稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館定例剣道稽古(矢田中学校、5月30日)

2018年05月31日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。
館長、私、F六段、K芦五段、K部五段、K野三段、弟子初段。

剣道形はK芦五段と弟子。私と弟子、五本まで裏表。

打太刀五本目の左足の引き付けを指導したのに、
自分の時はし忘れた。
と言うより、3歩入った時に間合いに入り過ぎていたので、
引き付ける必要も無いままに打ってしまったという次第。
これは一刀流の時も時々やってしまう。
間合いに注意するのと、不要であっても
ホンの少しだけ形で表す必要があると反省した。

弟子は合格点。K芦五段は四本目の打ち下ろした剣先の高さがイマイチ。

-------------------------

F六段が遅れたので基本稽古を指導。
切り返し、正面打ち、小手打ち、相小手面、出頭面。
基本稽古の小手打ちでは、空けて打たせるのではなく、
元立ちが打とうと手元を(ほんの少し)上げたところを打つように指導した。
出頭面は木曜会と同じく蹲踞からの3本勝負とした。


(弟子とK芦先輩)


(蹲踞からの出頭面3本勝負、これは良い稽古だと思う)


(弟子の打ちは良くなったが、足の裏がたまに相手のほうに見えるように上げている事がある)


(K芦五段の打ちは、右手で上げて右手で打つ、足にも難点がある)


(K部五段は防ぎ打ちとなる、体制が崩れる場面が時々ある)


(しかしながら器用に打つ、もう少し全体に肩の力が抜ければ良いのだが)


(F六段へのK芦五段の面打ち稽古、右手で引き上げ右手で打ってしまう)


(弟子の面打ち、その1)


(その2、この足は良い)


(その3、これは足の裏が見え過ぎ)


(その4、打つ速さは速くなった)


(稽古を見守る井上館長)


【感想・反省点】

1週間悩んでいる。本当に剣道は奥が深く難しい。
ともかく師匠(S八段)に教わったとおり剣先を真っ直ぐ相手の顔の中心とする。
無理やり面を打ってきたら胸突きで制する。小手には表で僅かに摺り上げて面も打てた。
思い切って間合いに入って打つことも出来た。一歩入って出小手、一歩入って返し胴。
しかし少し疲れてくるともう駄目である。待つ気が出て来る。
待つ気だと後手後手になる。
水曜日は何とか誤魔化せるが木曜日では通用しない。
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No.10(昭和59年11月5日、前項、No.9より続く)

2018年05月30日 | 長井長正範士の遺文


このように技の変化により力の入れ方も変わってくる。

一体、剣道は簡単に心身の鍛錬と言うが、
心がどの技の時にどの肉体の部分を鍛錬するのか、
はっきりと知らなければならない。

そこでもう少し分解して言うと、構えた時は下腹、
打ち間に入る時は中腹(すっと息を吸って入れば下腹の力が中腹に移り、
肉体が全体にやわらかくなり無理のない自然体になる)、
甲手を打つ時は、咽喉から吐き息で「コテ」と掛け声を出して打つ。
面を打つ時は上腹(水月=みぞおち)から「メン」と掛け声を出して打つ。

例えば甲手を打ち、ひるんだ隙に面を打つ時の掛け声と
肉体の力の入れ方の変化を考えて貰えば判る筈である。

このように心と肉体のつながりを研究解明しなければ心身の鍛錬にならないのである。
(その他、足腰や腕、又その末端の指等の働き、力の入れどころなどは後述する。)

それを知らず、どの技でも下腹からばかり掛け声をかけて打つと、肉体のバランス上、
両肩に力が入り、右腕も堅くなり、無駄な力が入る為、呼吸が乱れ、長続きしないのである。
即ち、力の剣道は長続きしない所以はここにある。

