稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月31日午前)

2020年10月31日 | 剣道・剣術
「稽古行くの?」と朝ごはんを食べている途中に女房に言われた。

今朝から柔らかいご飯なら何とか食べれられる。
きっとまだ稽古は無理だろう。歯を噛みしめたら激痛が走る。

「行くけど稽古はしない、構えの写真だけ撮りに行くだけ」と言い、
撮影の機材を車に積み込んで生駒市武道館に向けて出発した。

一刀流の構えの写真は一度目は矢田中の稽古中で撮影して失敗し、
二度目は生駒市民体育館の玄関横の壁で撮影し、三度目に一部撮り直しした。
今回は撮り忘れていた「真剣の構え」を撮影するのだ。

きょうの往馬玄武会は人数が多い。8名+怪我のため見学が1名。
私を入れたら10名という、最近に無く賑やかである。

9時15分から準備運動から始まった。
私は武道館を抜け出して隣の市民体育館まで撮影機材と木刀を持って行く。
撮影のため袴の股立ちをとる。足の向きがよくわかるためである。

ついでに剣道形の構えも撮影した。
一刀流の構えと異なる構え、八相と下段である。
下はその写真。右向き、正面、左向きを並べてみた。



「八相の構え」は一刀流の「陰の構え」の両手をやや上げ、傾きを約45度に傾けたもの。
この構えは一刀流の陰の構えと卜伝流の肘を張った構えの中間タイプで実戦的な構えである。
左拳が身体の中心上にあるのは「陰の構え」と変わらない。

なお、写真で剣先の高さが違うのは、広角レンズのため、それぞれ奥行きが違い、高さがズレるためである。



下段の構えは失敗した。切先が高過ぎた。
(上の写真は剣道形の参考にしてはいけない)

剣道形の講習会で教わった構えは、切先の高さが膝頭より1寸~2寸下と教えられた。
一刀流の下段は、これよりかなり高く、水平よりやや下に構え、剣先は相手の下丹田に付ける。

実は、ここからが疑問で、
昔々教えられたのは「相手の膝頭より1寸~2寸下に付ける」だったのだ。
手元の資料には、補足説明で「段の剣先の高さは、相手の膝頭より約3~6センチメートル下とする」とある。

この2つ、似ているようで異なる。

上の写真は一足一刀の間合で、剣先を相手の膝頭より1寸~2寸下に付けてしまった。
小野派一刀流を修業している身としては正しいのだが、剣道形では間違えている。
無意識に一刀流のクセが出てしまった。

この件、また機会があれば詳しく述べたい。

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撮影から戻ってしばらくは稽古を見ていた。
何だか、むずむずしてきて「少しぐらいなら出来るかな?」と防具を着けた。
おそるおそる稽古に参加してみる。

しかし、歯の痛みが怖くて、精神的に中途半端だった。
やはり夢中になると噛みしめる事もあるわけだ。

噛みしめたら元も子も無い。
今夜の稽古(宝剣会)、明日の島本町の稽古(無門会)も控えている。
午後から仕事もしなければならない。

というわけで、
合計9人の2分間回り稽古+5分の地稽古だったが、
思いっきりの無い中途半端な稽古になってしまった。


(一番左が私、A藤七段との稽古)

反省としては、地稽古の達人、I山六段に、離れ際に竹刀を強く叩かれ落してしまったこと。
打ったあと、相手がどのような反撃に出るかも知れない。これは大いに反省する次第。
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大阪市平野区の居酒屋「三日月」

2020年10月30日 | 旅行や街角メモリー


毎週、多い時は週に2度通る平野の道路沿いに「三日月」という居酒屋があった。
長正館の稽古に行く時、この前を通って、赤い「三日月」という看板を見ると、
「ああ、もうすぐ到着するなあ」というホッと一息する看板でもあった。

今は無い。

コロナ騒ぎで業績が低迷していたのか、
今年の6月いっぱいか7月いっぱいで閉店してしまったようだ。

大阪の平野郷は、粕井の先祖が代々住んで、江戸時代までは綿問屋を営んでいた。
屋号は糟屋で、なんでも綿の滓(かす)を扱っていたそうな。
代々、糟屋庄左エ門を名乗っていたと聞く。明治になって粕井に改めた。
粕井の紋は「唐花」という紋だが、これは平野の杭全神社から戴いたもの。

