開脚跳び2回目の指導を行った。
準備運動の中に馬跳びを取り入れた。今週分かったのだが,子供たちは3年生までに馬跳びをしたことがないらしい。「2人組みで馬跳びをしなさい」と指示したとき,馬の作り方も跳び方も分からなかったのである。
跳び箱は跳べるのに,馬跳びができないという子がいる。これは,人を跳び越えるということに対して抵抗感があるからではないだろうか。抵抗感やおそれから,バランスが崩れ,跳び越すことができないのである。
これまでの体育の授業や生活場面において,子ども同士の体を通してのかかわり合いが少なかったということが,このような実態を生み出しているのではないだろうか。
集団跳び箱につなげるためには,1歩助走で踏み切る感覚が身についていなくてはならない。そのため,向き変え跳びを馬跳びで行わせた。
次は跳び箱を使っての向き変え跳びである。
5人組を作らせ,5人で合計30回跳ぶように指示した。得意な子が10回,苦手な子は2回でもいいのである。誰が何回跳ぶか,作戦を考えさせる。話し合いで関わり合いが生じる。
次に,開脚跳びの指導に入った。
場づくりは前回とほぼ同様である。
C君がまだ安定して跳べる段階まで達していないので,そちらに気を配りながら全体指導をしていく。
今日,全体に指導していったのは,次の事項である。
①まっすぐに入って,マットから出る。
②スタートで一旦静止する。「跳び箱をにらみつけてからスタートしなさい」
③「前傾して,足が前に出たら走り出しなさい」
④「息を吐きながらスタートしなさい」
昨年7月の「向山型体育入門講座」での向山洋一氏の指導の追試である。
これらの指導により,子供たちの動きは大変美しくなった。今まではただやみくもに跳んでいただけだったのだが,向上的変容が明らかに見えた。
毎日書かせている「おたよりノート」には,今日一番楽しかったこととして跳び箱を挙げていた子が多数いた。
4年生で4段の跳び箱でも,十分に子どもの欲求を満たす授業が可能なのである。
準備運動の中に馬跳びを取り入れた。今週分かったのだが,子供たちは3年生までに馬跳びをしたことがないらしい。「2人組みで馬跳びをしなさい」と指示したとき,馬の作り方も跳び方も分からなかったのである。
跳び箱は跳べるのに,馬跳びができないという子がいる。これは,人を跳び越えるということに対して抵抗感があるからではないだろうか。抵抗感やおそれから,バランスが崩れ,跳び越すことができないのである。
これまでの体育の授業や生活場面において,子ども同士の体を通してのかかわり合いが少なかったということが,このような実態を生み出しているのではないだろうか。
集団跳び箱につなげるためには,1歩助走で踏み切る感覚が身についていなくてはならない。そのため,向き変え跳びを馬跳びで行わせた。
次は跳び箱を使っての向き変え跳びである。
5人組を作らせ,5人で合計30回跳ぶように指示した。得意な子が10回,苦手な子は2回でもいいのである。誰が何回跳ぶか,作戦を考えさせる。話し合いで関わり合いが生じる。
次に,開脚跳びの指導に入った。
場づくりは前回とほぼ同様である。
C君がまだ安定して跳べる段階まで達していないので,そちらに気を配りながら全体指導をしていく。
今日,全体に指導していったのは,次の事項である。
①まっすぐに入って,マットから出る。
②スタートで一旦静止する。「跳び箱をにらみつけてからスタートしなさい」
③「前傾して,足が前に出たら走り出しなさい」
④「息を吐きながらスタートしなさい」
昨年7月の「向山型体育入門講座」での向山洋一氏の指導の追試である。
これらの指導により,子供たちの動きは大変美しくなった。今まではただやみくもに跳んでいただけだったのだが,向上的変容が明らかに見えた。
毎日書かせている「おたよりノート」には,今日一番楽しかったこととして跳び箱を挙げていた子が多数いた。
4年生で4段の跳び箱でも,十分に子どもの欲求を満たす授業が可能なのである。