このような剣道はある程度強くなるであろうが、それ以上は伸びないし、変に固まる。
それに反し、精神の発露からくる鍛錬は無限であり、年老いて益々上達疑いなし。

注:下腹の力を抜いて水月で面を打つと腰が引けると思う人があるが決してそうではない。
面を打つ瞬間、心=気(水月)で打っているから足腰が自然に伴い腰が入っているものである。
よく研究体験して貰いたい。

この項終り。
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鍔を購入ついでの稽古(なんば養正会、2018年5月28日)

2018年05月29日 | 剣道・剣術
先週に続けて難波は「なんば養正会」で稽古。
仕事がまだ残っていて心残りだったのだが、
先週の稽古の前に鍔を10枚頼み、それが入ったよ・・との知らせがあったので
急きょ難波まで出向いた次第。稽古がメインでは無い。
頼んだのは府立体育会館横の剣(つるぎ)武道具店である。


(〒 556-0011 大阪市浪速区難波中3丁目4−7 剣武道具 電話 06-6585-9975)

ここは袋物や刺繍が得意な少し毛色が変わった武道具店である。


(買ったのは直径9センチの樹脂製の鍔10枚)

鍔は一刀流の木刀用だ。
初心者には高価な革鍔は不要だし、大きなほうが安全だから。
とんぼ堂の在庫が無くなったので補充が必要だったのだ。

養正会の稽古には地稽古から参加。
地下の道場は妙に湿気があって息が上がってバテてしまった。
出来るだけ中心を取って待ち剣にならぬように気をつけていたが、
体力の無さで最後のほうは少々気が抜けた状態だった。

塩辛い汗が目に入って目が見えない事も数回あった。
理合や精神を問う前に、まず体力を何とかしないといけない。


(基本稽古の様子)


(地稽古が始まる、中央の背の高い方はイタリアの方で身長は192センチだそうだ)


(元長正館のN六段の面打ち)


(Kさんの娘さん、お父さんが稽古を終わるのを待っていたのだが眠ってしまった)

本日は愛用のNEX-C3でなく、小型のWX-350なので画質悪し。
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日下越えの手前まで(2018年5月27日)

2018年05月28日 | バイク・クルマ
27日の日曜日も仕事。天気が良いのでバイク。
ちょいと寄り道して、日新高校の下を抜けて日下越えの道まで。

現在は阪奈道路があるが、大昔の古道の一つに
「日下直越道(くさかじきごえどう)」がある。

昔の近鉄奈良線には、石切駅のもう一つ奈良側に、
孔舎衛坂駅(くさえざかえき)というのがあった。

この駅の横の道を登っていく道が日下越えの古道である。
神武天皇の東征では、この日下のすぐ下が河内湾だった。
日下に上陸し、この日下を越えて大和の地(奈良)に向かったのだ。

少し古代に思いを馳せて、カメラ屋に寄ってから仕事場へ向かった。
ちょいの間のポタリングである。


(いまはハイキングコースとなっている)


(少し下ると大阪平野が広がる)(古代は河内湖が広がっていた)


(孔舎衛坂駅跡、道のように見えるのが線路跡)


(数年前までは入れたが、今は入れない)


(バイクは振動でお腹が空くので、ちょっと豪勢な弁当にした、森田屋の牛カツ弁当1080円也)
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粕井貫次四十九日法要(2018年5月26日)

2018年05月27日 | つれづれ
26日11時より実家の離れにて法要。
お昼に新大宮の桃谷樓にて食事。
そのあと実家に戻って夜遅くまでグダグタと延々と飲み続けた。
昔から変わらぬ風景だが人は入れ替わった。
世代交代を感じた。














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特攻 最後のインタビュー6(粕井貫次)

2018年05月26日 | つれづれ
きょう26日は親父の49日の法要です。仕事も稽古も休みます。

親父のyoutubeの動画を紹介します。
お時間があれば見てやってください。

特攻 最後のインタビュー6
https://www.youtube.com/watch?v=3k-D7IJp6oo







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身構え、気構え(木曜会、2018年5月24日)