そういうわけで、他の道はなるべく通らず、
毎週毎週、この「三日月」の前を通ってきたわけだ。

平野郷は歴史があり、昔は堀で囲まれた環濠集落だったそうである。
まあ、それは、この周辺の喜連や、八尾の久宝寺も同じであるが・・・

いつかゆっくり平野の街を歩き回って、写真を撮ったりしてみたいなあ。
その時は、あの「三日月」で、冷たいビールでも飲んでやろう。

そう思っていたのに店が無くなった。

一度も行ったことの無いお店だが、とても残念である。
印象的な夜の看板でも撮影しておけば良かったと、今更ながらちょっと後悔もしている。


(写真はgoogle mapからの戴き物)
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長正館剣道定例稽古(2020年10月28日)

2020年10月29日 | 剣道・剣術
先週の木曜日と金曜日に歯医者に行って治療をしてもらったが、
昨夜からまた同じ場所が痛み出して食事がまともに出来ない。
少しでも固いものは噛めないのだ。お昼のオニギリは噛まずに飲み込んだ。

歯の痛みからか熱っぽくて全身がダルいが熱を測ると平熱である。
歯を噛みしめると痛むので、おそらく剣道の稽古も良くは無いのだろう。
長正館の稽古は休むわけにもいかないので少し仮眠をしてから稽古に向った。
こういうことなら寝る時に着けるマウスピースを持ってくりゃ良かった。
全身がだるくやる気が出ない。先週と同じく一般道を避けて高速道路を使った。


大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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東住吉区矢田中学校体育館。合計10名。



基本稽古。指導はF六段。
私は左端で、うだうだ~とカメラなどいじっている。


(新しく買ったSONY RX100M2 の望遠で撮影してみた)

井上館長は右奥で初心者3人の指導。
今回は畏れ多くも井上館長に初心者指導をお願いした。

F六段との相面で打ち勝つことはほぼ無いが昔のように一方的に打たれることは無くなった。
動画で確認するとまだ振りが大きい。もっと意識して小さく振るようにしたい。



これはわざと大振りに打った面。

スピードに勝るF六段の面は、私の鍔付近で擦り落とされてしまった。
そのあと私の面は、遅れた分、竹刀の中ほどで打ってしまっている。

以前はこのような大振り面しか打てなかった。
最近になって小さく鋭く打つよう心掛けている・・・つもり。



面の得意なF六段には返し胴を20回ぐらい打った。
自分としてはきれいに打てたつもりだが、稽古後に「全部垂れに当ってましたよ」と言われる。
動画を確認したが、打突音を含めて全部胴に入っている。
上の写真は自分でも見事だと思った胴だ。
かなり強く打ったので胴の上からでもけっこう痛かったと思う。

15分近くの長丁場の稽古になってしまった。
いつもは途中で「一本お願いします」と言われるが何も言われない。
最後の方は何とか相面で勝ちたくて、そのタイミングばかり狙っていた。
動画で確認すると惜しい面も多い。が、やはり打ち切っていない。

20本近くの胴は、全部合格点の返し胴だったと思ったのだが、
稽古後に「ボクはあんな胴は認めてませんよ」と言われた。

そうか、それなら、もっともっと胴を打って「参りました」というまで稽古してやろう。


(稽古終了、SONY RX100M2 で撮影した画像)


(稽古終了 立ったまま黙想をする)

全体的には、中途半端な単発の小手を打つ場面が多かった。
空振りが多く見苦しい。足が出ていないのだ。

自宅に帰ったらやはり歯が痛い。
稽古は歯によくないのかも知れない。
おかずも漬物も噛めなかったので、ご飯に味噌汁をかけて夕食とした。
犬のメシみたいやなあ・・・と思った。

新しく買ったカメラ(SONY RX100M2)の画質が良いのだけが嬉しい。
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№132(昭和63年3月10日)

2020年10月28日 | 長井長正範士の遺文


〇次にもう一つ古い笑いばなしを書いておきます。これは“蝦名違い。”と題して道話にも載っています。

ある迷信家が元日の朝、屠蘇、雑煮も目出度く祝い、さあこれから廻礼に出かけようと、ひょいと門前を見ると、一人の子供が、オイオイと泣いております。彼は「めでたい元日の朝、所もあろうに、門前で泣き顔を見るとは縁起がわるいわい」としょげておりましたが、ふと思いつき、近くのお寺の坊さんの所へやって来て、ことの次第を話致しますと、お坊さんはニコニコしながら『縁起悪いどころか、そんな目出度いことはない。今年は福の神が舞い込んで来たのじゃよ。

