Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

根本式立ち幅跳び指導法の追試 1

2011-06-18 22:59:41 | 体育
 TOSS体育代表の根本正雄氏の立ち幅跳び指導を追試した。
 「探偵!ナイトスクープ」において,5cmしか跳べなかった女性が143㎝跳べるようになった指導法の追試である。

 追試の依頼と指導案を3月に根本氏からいただいていた。
 しかし,東日本大震災で実践できなかった。

 現在,校内で体力・運動能力調査を行っているので,この機会に追試授業を行うこととした。

 実際に授業を行ったのは,教育実習で私のクラスに入っている宮城教育大学4年のS氏である。
 体育の授業で何をしたらいいか相談され,ちょうど体力・運動能力調査の時期でもあるので立ち幅跳びの授業をしてはどうかと提案し,根本氏の指導案を渡した。
 発問・指示・留意点は指導案に書かれているので,この通りに追試すれば授業が可能である。
 指導技術を持たない実習生にとって,追試は効果的である。
 機械的な真似であってもよい。
 追試することによって,すぐれた授業の組み立てが理解できるようになってくる。

 指導案では,2時間扱いとなっている。
 1時間目に記録を取り,2時間目に指導して前後の記録を比較する流れとなっている。

 6月16日,1時間目に私が授業を行った。
 授業といっても,場づくりをしてグループごとに立ち幅跳びの記録を測っただけである。

 同日の5時間目に,S氏が2時間目の授業を行った。

 先生が跳べない方法と跳べる方法でやってみます。どこが違うか,よく見ていてください。

 教師が示範した。

 Aは跳べない方法である。
 ①膝が伸びている ②踵がついている ③手の振りあげ振り下げができていないやり方である。
 示範すると,子どもから「ペンギンみたい」と笑い声が聞こえた。
 
 Bは跳べる方法である。
 ①膝が曲がっている ②つま先で跳んでいる ③手の振りあげ振り下げができているやり方である。
 「おー」という反応であった。

最新の画像もっと見る