2018年05月25日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年19回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター。30名ぐらいか。

稽古内容は、切り返し、面打ち、出頭面、出小手、
相小手面、面に対する応じ・返し技(面、小手、胴)、
1分半の地稽古4回(五段以下、六段以上に別れて)。

師匠の指導、お話の要点のみ記す。

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呼吸法を意識する。審査当日の呼吸法。
遠間、触刃の間での呼吸法、交刃、一足一刀の間での呼吸法。
自分の呼吸を整えることで相手の息遣いがわかる。
打つべき間は左足が教えてくれる。
打つべき機会は相手が教えてくれる。
触刃交刃の間では無用な声は出さない。相手との我慢比べ。

切り返しで右手が中心になっている者が多い。
右手が中心になるというのは左足が撞木になっているから。
撞木になると腰が逃げる。腰が逃げると真っ直ぐ打てない。
剣道をしっかりしようとするには構えが出来ていなければならない。
左足を真っ直ぐにし、三角矩を守って真っ直ぐ打つ。

面を着けた時の紐の位置は物見の延長線上に結び目が来るように。

打った時は竹刀を上げないこと。(バンザイしないこと)
打った反動で跳ね上がった位置で抜けること。

打ったあとは力を抜くこと。
力が入っていると捨てきってないように見える。

間境には大きく3つある。
1つは、相手が動かない、たじろいだ時に打てる間境。
1つは、相手が出ようとしたところを打つ間境。
1つは、お互いが出た時に打てる間境。
出す技によっても違う。小手は面よりも30センチ遠い。

出頭面は「乗り身」を意識すること。
相手の竹刀に乗って行く。

寸田(=上丹田、眉間の奥)と丹田(=下丹田、臍下3寸)を結ぶ軸が、
攻め入る時、打つ時に前傾しないようにすること。

自分がこう出たら、相手はこう出て来るということを予測して攻めて行く。
打ってこなければそのまま打ち込んで決めてしまう。

摺り上げ技は体捌きを伴うこと。

構えを作るにはまず左足の向きが大事。
腕だけで構えを作ろうとすると足のほうが疎かになってしまう。
体(たい)あるところに用(ゆう)あり。体用一源(たいゆういちげん)。
体(構え)がしっかりしているから用(打ち)がある。
正しい打突をしようとすりなら、まず正しい構えをする必要がある。


(稽古前の風景)


(礼が終わって面を着けるところ)


(稽古終了直後の風景)

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【感想・反省点】

最後の地稽古では散々だった。

1人目、Yさんは木曜会風の剣道から外れ、いきなりの胴打ち、薪割り面など繰り出してくる。
まさに難剣。乱されるこちらも実力不足である。

2人目、Iさんは七段合格して見違えるようになった。
迷いが無く、攻めての出小手、真っ直ぐの出頭面など頂戴した。
油断していたと言えばそれまでだが、構えた時の気迫、身構え気構えで遅れを取った。

3人目(お名前失念)、相手のほうから先に攻め入る場面が多かった。
準備万端で待ち構えているなら良いが、何となく剣先だけで誤魔化してしまった。

4人目、Oさんはグ~と間合いに入られ「あららどうしよう」と思ったところを何本も打たれた。

身構え気構えが出来ていない。気持ちが集中していない。
攻め入る時に僅かに迷いがある。相手と正対していない。
意気消沈、反省のまま帰路に着く。
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長正館定例剣道稽古(矢田中学校、5月23日)

2018年05月24日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
毎週水曜日、19時半から。
本日はF六段、I剣士、弟子が休み。