よく聞きなさいよ。“七福に、貧乏神が追い出され、門の所で、わいわいと泣く。”と、どうじゃな目出度いじゃろう』と言われたので彼は「なるほど」と大いによろこんで廻礼をすませて、女房に声はずませて、「おい!今日はめでたい。元旦から縁起が良いわい。実はこれこれ、しかじかで、和尚さんの所へ行くと、さすが和尚さんはえらい。“七福が貧乏神に追い出され、門のところでわいわいと泣く”と即座に詠まれた。どうだ!目出度いではないか」と。

これを聞いた女房は「何です、七福が貧乏神に追い出され、ですって、それがどうして目出度いんですか、馬鹿馬鹿しい」というので彼も、「なるほど、そう言えばそうだ。ちっともめでたくねえ。あの和尚め!元日早々から俺を馬鹿にしやがって」とプンプン腹立てて、寺にかけつけ「今朝の歌はちっともめでたくねえ」『目出度くない?七福が貧乏神に追い出され、門のところでわいわいと泣く・・・何んと目出度いことではござらぬか』と、聞いてみると、なるほどめでたい。

「いや、女房のやつめ、勘違いをしていやがるわい。どうも有難う」と言って、飛んで帰り、「やいやい、やっぱりめでたい。お前が間違えている。七福が貧乏神に追い出され・・・」『何ですって、七福が貧乏神に追い出されるって?あんた、どうかしてるよ』「はてな?お前のいう通り、よし、もう一度お寺に行ってくる」と。三度めに寺の門をくぐったが、今度は念のために紙に書いて貰いました。そこで始めて“七福に”とあるべきを“七福が”と勘違いしていたことがわかりました。

以上、このようなことが、日常生活でよくあることですが、此頃は助詞の使い方が間違ったり、日本の言葉づかい、そのものが間違いだらけで、ひとかどのアナウンサーが、堂々と間違った言葉でしゃべっているのを聞くと、日本語も乱れた!と嘆かざるを得ないです。特にここ数年、おびただしい新語・流行語のラッシュで、われわれ年寄りは、新語・流行語には、何だか馴染めな淋しさを感じる今日此頃です。

例えば、「新人類」、「知的水準」。「亭主元気で留守がいい」、「激辛」、「やるしかない」、「バクハツだ!」等、又、今は忘れかけていますが、「イッキ、イッキ」、「トラキチ」、「私はコレで会社をやめました」等、テレビではやったものでした。然し、ヤング達に流行した会話に「とか」と、文章の止めの「××したりして」があります。「ネコもしゃくしも、めったやたらに愛用したりして。日本語文章の乱れや破壊というほどではありませんが、テレビを見聞きしていると、いやになります。去年の新語・流行語で、自由国民社から発表された中に、国税査察官の活躍をとりあげて、ヒットした映画「マルサの女」から、査察を意味する「マルサ」が新語部門の金賞であったらしい。又、流行語部門、特別部門を写しとっておきましたので、次に書いておきます。時代を知るために参考になるやも。続く。
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デザインやマニュアルの作業が続いて・・・

2020年10月27日 | 剣道・剣術
昨日は大阪府剣道連盟に行ってキーホルダーの打ち合わせ。
月曜日は本業の出荷で忙しいので、昼に大急ぎで剣道連盟まで往復した。
幸い、事務所の最寄駅から1本の電車で行ける。駆け足駆け足。。



これは昨年作ったもの。
今年はデザインを変えての要望で、これがなかなか決まらない。
作っていた、うさぎのカブリ物のキャラは使えないとのこと。

あれこれ考えたが良いアイデアが出ない。
こういう時には作りたいものをいくつか作ってみる。
数を作っているうちに閃きが出るのを期待するのだ。



カンバッチの要望もあったので、叩き台をいくつか作る。
試作なので大きさやレイアウトは大雑把である。
これを作るだけでも何時間もかかる。
おかげで養正会の稽古には間に合わなくなった。

