稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜の稽古(4月4日、長正館矢田中稽古)

2018年04月05日 | 剣道・剣術
矢田中学校体育館にて19時半から。
19時から剣道形稽古の予定で18時45分には到着していた。
早く着いたのですぐ近くの野球教室「ベースボールファミリー」で時間潰し。
元プロ野球選手が指導しているとかでなかなか気合が入っている。
野球の事は詳しくは無いがけっこう見ていて為になった。

19時前に鍵当番の先輩が来る。
来てから鍵を忘れている事に気がつく。
先輩を車の乗せ平野まで。往復30分。嗚呼勿体無い。

結局稽古が始まったのは19時40分頃から。
準備運動や素振り、基本稽古の横で弟子と形稽古。

1~3本目は初段の時に稽古済み。
1本目打太刀の左上段の構えの修正。
2本目仕太刀の小手を抜いた時の振りかぶり加減。
3本目仕太刀の制した後の最初の下がりを大きくする事。を助言。

4~5本目は自習レベルだ。
4本目仕太刀の構える時に右足を引く事。
同じく脇構えで相手から刀身が見えないように注意する事。
5本目打太刀はしっかり間合いに入って面を打つ事。
同じく摺り落とされたあとは死に太刀になって、
膝より少し下まで剣先を下げる事(構えを解いた時の高さ)。
5本目仕太刀の構えは、左拳を、
中段よりやや前にして、剣先を打太刀の左拳につける事。
同じく打ったあとは、剣先を顔の中心につけながら右足を引く事。を助言。

時間が短かったのでまた次回に稽古を続ける事にする。

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防具を着用して。

先輩には昇段審査を意識し、自分から入って打つ事、
一か八かの小手は打たない事を助言した。
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「間合いを詰めて攻めているつもりで待っている」は駄目。
「打てるか打てないかの間合いで右足出して虜点(間境)を越える」、
「そして面に飛ぶか、返し技を使うかは出たとこ勝負」が正解。
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弟子とはお互いに基本稽古(面、出小手、相小手面、返し胴)。
地稽古は相面を中心に稽古した。
相面はスピードではなく、「相手より先に打つ体勢が出来ている事」
が大切なのだが、これは自分自身の課題でもある。

O君は中学生になった。
なかなか勝負に強いのだが真っ直ぐに構えないのがクセ。
なぜか長正館の子供達は真っ直ぐ構えない者が多かった。
相手と剣先を交えず盗み取るような技を多く見たが妙な剣風だ。

剣道は、相手と剣先を交あわせるところから始まる。
気長に正しい剣道に是正することにする。

F六段とも久々に稽古。
勝負強くスピードのあるF六段。
以前は得意の出頭面をよく打って来たが、
最近は返し胴を取られるのが嫌で打ってきてくれない。
逆にこちらが(意識して)面ばかり打っていった。面打ちの稽古だ。
まあしかし、合気になれたので良い稽古が出来たと思う。


(長正館の基本稽古は決めた部位を元立ちが空けてそこを打つというもの)


(基本稽古の合間、井上先生は眼光鋭く稽古の様子を見ている)


(弟子、ますます良い面が打てるようになった)


(先革が交わるような遠間から打てと言わたようだが気にせず自分の間合いを大切に!)


(教えた肩残心もこなしている)


(O君は力強さは無いがけっこうスピードのある技が出せる)


(稽古後のK君とO君)
コメント
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