最初は井上館長とK芦五段と私だけ。
「軽くやって早く終わろうか・・・」などと言っていたのだが、
K部五段、K川四段、K林君、C六段がやってきた。

六段審査を控えているK芦五段に打ち間が曖昧な部分を注意した。
一足一刀の間から、継ぎ足して、左足が右足を追い越して打ってしまう。

それと振りかぶり。
振りかぶった右拳がいつも額の位置にある。
左拳が額の位置にならねばならない。
素振りや切り返し、基本打ちで矯正しなければまず直らない。
右手主導で振り上げるクセが原因だがよほど意識しなければ直らないだろう。

いったい何のために基本をやっているのか。
自分の悪いところを矯正するために、
基本稽古の中で、自分の悪いところを確認し、
その部分に意識を集中して技を出さないと駄目である。
一本一本、本当に真剣になって取り組まないと基本稽古の意味は無い。
基本稽古はただの準備運動では無い。

C六段とは久々に稽古した。
彼は試合巧者で、いきなり交刃の間になるタイプ。
近間からの素早い面と出小手が得意なC六段、こちらは面を狙ったり返し胴を狙う。
最後まで、お互いに良い打ちが出なかった。
自分自身の課題は多いが縁の切れない良い稽古が出来た。


(体操、素振りは五段までと、六段以上の有志で行う)


(基本稽古は切り返し、正面打ち、小手打ち、小手面打ち)


(K芦五段の振りかぶりは右拳が額の前になる)


(C六段とK川四段)


(K四段は実力はあるが、精神的な弱さが出て五段になかなか受からない)


(四級審査を受けるK君は、左足が右足を追い越すクセが抜けない)


(一対一で集中して稽古するとその時だけ直るがまたすぐ元に戻ってしまう)


(K部五段は防ぐ気持ちが強く出て体制を崩してしまう場面が多い)
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酢で藍止めは可能か?

2018年05月23日 | 剣道・剣術
稽古で新しい稽古着を使ったら上半身が真っ青になってしまった。
肌が黒く汚いほうなので、自分でも「気色悪ぅ~」という状態。

ネットで調べると酢に漬け込むと良いらしい。
さっそくスーパーで酢を買ってきて5倍に薄めて浸けてみた。

24時間漬けて、軽くゆすいで干した。

濡れた手で先ほど触ってみたが効果はさほどに感じられない。
「酢で藍止め」は気休め程度と考えたほうが良いだろう。


(触る前)


(少し強めに触ると青く染まってしまった)
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多彩な稽古でヘトヘト(なんば養正会、2018年5月21日)

2018年05月22日 | 剣道・剣術
久々の難波での稽古だ。なんば養正会。
基本稽古はパスして回り稽古から参加。

なんだか外人さんが多い。
養正会はお客様(出稽古)が多いが、
今夜の稽古は外人さんの比率がとても多かった。
2メートル近くもある剣士、むやみやたらに速い打ちの剣士。
上段の剣士など、多彩な稽古になった。

実を言うと疲れが溜まっていて筋肉痛の他、妙に体軸がふらついていた。
回り稽古の蹲踞で、思わず竹刀をついてしまったことは恥である。
痛みがあったとは言いえ恥ずかしい。これは大いに反省。


(2メートル近くある剣士には思い切って間合いに入るしかない)


(上段の剣士)


(けっこうキレの良い稽古をされていた)


(この方々は日本語学校の生徒さんだそうだ)


(右のC種さんは大怪我から復帰された)


(養正会は五段以下が下座)


(上座には六段以上が並ぶ)


(これだけ多いと多彩な剣道が楽しめる)


(七段の先生方、一番奥は、90才の吉本先生)
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長正館月例稽古(2018年5月20日)

2018年05月21日 | 剣道・剣術
毎月、第1と第3日曜日は長正館の月例稽古である。
長正館という建物があった昨年7月までは、
月に1回、第3日曜日に行われていた稽古会が「月例稽古」である。
いまは月に2回、東住吉区の湯里小学校の体育館で行っている。
原則、所属団体に関係なく、誰でも参加が出来る気楽な稽古会である。