と、ここで、一刀流の構えのマニュアル作りが作業中途で放ってあったのを思い出す。
水曜日の稽古に井上館長に見せるには急いで作ってしまわねばならない。



撮った写真を編集して並べていく。
これがけっこう手間がかかった。目も疲れてくる。

作業は深夜までかかった。
そういうわけで本日は寝不足で疲労が溜まったまま。
若い頃は徹夜したり、事務所で仮眠したりして仕事をこなした。
もうそんな無理の効かないトシになってしまった。

というわけで、本日のブログは以上である。
本業の注文が入っているが確認する元気が出ない。

いま18時25分。
きょうはもう帰る。
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生駒市武道館 宝剣会(2020年10月24日夜)

2020年10月26日 | 剣道・剣術
生駒市武道館。
本日の出席者、七段3名、五段2名。石丸師範はお休み。
気温は低いと思ったが汗が出て息苦しい。汗だく。

ストレッチ、準備運動のあと素振り。
礼をして切り返し、基本稽古、あとは地稽古一回り、最後に打ち込み。
終礼のあと時間をかけて剣道形稽古。



H田七段。
打ったり打たれたりのあと一本勝負としたが、これがお互いに決まらず長丁場に。
けっきょく、最初に礼をしてから15分近くの稽古になった。もうフラフラ。
お互いに手の内がわかっているので、疑心暗鬼というか、捨て切れず、当っても不十分なのである。
お互いに「あー、惜しいなあ」というのが何回もあったが終わらない。
最後はフラフラになったところを、足捌きによるフェイント
(小手を打つモーションから小手を打たない「小手面」のような技)で打たれた。
流れから言えば不十分な軽い打ちだが終りにした。もう限界。

何回か相面で、H田七段の面のほうが速いが、こちらの面が当たる場面があった。
なぜなんだろう?と動画を確認すると、こちらの面が僅かに遅く、結果として摺り上げ面になっている。
もちろんH田七段の竹刀越しの面になり、強度が不十分で1本にはならない。
しかし、この面は研究の余地あり。



O畑五段。
初太刀は相面となる。当たるが、このようにお互いが斜めになるのは何とかならないものだろうか。
相手が横から打ってくるのを裏から打てば打てるのだが、何だかズルをしているようで後味が悪い。
表から真っすぐ打って相面で打ち勝つ方法は無いものだろうか。

木曜会で習った、擦り当て面と、返して裏から面は上手く遣えた。



N村五段。
最後の一本は面が決まるが、やはり斜め打ちになっている。



A山七段。
出来るだけ「正面突破」を試みる。これは小手面の小手を打つところ。



終了後に剣道形の稽古。
最近は指導の意味もあり、七段同士では無く、七段-五段の組み合わせで稽古をしている。
姿勢、所作、理合すべてに指導の場がある。自分の勉強にもなる。


【感想・反省点】

勝負を意識するとどうしても姿勢が崩れる。
打ちも不十分で打ち切ることが少なくなる。
打つべき機会では無いのに打とうとして崩れる場合もある。
勝負を捨てて打ち切る稽古を続けていけたら良いのだが・・・
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月24日午前)

2020年10月25日 | 剣道・剣術
生駒市武道館にて。
9時過ぎから始まっているが私は9時半頃から参加。
いつもどおり仕事を片付けてから駆け付けた。

きょうは先週と違い私を入れて7人。他、足を痛めたH名四段は見学。
基本打ちの中途から参加し、2分間の回り稽古を一巡し、いったん休憩。
後半は、申し合わせの稽古のあと、時間まで地稽古。


(2分間の回り稽古)



A藤七段に面を放つ。

最近、ようやく「面が打てない病」から脱しつつある。
ちょっと遠いかな?と思う間合いから打ち込めるようになった。
まだ、防がれたり返されたりすることばかりだが気にしないようにしている。

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ヤァ~と言いながら打ち間に入って技を出す五段に対し、
それは「今から技出しますよ~」と言いながら入っていくに等しいですよ。と忠告。
いったん付いた悪いクセは、そう簡単には直せないし、気を抜くとすぐ元に戻るのである。

あと気になるのは、打って休憩、打って休憩の繰り返しになること。
審査を意識するなら、打ったあとの残心の取り方はとても重要である。
気の抜けた稽古など、いくら数を重ねても運動にはなっても上達はしない。

