稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

別れ・・・・

2018年04月08日 | つれづれ
その時その時を一生懸命生きてきたから
決して後悔なんかしないはずの人生でも
悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて
どうしよもない時があるものだ

今夜は酒を飲みながら
流れる涙に人生を問いただしている

貴方にとって私は小さな存在だったとしても
私にとって貴方は大きな存在だった

何とかわかってもらいたくて
何とか自分を認めてもらいたくて
虚勢をはったり甘えてみたり時には反発してみたり

しかし貴方は私の事など気にすることも無く
今朝、突然、私の前から消え失せてしまったのだ

明日から超えるべき物も無く
大海の木の葉のように私はこの世を生きていく

いや超えるなんて事ではなく認めてもらえるだけでも満足したはずなのだ

私を認めてくれますか?
よく頑張ったと言ってくれますか?

私の問いかけは春の強い風の中に消えていく・・・

貴方のご冥福を今、この盃の中に込めて祈り、心から献杯します

ありがとう
本当にありがとう
貴方に教えられたことは数多くこの胸にあるのです

コメント
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