ここで正解の発表である。しかし,ただ発表してもつまらない。まだ引っ張る。
生まれたときの写真を見せる。看護婦さんに抱きかかえられて,お母さんと対面したときの写真である。お母さんの顔でばれるので,そこは見えないように隠して提示。でも,誰なのか子どもたちは分からない。
次に生後10日目の写真。まだ分からない。
次に2歳の写真。「これを見せたら,分かっちゃうなあ」といいながら出す。やっぱり子どもたちは分かった。自分だったと知って,驚きの表情のA君。また,クラスで一番大きいA君が,あんなに小さい服を着ていたのだということで,ほかの子も驚く。
次に話題を変える。
「子どもが生まれたら,お父さんやお母さんは最初に何をするかなあ」と投げ掛けてみる。すると,「名前を付ける」という。
「そう。名前を付けるんだよね。昨日,先生はCさんに『Cさんは,どうしてCっていう名前になったの?』と聞いてみたんだよ。そしたら,『知らない』と答えたんだ」苦笑するCさんのお母さん。「みんなは,自分の名前がどうして今の名前になったか知ってる?」と聞いてみる。大半は知らないようであった。
「実は,今日はある人から手紙をいただいています」といって,Bさんのお母さんからいただいた手紙を読んだ。その名前にいろいろな意味が込められているということを理解させるようにしたかったのである。
その後,ワークシートを配り,これから小さいころのことをいろいろ調べてみる方法にどんなものがあるかを考えさせた。
授業は大変に盛り上がった。モノが子どもたちをひきつけたのである。
おそらく,次回までに多くの子が自分の生まれたときの身長や体重,名前の由来などを聞いてくるはずである。
授業参観で行ったので,保護者もこの授業を見ていたのである。家庭での話題として出るであろうことは容易に想像できる。
生まれたときの写真を見せる。看護婦さんに抱きかかえられて,お母さんと対面したときの写真である。お母さんの顔でばれるので,そこは見えないように隠して提示。でも,誰なのか子どもたちは分からない。
次に生後10日目の写真。まだ分からない。
次に2歳の写真。「これを見せたら,分かっちゃうなあ」といいながら出す。やっぱり子どもたちは分かった。自分だったと知って,驚きの表情のA君。また,クラスで一番大きいA君が,あんなに小さい服を着ていたのだということで,ほかの子も驚く。
次に話題を変える。
「子どもが生まれたら,お父さんやお母さんは最初に何をするかなあ」と投げ掛けてみる。すると,「名前を付ける」という。
「そう。名前を付けるんだよね。昨日,先生はCさんに『Cさんは,どうしてCっていう名前になったの?』と聞いてみたんだよ。そしたら,『知らない』と答えたんだ」苦笑するCさんのお母さん。「みんなは,自分の名前がどうして今の名前になったか知ってる?」と聞いてみる。大半は知らないようであった。
「実は,今日はある人から手紙をいただいています」といって,Bさんのお母さんからいただいた手紙を読んだ。その名前にいろいろな意味が込められているということを理解させるようにしたかったのである。
その後,ワークシートを配り,これから小さいころのことをいろいろ調べてみる方法にどんなものがあるかを考えさせた。
授業は大変に盛り上がった。モノが子どもたちをひきつけたのである。
おそらく,次回までに多くの子が自分の生まれたときの身長や体重,名前の由来などを聞いてくるはずである。
授業参観で行ったので,保護者もこの授業を見ていたのである。家庭での話題として出るであろうことは容易に想像できる。