稽古は数でも時間でも無いと思う。
1回1回の真剣な稽古が大事。
だらだら稽古するならさっさと休憩すべきだ。



11時からは生駒一振館の稽古が始まる。
(生駒一振館と玄武会のメンバーは何人か重なっている)

生駒一振館
https://kendo-ikoma.jimdofree.com/

最近、新しい子供たちが増えてきて賑やかになってきた。
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メモ用カメラを買い替えた。

2020年10月24日 | 写真・カメラ
歯医者でメモ用カメラの、SONY DSC-WX350 が壊れたので、
仕事の合い間に(歯の痛みを痛み止めで誤魔化して)近くのY電機に行く。

Y電機には、壊れたWX350の新品が25,800円、
上位機種の、SONY DSC-100R-M1 が、39,800円、M2が29,800円とある。

上位機種のM2のほうが安いので、店員に聞くと「展示品の処分です」と言う。
「展示品ならもうちょい安うはならんの?」と聞いたが無理だと言う。

「他店見てから判断する」と店をあとにした。

カメラのKに行くと、M4が8万円台だった。
最新式のM7も置いてあったが、これは14万円を超すので最初から対象外だ。
Y電機に戻って、展示品のM2でも保証があるのを確認して購入を決定した。









これらはネットから拾った画像だ。

実は、RX100-M1が出た時から欲しかったのだ。
私の腕では、M1もM2も、最上位機種のM7もさほど違いは無い。
出費は痛手だが、欲しかったカメラが手に入った喜びは大きい。





上が、新しく買った SONY DSC-RX100-M2、下が壊れた SONY DSC-WX350。
一回り大きくて、ずっしりと重い。頼もしいコンパクトデジカメだ。

幸いなことに、使用する電池は同じである。
壊れたWX350も、充電器として使えるのが嬉しい。

この SONY DSC-RX100-M2 は、今まで重宝してきたNEX-C3よりも性能が良いと思う。
撮りくらべて、NEX-C3が劣るのであれば2台あるNEX-C3のうち1台を売ってしまおう。
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歯医者に行ってきた。(2020年10月21日)

2020年10月23日 | つれづれ
10年前ほどだったと思うがインプラントを5本入れた。
インプラントを入れてなければもっと良い車に乗っていたかも知れない。

ヤブでは無いが引退間際の時代遅れの歯医者と、
マジで本物のヤブ歯医者を渡り歩き、
痛みに耐えかねて大東市寺川のパール歯科にお世話になってから10数年経つ。
ここは設備も整っていて腕も良い。安心して治療を受け続けている。

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インプラントは調子が良くて非常に重宝してるのだが問題もある。
インプラントは骨に埋め込んであるので元からある自歯が負けてしまうのだ。

昨年痛んだのも同じ理由らしく、歯槽膿漏には間違いが無いが、
上の自歯と骨の隙間が潰されて緩衝材としての役目になっておらず、
奥歯の奥底のほうに嫌気性菌の塊があって炎症を起こしているというのだ。
今回は「噛み合わせの不適合が原因の歯槽膿漏ですね」と言われた。



私の歯のレントゲン写真。
下の奥歯4本がインプラント。ボルトが生々しい。
歯の表面の白いのは虫歯を埋めた金属である。

応急処置として噛み合わせの修正をする。
歯の隙間がどれぐらいの深さなのかの検査を行う。
針を隙間に差し込むこの検査、けっこう痛い。

で、けっきょく、明日(10月22日)に、4か所の悪い部分のうち2か所を、麻酔をして徹底的にほじくり出すとの事。
(説明では専門的な言葉が出たのだがよく覚えていない)



診察+治療が終わり、「麻酔かけてほじくるのは痛いだろうなあ・・」と、
待合室で待ってる間、手持無沙汰で撮った写真が上。

そしてそのあと別の写真を撮ろうとして悲劇が起こる。

手を滑らして、メモ用カメラの、SONY WX350 は、固い床の上にレンズを出したまま落っこちた。
レンズ部分は妙な形に折れ曲がり、無理やり元に戻したら、ガバユルになってしまった。

