稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

最近の猫ども

2016年10月30日 | うちの猫の写真
完全室内飼いの猫どもの紹介。写真は今朝の写真。

1枚目は大東市役所の近くで母猫に置いてけぼりくった「みぃ」ちゃん。女の子。
毎晩膝の上に乗ってくる。あとから来たのに今では一番大きくて重い。
猜疑心が強く、何か不信感があると隅っこからこちらを凝視してる。
でれでれしてくるが、くしゃみをすると飛んで逃げていく。



2枚目は星ちゃんと一緒に我が家に来た「月」ちゃん。女の子。
腰かけた私のパジャマ姿の膝の上でくつろいでいる。

兄弟姉妹は全部で5匹。名前は「月、星、彦、織、天」。
月、星、織ちゃんがキジトラで女の子。
彦ちゃんがサバトラで男の子。天ちゃんは真っ黒で男の子。
何でも母猫に育児放棄されたらしい。
里親募集のサイトでみかけ、この中から2匹選んで貰ってきた。

月ちゃんはとってもお利口さんでいつも控えめで邪魔になることはない。
臆病で、ブラッシングを怖がるのだけが難点。写真は何故か凛々しく写っている。



3枚目は「星」ちゃん。女の子。月ちゃんと姉妹。
小さい頃から目が悪く、今ではほとんど見えていない。
少しロンパリなのはそのせいかも知れない。
とっても甘えん坊ですり寄って来るし呼べば近づいてくる。犬みたいなところがある。
どこか触れていると安心するが、抱っこのような束縛は嫌がる。目のせいかも。
しっぽが太くて可愛い。ぽちゃ猫さんで、いちばんモフモフしちゃうのがこの子である。



4枚目は星ちゃんの尻尾画像。
ちょっと短めで、くっきり縞模様が可愛い。
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あえて下の者との稽古を大切にしたい

2016年10月28日 | 剣道・剣術
長い間、ただただ稽古の量さえ多ければ何とかなるのだと誤解していたのだ。
だから師匠を持たず、おそろしく無駄な時間を数十年も費やしてしまった。
師匠が居ないというのは自分の剣風が定まらないということ。
身近な例を、良いとこだけ真似してみても微妙にズレて定着し変なクセになる。

正しい剣道が身につけば、そこが「戻れる原点」になる。
迷えばそこに戻れば良い。そこから新たな冒険が出来るのである。
戻れる原点があるかないかで上達が決まる。
戻れる原点が無ければ剣風はさまよう。堂々巡りの悪循環におちいる。

これは私という経験者が言うから確かだ。
「良い師を3年かけても探せ」は本当だ。
探せなければ10年かけても探すべきだ。
そして戻れる原点を確立しなければならないのだ。


実際に剣を構えて対峙してみると色々なことが見えてくる。
見えてるだけでも駄目でそこから何を学ぶかだ。剣道も剣術も同じ。
学ぼうという素直な気持ちが無ければ稽古はただの運動になってしまう。
運動だけやっていてもある程度には強くなれるがそこで成長は止まる。

上の者から教わるのはもちろんだが、下の者との稽古で教わることも多い。
剣道だと、上の者には掛かるのが精一杯で姿勢も崩れ息も上がってしまう。
下の者だと余裕がある。余裕があるから自分を見つめ直すことが出来るのである。

姿勢や構え、気構えを正したり、剣先の攻めや普段できない技を試してみる。
これで自分の剣風を整える。整えた自分で、また上の者にかかっていく。
下の者との稽古で「戻れる原点」が確認できるのである。

形稽古中心の剣術でも、初心者相手の場合は自分自身の良い稽古になる。
正しい剣術に戻る良い稽古になるのである。
姿勢、間合い、足捌き、機会、刃筋など、修正すべき点は無数にある。

構えた時に緊張感の無い稽古など無駄なだけ。
下の者との稽古で、気を抜いて、ただ打たせるような稽古などしないほうが良い。
これは剣術も剣道も同じ。下の者との稽古こそ重要にしたい。


ある掲示板サイトで見たが、
さほど経験も無いのに、やれ剣道はどうだとか・・だとか、やれ古流剣術は・・だとか、
聞きかじりの知識で剣道や古流の流派を批判している者には嫌悪感を覚える。
中には見学に行っただけでその流派のことを完全にわかったように言う者もある。
自分自身の立ち位置も定かで無いのに良く批判など出来るものだ。
素人なら仕方が無いが経験者なら愚かなことだ。
根無し草の彷徨剣士になってしまう。

