どうもモチベーションが上がらない。
長正館での月水金の稽古が7月で終わってしまい、
一種の燃え尽き症候群というべき感じでどうもやる気が出ないのだ。
それでも、お盆の剣術合宿までは何とか保ってきたのだと思う。
合宿から帰ってからは仕事で忙しかったせいもあるが、
特に何もせずで、何もしないと、余計に体調も悪くなったりしていたのだ。
夏バテなのかも知れないなあ・・・と密かに思ったりしていた。
(長正館での稽古風景、長正館のFさんのフェイスブックから借りてきた)
暑くても忙しくても稽古を続けてきた。
それが長正館の閉館で、パタリと稽古をしなくなった。
他でも稽古が出来るところはいくつかあるが、
妙に蒸し暑い日が続いたりして、やる気がまったく起きないのだ。
忙しいだの、暑いからだの、体調が悪いだの、何かと理由をつけて、
元々のホーム道場であった難波の養正会の稽古にも行ってない。
昨夜は何とか師匠の稽古会に参加した。
で、反省。
基本の足捌きの稽古で、自分でも何だかおかしいなあ・・と思っていたら、
案の定、師匠から姿勢を注意された。
元々猫背なので、稽古していないと、意識していないと、すぐに元に戻ってしまう。
改めて姿勢を意識して足捌きを再開したら、やっと感覚が戻ってきた。
戻ってきたが、今度は左の脹脛(ふくらはぎ)がパンパンに張ってきた。
あきらかに稽古不足のせいだ。いや稽古不足では無い。私のサボリ癖のせいだ。
師匠から、一挙動の素振り(摺りかぶり)を、1日200回しなさいと言われた。
七段審査のずっと前だから、もうかなり前の話である。
実は1日200回やったのは1回だけで、あとは100回とか、50回とか、
だんだん減る一方で、最近は0回がず~~~と続いたのだ。
お盆の剣術合宿では、行く前に「よぉし!毎日200回続けるぞぉ!」と、
妙に意気込んで行ったくせに、暑いのと、早朝の自転車と、ビールの誘惑で、
とうとう素振りの類(たぐい)はやらず仕舞いだったのだ。
この一挙動の素振り(摺りかぶり)は本当に効果的で、
実は自分の欠点(=体幹が出来ていない+打ち込む足が遅い)は、
しっかりと、摺りかぶりを続ければ、ほとんど矯正出来ると信じている。
信じているのに続けられないというのは自分の弱さである。
自分で弱さを言ってしまうというのも言い訳なので見苦しい。
これが私の一番ダメなところで、この「継続した努力」こそ身につけるべき道なのである。
まさに「剣道は人間形成の道である」では無いかと思う次第なのだ。
(師匠の指導風景、これは10日に撮影したもの)(この姿勢こそ目標にしたい姿勢である)
昨夜の稽古で、ほんの少しモチベーションは上がってきたように思う。
これを書き終えてから、摺りかぶりをするつもり。
50回ずつ。1日に4回目標だ。
よぉし、ずっと続けるぞぉ!