私の場合、常に腰に着けておくメモ用カメラが無いと落ち着かない。
ガラケーをスマホに変えた時に「もう不要か」と思ったが、やはり専用機のほうが良い。

このカメラの話はまた別に。
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長正館剣道定例稽古(2020年10月21日)

2020年10月22日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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実は調子が悪い。痛む歯のせいだ。
虫歯か歯槽膿漏か何かわからぬが時おりズンズン頭に響く痛みだ。
夕方、少し横になって休んでいたが、どうも稽古に行けそうに無い。
しかし、きょうは昇級審査の要綱を渡さねばならない、構えの写真も撮りたい。
行くだけ行ってみようか・・・と思い切って起き出して準備した。
頭がボヤ~としてるので渋滞の一般道を走る気にもならず高速道路を使う。大丈夫か?

ともかく着替えて、気になっていた構えの写真を撮る。
猫撮影用のSONY NEX-5。これならキレイに撮れるだろう。
昨日書いたが「マニュアル作り」のためだ。


(一刀流「陰の構え」、足が見えるように袴の股立ちを取っている)

完全無地の背景の場所が無く、壁のコードカバーの横線が気になるが撮影を開始。
正面、左向き、右向きの横で撮影していくが、案外時間がかかる。
小太刀まで撮影したら50枚近くにもなる。
途中でバッテリーが無くなり、新しいものに替えたが、
設定がおかしくなったのか、半分ほどはピンボケで使い物にならない。
けっきょく失敗。また日を変えるか、自宅近くで撮影しようと思う。

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初心者の指導はF六段に任せた。



準備運動と素振りと基本稽古はK芦五段に任せた。

A君兄弟は、インフルエンザの予防注射後ということで着替え無し。
初心者組のお手本として小学生3人がサポートに入ってもらった。



ちょうど撮影も終わったし、少しなら稽古出来るかな?と思って防具を着ける。
4人と軽く稽古をする。うん、大丈夫だ・・と思って久々に井上館長、S伯七段と稽古。


(御年93才の井上館長と稽古)


(S伯七段との稽古)


(終礼)


【感想・反省点】

稽古の終り頃から歯がまた痛み出した。
しかしながらそこそこ良い稽古が出来たと思う。

相面のタイミングがなかなか掴めないのが反省点。
早く動作を起こすと返し胴を食らう。相手が打つのを見極めてからでは遅れてしまう。
確実に「相手の起こり際を捉えること」が課題である。
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通勤時間帯に、前の車がやけに遅くてイラついた。

2020年10月21日 | バイク・クルマ
毎朝、山越えして、奈良から生駒山を越えて東大阪まで通勤をしている。
有料道路は使わない。旧阪奈道路か1本北側の国道163号を使う。

数日前の話。
やけに前の車が遅いのにイライラしていた話。

阪奈道路の大阪方面の下り坂、片側2車線だが車線変更禁止区間で追い付いた。
制限速度は50kmの下り坂で、他の車が60km近くを出しているのに20kmちょいのスピードしか出さない。
私の車の後ろは数珠つなぎになり、何台かは、しびれを切らして黄色線をまたいで追い抜いて行った。



途中の龍間で信号待ちになった。
後ろ姿からは性別も年齢もわからない。



信号が青になってもなかなか発進しない。
軽くクラクションを鳴らしたら発進した。
(威嚇にならない程度に軽く小さく鳴らしたのだ)

しかし速度は上げず、ずっとブレーキを掛けて走っている。
並走していたトラックは、さほど速くも無いのに先を行ってしまった。

故障なのかな?具合でも悪いのかな?
あまりに遅いのでそう思った。左に待避所兼バス停があるので「退避して欲しいなあ」と思った。



左に寄ったので「停まるのかな?」と思ったがそのまま。

けっきょく、この後、車線変更禁止で無くなったので右車線に入れてもらって追い抜いた。
追い抜き際に運転席を覗くと、70過ぎの老人が携帯電話で話をしながら運転していたのだ。

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携帯電話・スマホの「ながら運転」は罰則が強化された。
2019年12月1日から違反点数や反則金が約3倍にもなっているのだ。



理由は危険だから。

今回のような事例では、前方に危険はあまり無いだろうが、
イライラした車が黄色車線を越えて無理やり車線変更をてしまう事が多くなる。
今回も、確認しただけでも4台の車が黄色車線を跨いで追い抜いて行ったのだ。

