稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜(28日)の稽古(なんば養正会)

2017年12月29日 | 剣道・剣術
今年の稽古納めは、なんば養正会。
(養正会は「なんば養正会」と名称を変えました)

前半は基本稽古。
太田欣之師範から数回の指導がある。要約すると、

1)打ち間に入ろうとして前進しながら竹刀の先端が上がり始めている。
2)それでは打つのが相手から丸わかりなので打たせてくれない。
3)遠間から打とうとして前傾姿勢になってはいけない。
4)打てる間はあんがい近いものだ。
5)右足が上がりすぎる。最後まで床を滑らすように。

奇しくも私が師匠から教わっている内容だ。
確かに養正会の基本稽古は準備運動化している。
身体を動かしていて汗をかいても理合から外れているので稽古にはなっていない。
師匠の言う「それはただの運動だ」である。


(太田師範による、最後まで剣先を外さないようにという指導)


(間合いと、右足を上げずに打つという指導)

後半は自由稽古。
初段二段には基本打ち。三段から六段までは地稽古。七段は真剣勝負。

ひとり、大道武塾の方が出稽古に見えられてた。
15年ほど前、奈良の道畑先生がたまに稽古に来られていて、道畑先生がご存命な時に、
大和郡山市の馬司町の体育館まで養正会の有志で出稽古に行ったこともある。
切り返しと打ち込み中心の厳しい稽古だったのを懐かしく思い出した。

強いのは若手の O七段。
誘いもいっさい通じず、面を打っても全部防がれる。
崩れないようにと心掛けたつもりだがどうしても崩れてくるのを感じた。
最後は面を防いだ右小手を鋭く打たれて終了。
あとで聞いたら大阪体育大学出身で38才だとか。
試合剣道タイプだが若手の七段。将来が楽しみである。

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今朝の猫(上の記事とは関係ありません)


(星ちゃん、SONY NEX-C3、F2.8、1/160秒、ISO-1600、16mm固定レンズ)
コメント
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