批判する前に良い師匠を見つけ稽古されたい。
戻れる原点を確認し、そしてそこから飛躍すべきだ。
剣を交えてお互いに誰もが学ぶ姿勢こそ大切にしたいものだ。
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S藤先生との出会い

2016年10月27日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
このブログ、初期の頃は稽古の事ばかり書いていました。
読み返すとかなり剣道で悩んでいた事がわかります。言い訳ばかり書いてましたね。
七段を頂いた今、個々の稽古のことを書くのは気恥ずかしくなってしまいました。
あれこれ書きたいけど「あんたどれだけのもんやねん?」って言われそうで書けません。

奈良で初段、岩手で二段、秋田で三段と四段、東京で五段を頂きました。
あちこちで稽古していたので師匠はいません。
一貫した指導を受けたことは無く試行錯誤ばかりしてました。
関西に戻り、妙な荒っぽい剣風のまま六段を頂きました。
五段は20回ぐらい、六段は15回ぐらいは受審しました。
異常に年数がかかったのは、かなり妙な剣道をしていたからだと思います。
ずいぶん遠回りしてきたものです。

ある時、自分の変な剣道に気付いたのは六段受審で悩んでいた頃でした。
構えも姿勢も何もかもが悪く、まずは手本となる先生を真似、構えから修正しました。
構えを修正した翌年に何とか六段合格しました。ここまでは自分でたどり着いた道です。

六段に受かったあと、長正館での稽古会でS藤先生(八段)に出会いました。
その稽古というかS藤先生の稽古姿が衝撃的でした。
尊敬していた七段先生達が手玉に取られています。
そして何よりも安定していて無駄がありません。
稽古のお誘いを受けたので、さっそく翌週から稽古に参加させてもらいました。
この方と出会えなかったら私の七段合格は5年は遅かったと思います。

S藤先生の剣友会での稽古、延々とゆっくりな面打ちをするので最初は退屈でした。
S藤先生が、この面打ち見本をしても、同じようにはまったく出来ません。
いま4年過ぎてますが、それでもやっと真似事レベルです。

そのほか、目からウロコ的な事を毎回のように指導されました。サプライズの連続です。
で、数年で明らかに剣風が変わりました。周りからも「変わったねえ」と言われました。
で七段審査。S藤先生の指導通りにやって初年度で受かりました。
これからもS藤先生を見習います。だからS藤先生は私の剣道の師匠です。

今年中には指が完治すると思われます。
そうしたら出稽古も積極的に参加し、より剣道を深めたいですね。
ブログではあまりは書かなくなりますが剣を交えて語り合いたいですね。
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東京&横浜

2016年10月25日 | つれづれ
10月22日は小野派一刀流宗家、禮楽堂に行きました。
午後の稽古まで時間があったので同行した女房と靖国神社を参拝。もちろん遊就館へも。
ハチ公前で長正館の井上館長と野村さんと合流して禮楽堂へ。



夜は恵比寿に住む長男と、お付き合い中の彼女、そして女房と4人で銀座で食事。長男の奢り。



泊りは身分不相応な横浜ベイホテル東急のエグゼクティブツインベイビュー。
早割りとポイントを使ったので結構安かったのです。



翌日は赤レンガ倉庫、山下公園、氷川丸、中華街と横浜満喫。
昼食は中華街で買った持ち帰りの小龍包と台湾ビール。
山下公園のベンチに腰かけてシーバス(船上バス)が来るまでのんびりしてました。
なかなか中身の濃い一泊二日の旅行になりました。

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洞川温泉

2016年10月01日 | つれづれ


10月1日~2日と35周年の結婚記念に奈良の南の天川村、洞川温泉まで女房と出かけました。
旅館は「花屋徳兵衛」。とっても風情豊かな旅館で、部屋も料理もお風呂も対応もとっても良かったです。
食事のあとは夜の洞川温泉街を下駄でカランコロンと歩きました。
女房は旅館の浴衣。私は持参した浴衣に麻の夏袴です。



温泉街全体が提灯のイルミネーションで包まれています。灯りが優しく包んでくれました。
翌日は鍾乳洞を見たり博物館に寄ったり、最後にみたらい渓谷を少しだけ散策したりしました。
一泊二日でしたが洞川を堪能しました。また季節を変えて散策してみたいですね。
サプライズは生駒高校の剣道部の2年先輩の車谷健三さんに偶然に出会ったことです。46年ぶりです。
とても思い出深い旅行になりました。洞川温泉万歳です。

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