追い付いた時点で携帯電話の使用がわかったなら、
すぐにクラクションで注意をうながすところである。
(これを書いた本日21日も、クラクションを鳴らして携帯電話の使用を止めさせた)

それでなくても通勤時間帯は急いでいる車が多い。
携帯電話による1台の鈍足運転が事故を誘発しかねないのである。
自分の行為が、どれだけ回りに迷惑をかけているのか自覚をして欲しい。

大阪330 な 61-27の、白のニッサン、エルグランド。
あえてナンバーを晒す次第。
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なんば養正会(2020年10月19日)

2020年10月20日 | 剣道・剣術
大阪、難波の大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)。
なんば養正会。大人の稽古は19時~20時15分(夜間の場合)まで。
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なんば養正会のホームページ。(管理人は私です)
http://doujyou.net/youseikai/
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19時から20時15分までの稽古。30数名。
基本稽古の最後から参加し、9人(うち出稽古の方2人)と稽古。



新らしく七段になったS井さんが「元立ちってキツイですね」と声かけてきた。
そうそう、元立ちと懸かるほうでは、天と地ほどの差がある。

しかし我々はまだ楽だ。相手によって手を抜くことも可能だし、手を止めて指導をすれば息も継げる。
だから稽古会などで、七段の猛者相手に1時間以上も元立ちを務める八段先生は、掛け値なしにスゴイと思うのだ。





出稽古の方。
非常に速い面を打つが、打つ前に左のヒカガミを曲げて、跳躍力で面を打とうとしている。
確かに打つスピードは速くなるが、事前にわかってしまうので返し胴を打つのはたやすくなる。
自重の意味でも、ヒカガミを曲げる悪い見本なので、あえてUPしておく。


(終礼)


【感想・反省点】

実は先週から歯が痛くて調子が悪い。
歯の痛みは我慢が出来ない。特に上の歯なので脳に痛みが直接ジンジン響く感じだ。
休もうかな?と思ったけど本日休むと間が空き過ぎる。2週間ぶりでも久しぶりの気分なのだ。

六段審査に落ちたO野五段にアドバイス。
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間の入り方がワンパターンになってますね。
自分の打ち間を左足を基準として自分で明確にしてください。
1)右足、左足と継いで打ち間となり打つ方法。いつもこれになってます。
2)他に、右足を先に出しておき、左足を右足に近づけて打ち間になり打つ方法。
3)左足を左前に出して打ち間になり、右足を左に移動させた瞬間に打つ方法。
4)いつでも打てる体勢になっておき、相手が「こちらの打ち間」に入った瞬時に打つ方法。
などなど、面を打つにも色々な方法があるので試行錯誤しながら稽古してください。
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人にアドバイスしながら自分が出来ているかと言われると実はまだまだ。
教えながら自分の課題を明確にしている次第である。
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長正館小野派一刀流定例稽古(2020年10月17日夜)

2020年10月19日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の中野中学校の格技室。
第1、第3土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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参加者16名。
少し肌寒いが、打方を続けると汗が流れてくる程度。



本日は、いつも通り、大太刀の稽古。
次回から、前半に大太刀、後半は払捨刀など別の稽古も行うようにする。



初心者は別枠で基本稽古。



後半は構えの確認から。



稽古終了後は手分けして清掃と消毒を行う。


【感想・反省点】

構えで気づいたが、特に初心者の構えが悪い。
というか、構えの種類を把握していないことに気づいた。

一刀流の構えには架九品(かけきゅうひん)の構えがある。

笹森順造著の「剣道」には、
敵から当たるところも敵を切るところも、
天地四方四隅、すなわち八方に中を加えた九方である。
この構えは敵の構えによって千能万様(せんたいばんよう)に対応する。

と書いてある。

1.陰
2.陽
3.正眼
4.上段
5.下段
6.本覚
7.霞(中、下、上)
8.脇構
9.隠剣

と笹森順造著の「剣道」に書かれてあるが、実際の稽古の中では、
上段に「右上段」と「左上段」、本覚には「逆本覚」、
脇構には「前脇構」、技の流れの中に「大正眼」と「中正眼」が出てくる。

近いうちに、これらの構えを撮影して長正館の館員用に資料として作るつもりである。
(資料は公開するつもりは無いので悪しからず)

