくとよい。
 
 マットや跳び箱の授業を行う際は,単元の初めに1人1人が何を準備するのかを明確に指示しておく。
 
 また,どこに準備するのかもカラーコーンや紅白玉などを置いて目で見て分かるようにしておく。
 
 「4人でマットの4隅を持つ」「跳び箱の1段目は2人で持つ」など,手順や方法をしっかりと教えておく必要がある。

 「1班と2班,どうぞ」と指示し,頃合いを見計らって3班と4班というように指示していく。

 下準備もしておかないままに,「どこの班がはやく準備できるでしょうか」などとやたらと競争心をあおってはいけない。
 子どもたちが一斉に器具庫へ殺到するような状態は,けがやトラブルのもとになる。

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