17時から18時までが一刀流の稽古。4人。
月4回の土曜日の定例稽古では行わない技を稽古する。
当分の間は刃引の稽古を続け、将来的には小太刀と合小太刀を稽古したい。

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18時半から剣道稽古。最終8人の参加。
いつもは地稽古だけだが、ちょっと思うところがあり面打ちの稽古。
最後は蹲踞から立ち上がっての相面勝負3本を何回か行った。

試合帰りの弟子も参加。
面摺り上げ面を教えてくれと言う。教えたら私より上手だった。
冷や汗を含め、たくさん汗をかいた月例稽古だった。


(間合いを意識した面打ちの稽古)


(触刃から交刃、一足一刀の間から打ち間を意識しての面打ち)


(T村五段とK芦五段、向こう側がK藤五段とK野三段)


(井上館長と弟子)


(弟子は打ったあとに竹刀が上がりすぎることを注意されている)


(面取れ~)




(92才、まだまだ現役の剣士である)

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往馬玄武会と一刀流稽古(2018年5月19日)

2018年05月20日 | 剣道・剣術
飲み会明けなので足が無い。
昨夜、車は事務所に置いていったのだ。
こういう時はバイクの出番だ。

往馬玄武会は少なかった。行ったら3人。私を入れて4人。
基本稽古はパスして地稽古(回り稽古)から参加した。
2分刻みだが、少人数なので3~4分していたかも。

後半は、指導をお願いされたので、師匠の受け売りをした。
遠間では自分の心と身体を作る、身構え気構えの間。
触刃、交刃は相手を観察する間。
一足一刀の間、打ち間は攻撃する間。

触刃、交刃の間で観察し、
相手が出て来るタイプなら一足一刀の間で準備万端にする。
相手が待つタイプなら、思い切って一歩入って打ち切る。
この辺は口で説明するのは難しい。

実戦的な基本稽古のあと回り稽古をして終了。


(往馬玄武会、いつも6人はいるのに3人しかいなかった)

---------------

いったん自宅に帰ってバスと電車で事務所まで。
途中で昼食して事務所で出荷作業。
時間内に終わらず一刀流の稽古は遅刻した。

後半より参加。打方(剣道で言う打太刀)を務める。
人によって加減するが「加減し過ぎ」と言われてしまった。
初心者は出来る形を繰り返し行う。少しずつ少しずつ上達する。


(中野中学校格技場、手前は入門者の稽古)


(構えは大事、後半は構えの稽古から始まる)
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ホワード飲み会(2018年5月18日)

2018年05月19日 | つれづれ
いつものメンバーが集まっての飲み会。
昔の写真も回覧したりして大盛り上がり。

病気の話、健康の話、仕事や転職の話、
社長や会長だった親父や伯父の話、
いまだにホワードの夢を見る話、
あんな思い出、こんな思い出。

青春はホワードにあったんだなあ。

飲み放題の2時間があっという間に過ぎてしまった。
おかげで電車を乗り過ごしてしまった。


(今は無いホワードの前身、フタバヤ時代、今はダイソーが建っている)









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間合いの稽古(木曜会、5月17日)

2018年05月18日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
今年18回目の木曜会稽古。
四條畷の市民活動センター。少し少なめ、20名ちょい。
六段合格の発表あり。ポイントは「体幹」かな?

稽古は、面、出小手、相小手面、返し胴。
引き出しての間、攻めての間を意識して。

師匠の指導の要点のみ記す。

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五段までが守破離の守。六段七段が守破離の破。七段八段が守破離の離。
守破離の破を修行するには、しっかりとした基本が出来ていなければならない。
基本は左足を基軸とした体幹、左足を基軸とした打突。
左足を基軸とするから間合いがわかる。
遠間、触刃、交刃、一足一刀、打ち間、残心、身構え、気構え。