あと、詳しい理由は言えないが、
鎬と反りの遣い方をわかっていない者がいるのも気にかかる。
決められた形は、形として反復修錬してしっかり憶えることは大事だが、
鎬と反りの遣い方は状況に応じて咄嗟に変化し対応しなければならない。
これを理解し稽古しなければ、剣術稽古など踊りと同じと言っても良いのだ。
もちろん「踊りが劣る」という意味では無い。別物だということだ。
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生駒市武道館 往馬玄武会(2020年10月17日午前)

2020年10月18日 | 剣道・剣術
連絡網でA藤七段がお休みだと連絡があったので、
ちょっと早めに仕事を終えて生駒市武道館まで向かった。
中に入ると稽古着姿は2人(I山六段とN岳五段)しかいない。私を入れて3人だけ。
Hさんが私服なので「どうしたんですか?」と聞くと稽古で肉離れをしたらしい。
普通は左足を痛めるのだが右足とは不思議である。何かに引っ掛けたのかも知れない。

先に来た2人は、何かの技の稽古をしていたようだが、
いつものような基本稽古はしていなかったようだ。
I山六段が1年ぶりの稽古なので、長丁場の稽古は無理と見た。

五段審査に落ち続けているH名四段にレクチャーを兼ねてN岳五段と実戦的な基本稽古をする。
相面、出小手、相小手面、返し胴。返し胴が下手と見たので123の掛け声で返し胴の稽古。


(相面、出小手、相小手面、返し胴の連続稽古)


(返し胴の説明)

そのあと1分間の立ち合い稽古を3人で2回り。
礼、蹲踞、立ち上がって構え、気迫、気勢、先の気位で間合いを詰めて打つ。
H名四段とN岳五段に手本を見せるのだ・・・という意識なので手は抜けない。
打ち切って振りかえって構えるまでの残心もしっかりと行う。


(1分間の立ち合い稽古)

あとは地稽古を時間が来るまでやって終了。

立ち合い稽古は、審査を意識した稽古を行うこと。
つまり、苦手な技を出さない。姿勢と気勢、先の気位を大切にして打ち切って残心することを意識する。
地稽古は立ち合い稽古とは違い、得意な技をより磨き、苦手な技を試してみる場として使うこと。
打って良し、打たれて良し・・の中でお互いに高めていく稽古をすること。以上を説明しておいた。

1時間ちょっとの稽古だが内容は濃かった。


【感想・反省点】

ここは木曜会(誠先生の剣道教室)のおさらいの場である。
自分が出来ないのに指導など無理なので、お手本を見せるために頑張ってみた。
木曜会で習った「相手が出ようとした瞬間の擦り当て面」がうまく出来たのが嬉しい。
そう言いながら、動画で確認すると、悪いクセ、粗さが随分出てきているのは反省点だ。
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新作・日の丸カンバッチの試作

2020年10月17日 | つれづれ
スマイルカンバッチは随分昔から作って、とんぼ堂で販売している。
個人の註文はそうでも無いが、たまに企業が100個単位で買ってくれる。
何に使うかわからないが、笑顔運動の類いで使うのだろう。


(昔から売っているスマイルカンバッチ)

このスマイルバッチは、試作を繰り返して作った、とんぼ堂オリジナルのデザインだ。
色が、普通の黄色と、濃い黄色がある。濃い黄色はタマゴの黄身色を意識した。


(春から売っているマスクシリーズ)

派生して作ったのがマスクシリーズ。
「コロナの咳では無いですよ」というアピールバッチである。


(ウィンクバッチ)

思いついて先日作ったのがウィンクバッチである。
スマイルバッチよりも目を大きくして、口も太くしてみた。



急に閃いて日の丸タイプを作ってみた。
いくつもの試作品を作って最終のデザインとして3つに絞った。
絵柄は単純だが、デザインをアレコレ考え、試作するのは結構な時間と手間がかかる。
根気のいる作業にはコーヒーが欠かせない。

販売は近日中。1個200円(税込み、送料別)の予定。
売れるかどうかわからないので少量しか作らないつもり。
安売りし過ぎでまったく儲からないのは私の性分である。


スマイルバッチのページ(コマーシャルっぽくてすみません)
https://item.rakuten.co.jp/tombodo/1057079/#1057079
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