【構えと間】

左足は真っ直ぐ。ヒカガミは伸ばす。
左足は軸足。蹴ってはならない。
竹刀は左手の小指半掛け、親指は伸ばす。
左拳の位置は真ん中ではなく親指の第2関節が臍前。
左拳は臍前、一拳か一拳半空けて構える。
一足一刀の間で、剣先の向きは、相手の「はれせいがん」「あおせいがん」の当たりに向ける。
相手は距離感が掴めず幻惑される。ここから攻め入って打突する。
間境を身体が越えるのではなく右足だけが越える。左足はパンパンに張っている。
相手が出ようとした時に、こちらは打てる体勢にある。これが先。
間境で、一歩入ろうと、身体が越えてしまうと打たれてしまう。
打てる場所は左足が教えてくれる。ここなら打てるという間。
体軸がズレていると、この間がわからなくなる。
いつ打つか、は相手が教えてくれる。

触刃、交刃の間では、相手をよく見ることが大切。
中心を取ろうと攻め合うのではなく竹刀が交わるところが中心と考える。
打ち間に入る時に中心を取る。

打突の強度、冴えは右手を最後に押し出すことで生まれる。

基本打ちでうまく当たらないのは間合いが間違っているから。
打ち間は自分で思っているより遥かに近い。
一足一刀の間で打てるのは相手が入ってきた場合だけ。
攻め入ってしっかり打つには、相手の鍔元まで入らないと打てない。
だから「どう入るか」が大事になる。左足の引き付けが大事。

遠間では自分の心と身体を作る間、触刃交刃の間は相手を観察する間、
一足一刀、打ち間は攻撃する間、と明確に分けて考えると間合いに明るくなる。
どんな稽古の場合でも、触刃の間では、一回止まること。

間合いを詰める時は小刻みに詰めてはならない。
小刻みに詰めると自分も打てないし相手も守ってしまう。

打つべき機会は「機を見て」。
これは相手が打とうとしたところ。
何かしらの兆しがある。変化の兆しを見て打つ。


(稽古前の風景Ⅰ)


(稽古前の風景Ⅱ)


(稽古後の風景)
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攻め入る時の呼吸(長正館矢田中学校、5月16日)

2018年05月17日 | 剣道・剣術
東住吉は矢田中学校体育館。
19時過ぎから弟子と剣道形5本まで。VERY GOOD!

F六段が遅れてきたので基本稽古から指導。
竹刀の握り方。左手の使い方、右手の使い方。
間違って憶えてしまうと矯正するのに何年もかかってしまう。
打ちは大きく伸びやかに。速く打つと崩れたままで固まってしまう。
左足の引き付けが遅れるのを注意。引き付けは意識しないと直らない。

最終的に稽古は9人。うち小学生1人。
蒸し暑いので息が上がる。
弟子との地稽古では途中2回も一息入れた。
中学生の元気の良さは驚きものだ。


(K芦五段の掛け声の元で準備運動と素振り)


(切り返しと基本打ち、ともかく伸びやかに正確に)


(I剣士の正面打ち、前傾になり、右足遅れて出始めて高く上がってしまう、右肘曲がり過ぎ)


(と言いながら、少しずつ改善はしてきている)


(弟子と井上館長、小手打ちは筒部を正確に捉えること)


(K部五段とK芦五段、K芦五段はこのような体勢で小手を打つことが多いが感心できない)

最後にK芦五段と立合い稽古。

触刃の間から一足一刀の間に入るのに声を出しながら(息を吐きながら)入って来る。
「触刃の間からは声を出してはダメですよ」と指導。

攻め入る時は声を出さないのが原則。
声を出しながら入ると次は息を吸うことになる。
吸っている時は隙になる。相手は発声が止まった瞬間に打ちに来る。

大きな息をしてはならない。静かに息をする。
入る時は吸いながら入る。入れた空気は「氣」に変える。
その溜めた「氣」で一気に打ちに出るのである。
これは師匠の教え。呼吸についてはまだまだ研究中である。
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